緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

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ミステリーツアー

2018年09月21日 | 旅行
この夏、暑さでどこにも行かず、先日、気分転換にお一人様のミステリーツアーに行ってきました。
ツアーではない一人旅もプランがあって、色々調べていたのですが、実行に移す元気がなく、旅行会社のお任せ旅行にしました。

ミステリーツアーは初めてです。一度は体験してみようと思っていました。
一緒になったツアー客の方も、同じようなことを言っておられました。

で、感想ですが、総花的というか、散漫な感じの旅行でした。
添乗員さんによると、アンケートを取って、結果に合うように企画したのだそうです。
たぶん、色んなアンケートの要望に答えて、その結果、総花的になったみたいです。
私が行ったミステリーツアーは日を違えてまだ続行中なので、ネタバレにならないようにご報告です。

ミステリーツアーなので、行き先とかは全く教えてくれません。
とある駅で降りて、とある場所に行き、とあるホテルに泊まるといった具合です。
ホテル到着30分前に、ようやくホテルのある場所とホテル名を教えて貰えます。
ミステリーツアーのこういうルールは、同じミステリーツアーでも旅行会社で異なるそうで、バスに乗った段階でその日の予定を教えて貰える会社もあるそうです。

要望の一つに、ホテルで散策したいというのがあったそうで、一周30分かかるというコースがホテルにはありました。
散策というから、庭園のプロムナードのようなものを想像していたら、ホテルの傍の山道でした。
着いた時は天気が悪く、とても歩けない状態。

朝、朝食後に行くとなかなかの険しい道、後ろを歩いていた人は直ぐに引き返してしまいました。
景色は悪くないし、野鳥の鳴き声も聞こえます。
ただ写真を撮ったり、鳥を探したりしていたら、ホテルにいつ帰れるか分からない。
だから心残りのまま歩くしかありません。
それでも、最後には道に迷い、道が無くなって目の前のホテルに行き着けなくなりました。
出発の時間が迫って何とか大慌てで戻りました。

おかげで、ホテルの部屋にカメラのレンズカバーを忘れたみたいです。
ホテルのエレベーターの前で同じツアーの人と出会いましたが、顎から汗を滴らせた私の異常な大汗に、病気じゃないかと驚嘆・心配されてしまいました。

同じようなことは続いて、写真撮影に夢中になっていて振り返ると私以外人がいなくて慌ててバスに戻ったり。
行った先で興味を持っても、サッと見るだけで、じっくり見ることはできないのです。
普通、ツアーでも時間が足りないということはあまりないのですが、それがミステリーツアーの特徴なのでしょうか。

添乗員さんはおしゃべりな方で、「上高地に行った時には転んで骨盤骨折した」とか、「ロシアに行った時にはギックリ腰になった」とか、色々しゃべるのですが、話し方の癖なのか、肝心なことは曖昧にしか言いません。

行き先は信州でしたので食事やお土産では新鮮な野菜や果物に期待したのですが、それも無し。
去年のバーニャカウダ尽くしとは随分と違いました。

連れて行かれたお土産店も漬物専門で、試食したのですが味の濃い、辛いものばかり。
同じツアーの人も、「関西人で薄味が好みなのに、あんな味の濃い漬物、食べられないから買わなかった」と。
土地の食べ物は、食文化の違いがあるので、あまりお勧めではないのが分かっていない感じ。

盛りだくさんなのですが、どれも中途半端でした。
私にはミステリーツアーは合わないのかもしれません。
まあ、気分転換にはなったので、良かったかなと・・・・。

下の写真はホテルの散策路です。



二日目に行った牛伏川のフランス式階段工。松本市にある砂防施設です。




とても美しい砂防施設でした。
ここで写真に夢中になり、置いていかれました。

諏訪湖の傍の「ガラスの里」ではランチをいただきました。
パンが食べ放題で美味しかった。

そこにあったクリスタルボール。



受注生産で、注文すれば何か月か後には手に入れられるそうです。

リンゴ狩りにも行きました。
リンゴの木は意外に低いものでした。

採ってその場で食べました。

お土産にリンゴジュースを貰いましたが、重くて難儀しました。

次回はじっくりと観光できる旅行に行きたいです。