肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

ウイルス肝炎患者支援全国キャンペーン 議会回り

2009年02月03日 | 肝炎救済に関連して
2009.2.2苫小牧、恵庭の議会へ電話して
苫小牧は松井議員、恵庭は柏野議員に会ってきました。
会派を超えて意見書や請願が通るように検討していきますと言ってくれました。

2009.2.3検査治療終了後、電話をしてアポを取り石狩の片平議員に会ってきました。
突然のアポイントでなにがあるんだって感じでしたが、あったら、とてもよくしてくれました。

意見書の形が通りやすいので、それを検討する方向で、そして、先日市民フォーラムで報告された、公明党が提出するという状況を見て、意見書自体は、どの党からだしても、地域として国に上がるので、この方法でやってみましょうと。副議長の公明党の加納さんを紹介してくれて、すぐ電話で、公明党の道議に確認、全道の公明党議員のいる自治体には、意見書を提出してもらうようにできるから、大丈夫と言ってくれました。

目が点に、、、こんなに早く展開するものなのかとびっくりしました。
しかし、郵送で依頼されたら、検討はするが上がらない、こうやって訪問してくれると提案してくれるようになるから、来てくれてよかったんですよといってくれました。
そして、医者がこうやってくるなんて普通はないですよと、こういう活動が出来ることに感謝です。

道議の公明党の方にもあいさつに行っておくといいですよと片平議員からアドバイスもありました。

また、道議の道下議員より保健福祉部でも検討するので意見書の文書など他の自治体を確認して進めていきますと報告もありました。
盛り上がってきているようですねえ。

また、石狩のインターネット放送の部門にも紹介してくれて早速取材して貰えて、今後とも情報提供を続けて貰えたらいいなあと思いました。
えりす いしかりネットテレビといって、全国的にも珍しい放送局とのことでした。
http://www.i-eris.tv

肝血流動態研究会 ありました

2009年02月03日 | 学会研究会報告新聞記事など
肝血流動態研究会 2009年1月31日と2月1日に横浜でありました。

早期肝癌の診断には針生検と、血管造影でのCTAPCTHAでのlow所見が必要と発表
日本は多段階発癌、そして、外国では癌と認めないものを肝癌と診断してきた

5mm前後のものもフォローされていた。肝癌と診断された。
多段階のものは、少ないかも知れない、フォロー結節が癌より少なかった。
コメントとして 悪性度を見ているだけでフォローの重要度を考えていけばいいでしょうというかんじ?

自然退縮した肝癌を3例経験した 心強いですね。
退縮した肝癌の場合は、炎症性の血流増加もあり生存部位の判断に注意を要すると

北大の西田さんが転移性腫瘍のソナゾイドエコーとMRIの比較をしていました。非常にわかりやすく、ゴールデンスタンダードを決められるくらいの検討が可能だろうとフロアの方から、絶賛されていました。一度、講演をしてもらいたいと思いますねえ。

門脈血行動態からでてくる結節や細胆管癌の画像など、以前はめずらしいと思われていたものもこうやって集まると結構数があるものだなあと、とても勉強になりました。