海の幸、山の幸、うちの幸

のんきなお料理記録のはずが、いつの間にかレット症候群という難病の娘と日常のあれこれの記録に…。

⑨ 結果発表

2008年07月15日 | ひな鳥ぴよぴよ
   採卵から一夜が明け、ドキドキの朝を迎えた 

   周期は19日目。
   この日は病院へ電話をし、受精卵の有無を確認することになっていた。

   午前10時を廻り、受話器を持ちながら深呼吸 
   ・・・が、結果を聞いて深い溜息に変った 

   よかった。。。いくつかの受精卵を確認できたそうだ。

   ほっと一安心。。。
   このまま順調に経過し、何分割か進んだところで、いよいよ胚移植を行うことになる。
   私の場合は、この日から3日後の周期22日に決行が決まった 

   それまでは注射からも逃れられるし、
   我が子も安全な保育園に預けているようなものなので、
   とっても自由~な気分だ 

   肩の荷もすっきりと降りた感じ 

   予てから行きたいと狙っていたターザニアに行くのも、今がチャンス 

   前回行こうと目論んだ時はHMG注射の最中だったので、
   副作用で身体がだるく、とてもそんな危険な遊びはできるハズもなく…
   もし行くとしたら、この時がチャンス  と秘かに企んでいた。
   胚移植後は、そんなハードな遊びはご法度だろうし、
   仮に妊娠に辿り着けば、一生無理 

   ターザニアはフランスで生まれた大人向けの「フィールドアスレチック」
   樹から樹へとターザンを使って空中を移動する、ちょっとハードなアスレチックなのだ。

   もちろん体力に自信がないといけません 

   …と、そんな風に束の間の自由を楽しもうと考えていると、

   な、なんだぁ 

   なんだか足元がフラフラ。。。

   立っていられないほどの目眩に襲われた 

   かつて経験したことのない程の目眩。
   原因を追究していくと、辿り着いたのは「ミノペン」。
   採卵の日に出された抗生物質だ。

   お薬の注意書きに「目眩やふらつきを伴うことがある」とある 

   やっぱり…

   そしてこの日を境に、さらに体調は悪化。
   わんこの散歩さえも行けない日々に突入してしまった 

   つくづく薬に弱い体質の私だった。
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⑧ 採卵終了

2008年07月14日 | ひな鳥ぴよぴよ
   目が覚めた…手術台の上だった 
   
  

   時計を見ると、ホンの一時間ほどしか経過していない…
   あっという間の出来事だったらしい。

   すでにコウノトリ先生の姿はなく、
   スタッフの看護士さん?に促され、静養室に移動した。
   
   なんだかぼ~っとしていたので、あまり詳しいことは覚えていないが、
   手術室へ見送ってくれたピヨ吉の姿はもうなく、
   一人静養室で横になっていた。。。 正午までは安静にということだった。

   身体がだるいので、動き回ろうなんて人はいないと思うけど…

   事はすべて順調に済んだのだろうか

   タマゴちゃんたちは、どうなったのだろうか

   いろんなことが頭に浮かんだけど、麻酔が完全に覚めていないのか、
   うつらうつらしながらお昼を迎えた。

   体調が安定すると、先生から今回の採卵の結果についての説明があった 


   今回で採取できたタマゴちゃんの数は、9個 
   まずまずの成績らしい…

   ほっっ 

   後はきれいに洗われたニョロ吉と一緒にし、
   明日の朝、受精卵の有無を確認するのだという。。。

  
   あ~、どうぞすべて巧くいきますように 

   
   外来でお薬を二種類もらい、祈りながら病院をあとにした 
   長い半日だった 


    今回のお薬 

   ・ミノペン・・・抗生物質。3日分。
            卵巣に針を刺したための抗生剤。
   
   ・プラノバール・・・卵胞ホルモンと黄体ホルモンの配合剤。12日分。
            着床と妊娠継続をしやすくする。


   採卵について  採卵

    今回のお会計…105,000円也。採卵培養胚移植料として。

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⑦ いよいよ採卵

2008年07月11日 | ひな鳥ぴよぴよ
   とうとう採卵の日がやってきた 

   きっと、採卵はこのプロジェクトの最大の山場だろう…。

   タマゴちゃんが採れなければ、元も子もないのだから。

   採卵はHCGを打ってから、正確に36時間後に設定されていた。
   そのため、前々日の夜9時半に注射をし、朝8時に来院するようにとの指令 

   採卵当日は忙しかった 
   というか、私たち夫婦が寝坊介だからいけないのだが…
   平日なので、ピヨ吉は仕事へ行かなければならない。
   けれど、私は麻酔をかけるため車での来院はできず、送ってもらわなければ 

   それよりも何よりも、大切なのはピヨ吉のニョロ吉を回収しなければ 
   鮮度が命なので、なるべく8時近くを目指した 

   そんなわけで、朝からばたばた 

   無事8時に病院へ到着すると、すぐにオペ室に…
   早朝にも関わらず、すでに4,5人のスタッフが手術の準備を済ませて待機していた 

   手術…オペ室に入るまでまったく想像していなかったが、
   まさにこれから行うのは手術…という感じ 

   うそ~っ 

   聞いてないよ! っていうか、聞かなかったよ…
   そうか、確か朝食は抜きって言われた。
   麻酔は静脈麻酔で、採卵後は正午までベッドで安静、帰りは運転などはしてはならない。

   そうか、やっぱりこれは手術なんだ。。。
   手術着に着替え、手術台に寝かされて、やっと気がついた 
   例えば、周りのスタッフが無言でてきぱきと行き来する様子なんて、
   物々しい感じ…

   恐る恐る、聞いてみた。 今更ながら…

   「あの~、麻酔って全身麻酔なんですかぁ…

   「そうよ~、点滴し始めたら1,2分でだんだんと眠くなりますからねぇ~」 と看護士さん。

   がぁぁぁん 

   全身麻酔ってことは、意識がないうちにいろんなことが行われ、
   意識がないまますべてが終わっているってことよ!!

   過去4回手術を受けたが、一貫して全身麻酔は避けてきた。
   全身麻酔でなければダメだと医師にきつく言われた時だって、
   そこをどうにか…と懇願して避けてきたというのに。。。

   たかが採卵で… という気持ちがぬぐえずにいると、

   「それでは点滴入れますね~」の合図で、ずっしりと頭が重くなった。

   「わかりますか~
   看護師さんの言葉が、すご~く遠くに聞こえるが、

   「な、なんとな、く…」 
   の言葉を最後に意識がなくなった 

   逆さまにの巨大竜巻に飲まれて落ちていくような…
   なんとも恐ろしい瞬間だった   ひゃ~ぁぁぁ 

   だから、麻酔は嫌いなんだ~ 

   
       

   目が覚めると、手術台の上。。。 すべて終わっていた。

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仲良しさん

2008年07月10日 | わんこの日常
   最近のわんこの散歩は、相当の体力を要する 
   臭い取りや、雄犬への攻撃行動がピークの今は、
   ドクターストップのかかった私には、とても手に負えず 

   仕方がないので、お散歩はピヨ吉の日課となった。
   仕事から帰ってからの、二人(一人と一匹)の夜のひとときは
   絆をとても強く確かなものにしたらしい。。。

   

   散歩が終わっても、べったり 
   わんこに至っては、ちょっとうっとり気味 

   ピヨ吉は、毎日お散歩に行けるとは限らない…。
   出張やら、帰宅時間が遅くなることもある。

   そんな時は、代打でババが借り出される 

   彼女は、犬を飼うことに大反対だった…
   たぶん、自分にとばっちりが来ると予想していたのだろう 
   予想は見事、的中 

   仕方がない、実家は困ったときの駆け込み寺なのだから 

   わんこは、お散歩代行者のババでもとにかく嬉しいらしい 

   

   お散歩の後は、やっぱりべったり 
   しかも私に向かって、
   「あっかんべ~」の顔をしているようにさえ見える 

   く、くやしい   なんだかとっても妬けるこのごろである。

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⑥ HMG終了

2008年07月09日 | ひな鳥ぴよぴよ
   魔の一週間がやっと終了してくれた。
   正確に言うと、周期8日目から15日目までの8日間。。。
   ちなみに、点鼻薬は16日間使用し続けた。

   あまりの痛さのため、人によってはお尻などに注射する人もいるらしい。
   私は我慢に我慢を重ね、最後まで上腕でやり通した。
   そこまで我慢する必要はなかったとは思うが…

   この8日間、二日置きに計2回のエコーチェックがされたが、
   タマゴちゃんの発育はややゆっくりだったため、
   もしかしたら採卵日が遅れるかも?? と懸念されたが、
   3回目のエコーで、ようやく十分な発育に辿り着いた。。。

   周期16日目、HMG注射を始めて9日目にしてやっとHMGから解放された 
   予定通りに終了して、一安心  

   と思ったのも束の間 

   育ったタマゴはさっそく回収しなければならない…
   お腹の中は、たくさんの成熟した卵胞ですでにぎゅうぎゅう 

   おかぁさん、苦しいよ~! と言っているよう 

   この日は夜7時の受診だったのだが、再度夜9時半に来院するように指示された。
   そこで今度は、HMGに代わりHCG注射が登場するわけだ。
   HCGは黄体ホルモン注射である。
   育ったタマゴちゃんたちに排卵するように促す。
   HMGに比べると比較的耐えやすい筋肉注射だ 

   けれどこの日は違っていた 

   打ったHCGは10000単位…いつもの3倍以上 
 
   な、なんかめまい 

   よろよろと病院を後にし、
   こうしてようやく36時間後の採卵を待つことに 

   っちょっとうかれ気分 

   けれど、プロジェクトXの見せ場は、何よりも採卵だったのかもしれない。。。

   どうやらHMGの痛さに、この先の恐怖を予想する余裕など
   このときはなかったのかもしれない。
   やっと採卵に辿り着き、
   何も知らずに採卵日を楽しみに待ち侘びている私だった 

    今回のお薬 

   HCG(黄体ホルモン)注射・・・10000単位。1回 1,155円。
                   採卵の36時間前に投与。
                   排卵を促し、採卵に備える。

   ちなみに HMG注射は 5,880円×8回=47,040円 でした。


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嫌いなもの

2008年07月08日 | わんこの日常
   わんこには、たくさんの嫌いなものがある 

   例えば、昨日は朝から激しい雷雨となったが、
   (そうそう昨日は七夕…お星様、かろうじて2つ見えました
   医者に出かけようとする私にすがりつき…ピィピィと泣く始末。

   そのほかには、お馴染みの強風 
   夜中に風が強くなろうものなら、いつの間にか寝ている私の傍らに張り付き、
   かなり寝苦しい夜を過ごすことになる。

   困ったもんだ… 

   そしてさらに嫌いなものが…。

   水  だ。

   先週末は、真夏日 
   あまりのギラギラ、ムシムシに、わんこもバテバテ 

   っそこで、お庭にプール誕生 

   

   わんこ専用プール…なかなか涼しげなのだが。
   わんこはこのプールを徹底的に拒否 

   どんなに楽しげに誘っても、避けて通る始末。
   とうとうベンチの下から出てこなくなってしまった 

   

   お~い、わんこ。 戻ってこ~い 
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夏がきたぁ~!!

2008年07月06日 | 山の幸
   

   夏の収穫物といえば、これ~ 

   甘くて美味しいとうもろこし 
   今年はちょっと早めの収穫かな??

   さっそく茹でてお味を確認 

                

    美味しいですぅ~

   これからはスイカもトマトもじゃんじゃん採れて、楽しみです 
           
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わんこと風太

2008年07月04日 | わんこの日常
   

   生後八ヶ月を過ぎたわんこ 

   立ち姿でお馴染みの風太くんが、頭の上でポーズ 
   に困っている様子。。。

   でも、本当に困っているのは、おかぁはんなのよ 
   
   わんこは八ヶ月を過ぎると、問題行動が急激にエスカレート 

   とうとう発情期を迎え、青年期に突入してしまったのだろうか…

   そして、とうとう大変なことが 

   

    それは後ほど、精神力と体力が回復した時にでも、
   ご報告させてもらいたいと思います… 
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⑤ 一週間・・・

2008年07月03日 | ひな鳥ぴよぴよ
   ロリ絵が再来し、周期はまた一日目、ふりだしに戻った。
   けれど今回は今までとは違う…。

   プロジェクトが本題に突入し、イベントが目白押し 
   とってもハードな周期となりそうな予感…というか、予定。

   前周期から引き続き、今もまだ点鼻薬は続いている…かなり面倒 
   でも勝手にタマゴちゃんに排卵されては困るので、きっちりと使用。
   途中薬がなくなってしまうのでは? と心配し、先生に尋ねてみたところ、
   現点鼻薬が一本なくなるまで使えば、その後効果は持続しているので心配ないのだという。

   よかった… 

   実はこの点鼻薬、私はあまり上手に使えていないようで、
   何度もやり直したりで、無駄遣いが多いのだ。 本当に効いているのだろうか…

   

   ・・・と、ブセレキュアの使用と平行しつつ、次のステージが始まった 

   たぶん一番の我慢のしどころがこれであろう、HMG注射(卵胞刺激ホルモン)だ 

   この注射を連日8日間投与することで、なるべく多数の卵胞の発育を目指す。
   通常一周期で一個の卵胞しかできないが、多数… 

   あぁ、恐ろしい。
   しかしもっと恐ろしいのは、この注射が尋常ではない痛さだ!ということ。

   これまでに何度か経験済みなので、身体が拒否反応を起こしているのは当然なのだが、
   毎日毎日、8日間も打たなくてはならないのかと思うと…とほほ 

   そして前回の受診で、採卵日を18日目に設定したので、
   周期8日目から、本注射がスタートされた。

    う~、痛い~ 

   今振り返っても、暗~い、暗~い一週間だったなぁ。。。

   HMG注射を打ちながら、2,3日に一度、エコーチェックに来院する。
   注射を始めて、吹き出物・頭痛・腰痛が毎日のように続いたが、
   この注射の副作用かは不明。
   先生にも聞かなかった…聞いたところで、注射を中止するわけにはいかないのだから。
   我慢して乗り切るしかないのだ 

   そしてこの注射の効果で、着実に

   卵が一つ、そしてまた一つ、と大きくなっていったのだ。

   卵巣パンパン 


    今回のお薬 

   HMG(卵胞刺激ホルモン)注射・・・毎日10000単位。連日8日間注射。
                     卵の発育を促す。

                     1回 5,880円也 

   
 
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宝塚記念

2008年07月01日 | お馬さん
   日曜日、関東はざぁざぁぶりの雨 

   阪神は… も、雨か…  となると、難しい競馬予想 

   とはいっても、結局のところは自分の好きなお馬さんを選んで終わる予想なのだけど。

   私の期待は「インティライミ」と「サクラメガワンダー」の親の代から続く果し合いなんだけど、
   どうも今回は無理そう。。。 メイショウサムソンが絶好調に見える。

   いつもは避けるサムソンの馬券だけど、今回は流しで購入 
   そしてもう一頭、光って見えたのが「「アドマイヤオーラ」 

   なんだか今回はイケル気がする 

   ・・・って、オーラはどこよ~   じゅ、14着ぅ~ 

   ビリッ着でした 
   
   エイシンジュピティは、流した馬券に入ってなかったため、
   せっかくサムソンが二着に来たというのに、取れず 

   ジュピティって、短距離が得意なのかと思いきや、中距離もオッケーなの 

   それとも梅雨の神様が味方についてくれたのかしら。。。

    宝塚結果 

   ① エイシンデュピティ
   ② メイショウサムソン
   ③ インティライミ      でした 


   宝塚はピヨひよ揃ってダメでしたが、
   最終レース、ピヨ吉の一点買い馬券が的中! 今回は微妙なマイナスで済みました。
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