第37回Hokkaido DD(Digestive Disease) Clubに行ってきました。
天使大学大学院の関谷先生が企画してくれる勉強会なのですが、いつも、おもしろい話が聞けてとても勉強になります。
C型肝炎と微量元素 ―亜鉛の有用性についてー
日本大学医学部附属板橋病院 消化器肝臓内科 教授 森山光彦先生の、講演がありました。
亜鉛について、以前も講演していただいたのを聞いたことがあるのですが今回はその後さらにわかったことについて教えて頂き、とても勉強になりました。
亜鉛自体は、いろいろな酵素(アンモニアを合成するとか遺伝子を合成するとかの酵素)を動かすのに必要な物質で、肝臓病が進行すると低下するということが問題になると。亜鉛を補充するには食べ物では鉄分もいっしょに撮ることになるので、プロマックD錠を使うのが理想的だと話していました。
アトピーなどの皮膚にもとてもいいが、ビタミンCをとりすぎている方は亜鉛の吸収がされなくなるので、肌にいいからとビタミンCをたくさん飲んでいる人はやめた方がいいと言うことも話していて、患者さんにいたなと思い出したりしました。
亜鉛の吸収を悪くする薬が何種類(高血圧、胃酸抑制剤、利尿剤)かあり、注意が必要であるが、それを止めて亜鉛を補充するのではなく、併用しても飲まないよりはいいと話していました。
ASTやALTの改善効果もあり、アンモニアを下げる働きもあるなど、いろんな効果についても触れていました。
吸収は小腸で特に空腸で行われ、アミノ酸などの低分子と錯体をつくって吸収される。排泄は便からがほとんどで、尿からも出ている。胃酸がPH4を超えるとほとんど吸収されなくなる。
動物性の食品に含まれる鉄と、植物に含まれる鉄では吸収率が違うので、植物性の鉄分はほとんど心配しないでいいとも話していました。
栄養については、ほんとに勉強不足で、聞いたことのほとんどが砂にしみこむ水のように入っていった感じでした。
天使大学大学院の関谷先生が企画してくれる勉強会なのですが、いつも、おもしろい話が聞けてとても勉強になります。
C型肝炎と微量元素 ―亜鉛の有用性についてー
日本大学医学部附属板橋病院 消化器肝臓内科 教授 森山光彦先生の、講演がありました。
亜鉛について、以前も講演していただいたのを聞いたことがあるのですが今回はその後さらにわかったことについて教えて頂き、とても勉強になりました。
亜鉛自体は、いろいろな酵素(アンモニアを合成するとか遺伝子を合成するとかの酵素)を動かすのに必要な物質で、肝臓病が進行すると低下するということが問題になると。亜鉛を補充するには食べ物では鉄分もいっしょに撮ることになるので、プロマックD錠を使うのが理想的だと話していました。
アトピーなどの皮膚にもとてもいいが、ビタミンCをとりすぎている方は亜鉛の吸収がされなくなるので、肌にいいからとビタミンCをたくさん飲んでいる人はやめた方がいいと言うことも話していて、患者さんにいたなと思い出したりしました。
亜鉛の吸収を悪くする薬が何種類(高血圧、胃酸抑制剤、利尿剤)かあり、注意が必要であるが、それを止めて亜鉛を補充するのではなく、併用しても飲まないよりはいいと話していました。
ASTやALTの改善効果もあり、アンモニアを下げる働きもあるなど、いろんな効果についても触れていました。
吸収は小腸で特に空腸で行われ、アミノ酸などの低分子と錯体をつくって吸収される。排泄は便からがほとんどで、尿からも出ている。胃酸がPH4を超えるとほとんど吸収されなくなる。
動物性の食品に含まれる鉄と、植物に含まれる鉄では吸収率が違うので、植物性の鉄分はほとんど心配しないでいいとも話していました。
栄養については、ほんとに勉強不足で、聞いたことのほとんどが砂にしみこむ水のように入っていった感じでした。