肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

肝臓癌になった医師の体験記

2008年10月06日 | 患者さんとの関わり
先日、腫瘍マーカーで、インターネットを検索していたところ、肝臓がんになった医師の闘病記のブログを見つけ、患者さんに紹介したいのでブックマークをしてもいいでしょうかとお願いしたところ快く、承諾して頂けました。
「医者がガンになった」という本を出版しました。著者・川崎平八郎、発行所・新風舎
という、本も出版されているので、興味のある方は是非読んでみて下さい。

川崎氏から、患者さん方に辛抱強く諦めずに治療をするようお伝えください。とコメントも頂きました。ありがたいです。
ブログ人

9月18日お月見の集い してみました

2008年09月21日 | 患者さんとの関わり

18日木曜日午後3時から、2階のリハビリ室で、歌の集いとカラオケをしてみました。宣伝をしてなかったので、入院中の患者さんが集まってくれたのですが、25名くらい集まってくれて楽しんでいただけたようでした。
カラオケの機械も買ったので、たくさんの人に歌って貰えるよう機会を作っていきたいと思いました。
アロママッサージのくるみ先生もきてくれて、今回は、マッサージ体験の時間がみじかかったのですが、ゆっくり体験できるような機会が作れたらと思います。

お笑い委員会 仮称 カラオケ購入!

2008年09月17日 | 患者さんとの関わり
先週の水曜日の医局会議で、お笑いについての有志の委員会を作ってみたいと提案してみました。みんなの快い賛成に後押しされて、なんと、カラオケセットを購入することが出来ました。7万円でなかなかいいセットが手に入れることが出来ました。9月18日院内のお月見まつりで、歌の集いと、カラオケをしてみようと思います。

七夕祭り してみましたー ちょっと早かったけど

2008年07月06日 | 患者さんとの関わり

病院のリハビリ室を借りて、午後3時から4時半まで入院患者さんを対象に、七夕祭りしてみました。
最初、川西のギターでの弾き語りと歌の集いをして、アロマオイルのマッサージを体験してもらう企画を取り入れました。東條先生が来てくれて、職員も動員して、患者さんに腕のアロマオイルマッサージをしました。患者さんと職員とのコミュニケーションにもなって、みんな喜んで参加してくれました。ここはどうだろうとか、今度はいつやってもらえるかなとかいろんな感想が聞けました。
そのあと、カラオケ大会に入り、5人くらいの方が歌ったあと、最後にまた、歌の集いをしてみんなで歌を歌って終了しました。

急な企画でありましたが、職員の方々の温かい協力で、大成功しました。
こういった、ちょっとした楽しいことが、患者さんにとっていい効果を起こしてくれたらいいなあと思いつつ、次回の企画をみんなで、考えてみたいと思います。

ウイルス性肝炎に関わる生命保険について

2008年05月30日 | 患者さんとの関わり
川上さんのホームページをみていたら、生命保険の可能性について記述してるホームページがありました。生命保険の会社によっても判断がいろいろありますが、一つの例として参考になればと思いこちらにもリンクさせておきます。決して勧めているものではありませんので、情報としてみてください。

健康豆知識 ウイルス性肝炎の生命保険お引き受けについて

北見の患者会の方から電話が

2008年03月24日 | 患者さんとの関わり
今日、北見の患者会の方から電話がありました。なんと、北見のフリーペーパーにも肝臓病フォーラムの記事が載っているとのこと。札幌の周辺であれば、わかるけど、北見にこんなに大きくのるなんてびっくりしましたと。ちょうど北見の菅原先生も講演をしてくれることになっているので、北見の人たちは喜んでると思いますよーと。

こんなに大きな講演会を出来るようになったんですねと励まされてるような褒められているような不思議な気持でした。しかし、この講演会活動を初めてから1年が経過して、たくさんの人たちの協力があってここまで来れたなあと、みんなの力がなければありえなかったことと感謝の気持ちがいつもあります。不思議なくらい時間や体力がうまく組み合わさっていると実感することもよくあります。

これからもどんどん、一人でも多くの人に安心してもらえるよう頑張っていきたいです。

その患者さんからの電話の最後に、自分にガンが出来たらちゃんと治療してくれないと困るよーと、頼むよーと励まされたことを付け足しておきます。

医療相談から B型肝炎について

2008年03月15日 | 患者さんとの関わり
先日、医療講演の後の医療相談で、真剣なまなざしで相談にこられたご夫婦がいました。
B型肝炎にかかったことがあるのですが、癌になると聞いて不安で不安で仕方ないと。
よくお話を聞いてみると、輸血の後に急性B型肝炎になってそのあとHBs抗体ができてるらしいことがわかりました。こうなるとB型肝炎は治癒したと考えて良いことを伝え、ましてや、孫に移ったりは絶対しないことをお話ししました。すると、良かった今日は聴きに来て良かったと、顔がすっかり明るくなって、人生がバラ色に変わりましたと言ってくれました。

B型肝炎は肝がんが出来る病気と心配でしかたなかったと。病院でも、大丈夫なようなことは言われたけど癌にならないとは言われなかったのでとのことでした。医者の説明不足と言うとそれまでかも知れませんが、大丈夫という言葉には、いろんな意味が含まれているので、心配がないです。癌になるという心配なことは大丈夫とは言いません。しかし、なかなか、その一言がないと辛い思いをさせてしまうのだなと、自分も気をつけようと思いました。

ささいなことでも、自分の気持ちに引っかかっていたり、不安だったりすることは是非聞いて下さい。
ガンになるかも知れないという恐怖心は、ガンが起こるはずの無い人にガンを作ってしまうことがあり得ます。
医学の進歩によって、B型肝炎は、治っていないのに治ったと言われた時期が有ったことも知られています。定期的に受診して今大丈夫なのだと言うことを確認することは、とても大切なことです。

治ったと言われても、年に一回、病院に顔を出してみることを勧めます。もちろん、大丈夫なのを確認するためにですけど。
病気があるかを確かめるためではなく、病気がないのを確かめるために。

1月26日メリットのオフ会

2008年01月28日 | 患者さんとの関わり
医療情報リテラシー(MELIT メリット)という、インターネットのサイトのオフ会がありました。メリットというと、シャンプーかと思われる方もいるかもしれませんが、そうではありません。
患者さん、家族、医療従事者の方々が運営していく情報発信サイトというとわかりやすいかな。
それでも、難しいかも知れませんが、のぞいてみてください。
これからの課題など、熱心に楽しく話し合いがされていて、参加できたことに感謝でした。
大阪の肝炎友の会の西村さんもいて、一生懸命活動されている方々にお会いできたことは本当にいい刺激になりました。

クリスマス会 終わりました

2007年12月20日 | 患者さんとの関わり

今日は院内のクリスマス会、歌の集いとカラオケ大会を行いました。急な取り組みでしたが、職員が手際よく準備してくれて、リハビリ室がカラオケルームに早変わり、7名の方が歌ってくれて、その前後で歌の集いを組み合わせて楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
仕上げは、きよしこの夜を歌いながらサンタさんがプレゼントを持ってきてくれるという、子供の頃の気持に戻ったようなほほえましい時間が流れました。
また来年も皆さんがんばっていきましょうー。メリークリスマス。

12月20日 院内クリスマス会 行います

2007年12月20日 | 患者さんとの関わり

12月20日木 午後3時から、緑愛病院2階のリハビリ室で、院内クリスマス会を行います。今回は準備が急で、入院患者さん向けですが、歌の集いやカラオケなどで楽しいひとときを過ごせればと思います。去年はしなかったようで、患者さんも楽しみにしているといっていました。希望者は外来からでも参加してもいいです。って、来れる方いるかな。ささやかなプレゼントも用意するようです。

写真は外来の待合いのクリスマスツリーです。季節感や楽しさは必ず患者さんの治す力へ向かってくれる。そんな実感がいつからか、確信になっています。音楽療法も理屈じゃないんですよね。学問的には理屈ですが、どう感じるか、どう楽しむか、前向きになれるかにかかっている。そんな感じです。

2007.12.6道新記事 肝炎患者さん救済へ向かって欲しい

2007年12月07日 | 患者さんとの関わり

道新の記事がのりました。ここではB型か肝炎の方がの負担が増えることが述べられています。しかし、肝硬変症や肝癌といった今急がなければ救えない方々のことはもっともっと急ぐべき事なんだけど、どうして国は急げないのでしょう。システムのスピード、国民病となった肝臓疾患をいかに救うか、原因と治療法がここまではっきりしてきたなら、生活習慣病以上に早急に対策をすることで早急に助かる命がたくさんあるというのに。。。もっともっと患者さんの状態を伝えていかなければならないのだと痛感します。臨床医として、小さい声かもしれませんが、たくさんの声を響かせて、国民病としての肝臓病を日本から消滅させて欲しい。肝癌になる病気を無くして欲しい、これは、国の税金を納める国民の数が減ると言うだけでも国にはダメージなはずなのに、お金の話をするのは、気持としては納得できませんが、今の出費と将来の収入は比べものにならないという試算さえできないのでしょうか。。。積極的に国の貴重な国民が死んでいくことを黙ってみていると言うことが出来ないという気持で十分元が取れる話だと、最近とても痛感します。。。

道新の記者の方に了承を得て掲載しています。

いろいろありますねえ

2007年09月11日 | 患者さんとの関わり
今日は、当直あけで、しっかり寝坊ぎみ、8時15分の会議にやっとまにあいました。危ない危ない。入院患者さんが緑愛に転院していって、午前中の血管造影を手伝って、午後からは経皮的ラジオ波焼灼術をして、その合間に医局の自分の机の掃除をしました。

大分少なくしてたつもりだったんですが、段ボールに30箱。赤帽を頼んでいいと許可が出ました。医局の先生には、はじめて赤帽で運ぶ医者を見ましたと感動されました。いいんだか悪いんだか。
でも、思いでのものがたくさんあって捨てられないんですよねえ。これはこの検討したときに集めたなあとか、研修医のときにこの本で勉強したなあとか、実際には無くても今は大丈夫な古い本が結構あったり。捨てられない性分。だから、こうやってがんばれるのかなあ。患者さんを大事にしていかないとって、あ、比較が全然違うかも。

緑愛に行った患者さんも、落ち着いた感じで、癒されているようで良かったです。環境が変わると緊張してしまいますが、リラックスできるようで良かったです。

明日は早起きして準備しますわ。

青葉のまち 感謝祭 参加してきました

2007年09月04日 | 患者さんとの関わり

札幌緑愛病院肝臓センターに10月から赴任するに当たって、関連施設である、青葉のまちで、感謝祭があったので参加してきました。そとの販売コーナーでは、ホタテと野菜売りをして、利用者の方がたの笑顔にたくさん出会ってきました。美馬先生もご機嫌で、利用者の方々の健康をあずかる診療所も来ているので、にこにこ顔の利用者をみては、お姉さん、お兄さんと声をかけていました(年令的に自分より上なのでそう呼んでいるよう)。

2時近くになり、私は、懐かしの昭和のフォークソングということで、ギター片手に歌ってきました。みんなが声を出して、手拍子もして歌ってくれたのでとても気持ちよく、6曲くらい歌ったかな。今度は、みんなが練習してる曲を覚えて参加しないといけないなと勉強してきました。

みんなが楽しいときを共有することの大切さが、とても、実感できていい時間でした。
準備していた職員の人たちも楽しそうで、これまた、みんなが楽しい気持で作っているお祭りで感動しました。

写真は、わた飴を作っている緑愛病院の方です、休みでしたが、こうやっていろんな人が手伝いに来てくれていました。