昨日はレディースデーでしたし、お気に入りの玉木宏が主演ということもあって『真夏のオリオン』を鑑賞してきました(笑)
【あらすじ】真夏のオリオン - goo 映画より引用
1945年夏、沖縄南東海域。日本海軍所属潜水艦イ-77は米海軍の侵攻を防ぐべく、倉本艦長の指揮の下、防衛任務に就いていた。イ-77は倉本の的確な読みによって米軍の輸送艦を撃沈。しかし同じく防衛任務に当っていたイ-81は米海軍の駆逐艦パーシバルに葬られてしまう。親友である有沢・イ-81艦長の最後のメッセージを受け取った倉本は、パーシバル、そして敵艦艦長スチュワートとの戦いに臨むが……。
最初は玉木宏くらいの年齢で潜水艦艦長役は若いなぁと思ったのですが、パンフレットを読むと、実際に20代後半や30代で艦長を務められていたということ。私くらいの年齢であのような立場にあったことや、またちょうど当時の私の祖父たちの年齢くらい・・ということを考えるだけでも胸が熱くなってしまいます。さらには、劇中でも回天出撃を志願する回天搭乗員に向かって「もったいない」と出撃させなかった(とはいえ、本来の使い方ではない?使い方は印象的でしたが。)倉本艦長ですが、倉本艦長のモデルとなった人も実際に回天(人間魚雷)を使うことはなかったという人だったとのことです。「死ぬために戦っているんじゃない、生きるために戦う」という言葉が印象的でした。
それはおいておいて、もっとお涙頂戴物を予想していたのですが、戦争物だけど淡々としていたといいますか、死人が少なかったのが意外(?)なのですが、これでもかとうんざりするくらいに悲惨なシーンが多いものよりも、米軍駆逐艦艦長とのお互いを認め合うあたりなどが良くて、私はこういうのが好きかなとも思いました。映画のタイトルの「真夏のオリオン」は倉本に思いを寄せる有沢志津子が作曲して「お守り」として倉本に渡した楽譜。冬の星座のオリオン座が夏に海上から見えるのは夜明け前のわずかな時間。なので真夏に輝くオリオンはこの上ない吉兆ということ。そんな真夏のオリオンに志津子が思いを込めた詞、
「オリオンよ、愛する人を導け、
帰り道を失わないように」
本当にこれがお守りになった終戦時・・・。多分、何がなんだか分からない状況であったり、最後まで死にいこうとする回天搭乗員を救っただけでなく、米軍側にも・・・と思うとちょっとほろりときてしまいました。
酸素が足りなくなったり、ずっと潜りっぱなしになる状況(環境)は私には絶対無理だな・・と何度も思ってしまいましたが、だからこそ、あの状況下での仲間と結束して戦う隊員たちは家族同様の仲間なんだろうな・・・というのを思ったり・・・。海軍の白い制服がとても似合っていた玉木宏はもちろんですが(欲を言えば・・茶髪ではなくて黒髪がよかったなぁ・・・)、水雷長の益岡徹や機関長の吉田栄作もよかったです。そういえば玉木宏と吉田栄作が共演していた『ミッドナイト・イーグル』がありましたが(あれは自衛隊隊員役の吉田栄作はよかったけど~)、今作同様福井晴敏が絡みの、なんかよくわからなかった『ローレライ』よりは断然よかったです。
ところで・・・玉木宏といえば、私はあの役が一番好きですし、彼の代表作ですが・・・わざと狙っているでしょ?としか思えない台詞がありました(笑)ええ・・・それが言いたかったんですね・・・(笑)ということであちらの映画版も楽しみです
【あらすじ】真夏のオリオン - goo 映画より引用
1945年夏、沖縄南東海域。日本海軍所属潜水艦イ-77は米海軍の侵攻を防ぐべく、倉本艦長の指揮の下、防衛任務に就いていた。イ-77は倉本の的確な読みによって米軍の輸送艦を撃沈。しかし同じく防衛任務に当っていたイ-81は米海軍の駆逐艦パーシバルに葬られてしまう。親友である有沢・イ-81艦長の最後のメッセージを受け取った倉本は、パーシバル、そして敵艦艦長スチュワートとの戦いに臨むが……。
最初は玉木宏くらいの年齢で潜水艦艦長役は若いなぁと思ったのですが、パンフレットを読むと、実際に20代後半や30代で艦長を務められていたということ。私くらいの年齢であのような立場にあったことや、またちょうど当時の私の祖父たちの年齢くらい・・ということを考えるだけでも胸が熱くなってしまいます。さらには、劇中でも回天出撃を志願する回天搭乗員に向かって「もったいない」と出撃させなかった(とはいえ、本来の使い方ではない?使い方は印象的でしたが。)倉本艦長ですが、倉本艦長のモデルとなった人も実際に回天(人間魚雷)を使うことはなかったという人だったとのことです。「死ぬために戦っているんじゃない、生きるために戦う」という言葉が印象的でした。
それはおいておいて、もっとお涙頂戴物を予想していたのですが、戦争物だけど淡々としていたといいますか、死人が少なかったのが意外(?)なのですが、これでもかとうんざりするくらいに悲惨なシーンが多いものよりも、米軍駆逐艦艦長とのお互いを認め合うあたりなどが良くて、私はこういうのが好きかなとも思いました。映画のタイトルの「真夏のオリオン」は倉本に思いを寄せる有沢志津子が作曲して「お守り」として倉本に渡した楽譜。冬の星座のオリオン座が夏に海上から見えるのは夜明け前のわずかな時間。なので真夏に輝くオリオンはこの上ない吉兆ということ。そんな真夏のオリオンに志津子が思いを込めた詞、
「オリオンよ、愛する人を導け、
帰り道を失わないように」
本当にこれがお守りになった終戦時・・・。多分、何がなんだか分からない状況であったり、最後まで死にいこうとする回天搭乗員を救っただけでなく、米軍側にも・・・と思うとちょっとほろりときてしまいました。
酸素が足りなくなったり、ずっと潜りっぱなしになる状況(環境)は私には絶対無理だな・・と何度も思ってしまいましたが、だからこそ、あの状況下での仲間と結束して戦う隊員たちは家族同様の仲間なんだろうな・・・というのを思ったり・・・。海軍の白い制服がとても似合っていた玉木宏はもちろんですが(欲を言えば・・茶髪ではなくて黒髪がよかったなぁ・・・)、水雷長の益岡徹や機関長の吉田栄作もよかったです。そういえば玉木宏と吉田栄作が共演していた『ミッドナイト・イーグル』がありましたが(あれは自衛隊隊員役の吉田栄作はよかったけど~)、今作同様福井晴敏が絡みの、なんかよくわからなかった『ローレライ』よりは断然よかったです。
ところで・・・玉木宏といえば、私はあの役が一番好きですし、彼の代表作ですが・・・わざと狙っているでしょ?としか思えない台詞がありました(笑)ええ・・・それが言いたかったんですね・・・(笑)ということであちらの映画版も楽しみです
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