みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
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『鬼平犯科帳スペシャル~雨引の文五郎~』

2009年07月17日 | テレビ
 今日は待ちに待った鬼平スペシャル。オープニングからエンディングテーマが終わるまでじっくり見たい数少ない時代劇というかテレビドラマです。今回も以前放送された2つのエピソードを編集したもの。スペシャルや映画でもこの手の編集の仕方はあるけれど、やはり鬼平の世界は良いですね。鬼平関連の記事を書くときには常に書いていることですけど、密偵たちや盗賊たちのドラマ、そして平蔵の情けがホロリとくるんですよね。
 今回も平蔵と舟形の宗平(伊東四朗)とのエピソードが印象的でしたね・・・。いつ死んでもおかしくないくらいに具合が悪い宗平を気遣いもてなす鬼平と、盗人は畳の上では死ねないから長屋に帰ると言い張る宗平とのやりとりが印象的でした。もちろん、最後もね。悪事には容赦ない鬼平も大好きですが、最後のシーンのああいう心遣いというか心がある平蔵が大好きなんですよね。鬼平ファンの人みんなが思っていることだと思うのですが。

 やっぱりいつ見ても鬼平はいいですね~。最近は年に1度のスペシャル放送しかありませんから、見るたびに、おまささん老けたなぁ・・・とか思ってしまいますが・・・。やっぱり鬼平は吉右衛門さん以外には考えられないし、密偵たちも他の人以外考えられないのですよね・・・・(亡くなられているから仕方ないことですが、他の人が演じた彦十はやっぱり猫八さんなんだよねぇ・・・)

 原作も何冊か読んでいるのですが、最近まったく読んでいないので、原作もぼちぼち読み進めていきましょうか。

 時代劇は結構好きですけれど(最近テレビ自体あまり見ていませんが)、これくらいかなぁ・・・エンディングもしっかりと見て聞いてしまうものって・・・。あの音楽と映像がミスマッチなようで合っていてとても好きです♪