部分的脾動脈塞栓術のときに、スポンゼルというでんぷんのスポンジを使うのですが、それが、脾臓の血管の中にうまく入るかどうかを確かめるために、血管造影で使うカテーテルを業者の人に提供してもらって、実際に5×5×10のスポンゼル切片を作ってやってみました。
最終的には、当たり前のことなのですが、細い分類のカテーテルの中で太い方が有効であることがわかりました。
カテーテルも細くなるにつれて、内側が狭くなるのが普通ですが、内腔を広くしてすべりをよくする技術が進歩してるんですよね。新しいカテーテルがでるたびに細くても十分スポンゼルが通るカテーテルになっていればと期待して実験をしていきたいと思います。