浮世絵＠三菱一号館美術館

浮世絵　Floating World－珠玉の斎藤コレクション－を観に行ってきました。
普段浮世絵に触れる機会もないし、元禄初期（1688年頃）や寛政（1794年頃）の時代に
制作された菱川師宣や喜多川歌麿、東洲斎写楽らの作品を前にして、しげしげと見ました。
7/15までの第1期は墨一色だった浮世絵が多色摺りへと発展していく流れや古典的な物語を
当世風に描いたものから美人画や役者絵のような今でいう雑誌のグラビアのようなものまで
を鑑賞することが出来ました。

連休明けから始まる第2期では葛飾北斎の冨嶽三十六景のような名所絵が登場するようです。
遊里や芝居町といった享楽や当世の風俗を扱った第1期から旅や行楽へと当時の人々が
高い関心を持っていたものの移り変わりが見れて、楽しめるのではないかと思っていて、
出来ればこちらも観に行けたらなと思っています。