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肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

肝がん検診助成のお願いとミニ勉強会 苫小牧 白老 せたな 乙部 厚沢部 上ノ国 江差編 修正

2013年04月02日 | 肝がん検診
 
道南地区 肝がん検診助成要望とミニ勉強会いってきました。
25日火曜日手術がちょうど無かったので、検診地区の周辺の自治体の保健師さんたちへ肝がんゼロを目指せる時代になったことを伝えたくて突撃勉強会に行ってきました。肝がん検診の助成制度の実現と周知もお願いしてきました。苫小牧で3名、白老2名、せたな7名と、各地の保健師さんたちが熱心に勉強してくれました。肝がん検診自体、ウイルスキャリアを中心とした検診の位置づけで行ってきましたが、最近脂肪肝炎や肝臓専門医のチェックが受けられる検診として活用する意義が高まってきていることから脂肪肝の患者さんなども積極的に検診に呼びかけてみたいという声も聞かれました。せたなの肝がん検診の再開を検討していくことになりました。
今回の走行距離は500k超えでしたー。うー北海道広い。

肝がん検診の助成については実現はすぐは難しいということがおおいのですが、住民の方が肝がん検診を知ってくれて受けたいと言ってくれる中で助成の声が高まって
いくと実現する可能性が高まると期待して行きましょうと話してきました。
27日は道南地区を回ってみようと思います。
肝がんの不安がなくなる人が増えますように。

さて27日木曜日
今回は、道南の患者会はまなす会の会長であり、北海道肝炎患者対策協議会の会長でもある川上さんと乙部町で待ち合わせして回ってきました。
今回も、28日木時間がとれたので日帰り強行軍ですが、札幌から道南の乙部、厚沢部、上ノ国、江差と回ってきました。走行距離は約700km。翌日外来があるので帰ってこないとならないので、なんとも体が持つのかと心配していましたが、以外と若いのね私って、自分を褒めつつ行ってきました。

26日火は当直明けで、振返るとしんどかったですが、今回は朝6時過ぎに出発してみました。朝は強いので明るい中運転できてよかったです。それにしても札幌と道路には雪はなく走りやすかったです。4時間くらいで乙部町に到着、乙部町役場で保健師さんを訪ねたところ打ち合わせで不在、午後帰りに寄ってみますってことで、次の厚沢部町へ、厚沢部町では渋田町長にも面会ができ、助成制度も含めて肝がん検診をどんどんやって欲しいって話になり、今回は江差では無く厚沢部でやることになりました。違う地区で行うことで掘り起こしができる点が非常に意義があると思われます。江差などの他の地区からのアクセスもとても便利な場所だってことを知りました。うまくあつまるといいかなと、厚沢部では4人の保健師さんにお話を聞いてもらうことができました。脂肪肝炎もフォローが必要となってきていることからできるだけ多くの人を検診につないでいきたいと行ってくれたので、渡島檜山地区で100人こえの検診が実現されるかもしれません。頑張らないとって感じでした。

そのあと、上ノ国と江差に伺って二人ずつ計4人の保健師さんに話を聞いてもらいとても勉強になったと言ってもらえてホっとしました。(社交辞令もあるだろうけど。。。)助成制度も何とか検討して下さいってことで伝えてきました。江差では檜山管内の保健所にも挨拶に行ってみました。そしたら、ちゃんと肝炎ウイルス検査のすすめのオレンジののぼりが玄関に立ててあり、川上会長とともに感動していました。いろいろな取り組みがなされてきていること心強いです。もっともっと多くの患者さんが救われますように、引きつづき頑張れる範囲で頑張っていきたいと思います。
 
 
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