京都での学会のメモです。誤字脱字など、ありますが、何となくわかって頂けたら幸いです。
○肝炎ウイルス治療のガイドラインの検証
虎の門から
1bhighで50% 併用で、そんなものだと思われる。72週とすることで女性では20%も著
効率が上がった
肝硬変症(C型)では、単独療法でSVRを目指すのが今の方向 代償期での話
B型肝炎のインターフェロン、核酸アナログ
インターフェロンは年齢ウイルス量で効果が変わる。
YMDD変異のある人へエンテカ使うと3年で50%耐性化する。3年持つならいいって人もいるかもしれない。
シークエンシャルセラピー(核酸アナログをやめていくときにインターフェロンをかぶせる方法)が薬からの開放という意味では有効なのではと
若年B型慢性肝炎における抗ウイルス療法の現状
30から35才は悩ましいと 現状を報告 82例
自然経過での正常化率 52.4%
インターフェロンでの正常化率 28.6%
核酸アナログ18例につかって
ウイルス量が多い(7LogIU/ml以上)とALTの正常化率が低くなる。
女性の方が正常化するのは男性より20%くらい高い
肝炎の進展例では若年でも核酸アナログが投与されている
発癌の低い人にIFNをする安全性が大事ではと質問
副作用について、発癌が低いからといって、発癌しないわけではなく、ウイルスがいない人よりあることは確かだから、と思うんだけどなあ。癌になったら、勝てない可能性の方が高くなることもあるから。。。
○B型肝炎ウイルス再活性化の問題点とその対策
免疫抑制がかかる薬を投与する際には、
予防投与としてHBVDNAが陽性であれば抗ウイルス薬を使用することが推奨されている
s抗原陽性では5例中2例が再活性化したと
HBcかHBs抗体が陽性であった53例からは3例が発症していた。
HBsAg陰性の204例から3例が発症 HBcなど測っていない症例が多かった。
○ポスター
地域連携パスの発表が多かったです。使いやすいのがなかなか、やはり自分で直しな
がら作らないといけないなあって感じですかねえ。骨子は同じ感じですからね。
あと併用療法で
DNA阻害薬のhydroxyurea(HU)ハイドロオキシウレアっていう、薬がIFNの併用のみなら
ず、単独でも効果があり得るかもと言う発表がびっくりしました。白血病の治療で既
にinterferon alfa-2a(genetical recombination)との併用が成功しているってことも書いてありました。
○肝細胞がんの生命予後改善のための挑戦
B型肝炎での核酸アナログの投与は、肝癌の再発での差はないが生存率での差があった
と。肝予備能の改善があるから、当然そうなるけど、肝癌の再発の差がでてきて欲し
いですよね。
C型肝炎では、肝がんの治療治癒後の1から3年くらいまでは差がないが、その後IFNリ
バビリン併用療法をしている人では再発に差がでるのではって感じの話が多かった。
もちろん生存率は良くなる傾向がありそうだなとは実感できた。
虎の門から、少量長期投与を試みるべきだとのしさの発表があったのはよかったあー。
経皮経肝門脈塞栓術が、塞栓をしていない肝臓の肝癌の再発を抑制し、予後も良くするという発表があった。
○肝細胞癌の集学的治療の現状と近未来的治療
少しずつ新しい話が出てきている感じ、もっともっといい治療が出てきそうな感じは
してますねえ。私もがんばらないとなあ。
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