肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

3日食べなきゃ7割治る! 断食 笑い 感謝などいろんなことが書いています

2014年05月11日 | 健康になるために 生き方について
 
この本を読んでみて、最初はプチ断食などの効果から本格的な断食の話も含めて、いろんな病気が治ることが書いています。頭痛や腰痛、糖尿病や心臓病が治ったり、透析が不要になった患者さんもいると言うことでした。医学を勉強していても、習わないことばかりって感じで、日常臨床で生かせることを考えて読んでいました。自分がいまできることは、原始人食を中心として、炭水化物の比率を下げていくこと、そうしていくことで少食になってプチ断食になっていく状態が作れて、さらにすすめる方は断食をチャレンジしていったらいいかも。
笑いと感謝が免疫力をしっかり上げてくれること病気を治す方向へ向かわせることも書いてるので、この本だけでかなり現実的な健康法を実践できそうです。
呼吸法や筋肉をつけていくことも長生きの秘訣となっていて、入院患者さんに積極的にリハビリをしてもらったりしてるのも今の自分ができる方向と一致しているなあと思いました。
是非買って読んでみて繰り返し読むことで健康になる秘訣が身についてくれると思いましたー。
医療講演で最初に話している内容とも一致してるなあと不思議な気持ちになりました。健康でいたいと思うと同じ結論になっていく人も多いんだろうなと。

病気を癒す、治す。その方法として
①少食、②笑い、③感謝、④長息、⑤筋トレ
と書いていました。その解説のイラスト部分を下に添付しておきます。是非買って読んでくださいね。
全部を完璧になんて思わずにどれでもいいからひとつでもやれることやってみたらいいと思いました。
 
 
 
 
 

ありがとう感謝の気持ちと笑いが病気を治す 三日食わなきゃ七割治る から

2014年05月11日 | 健康になるために 生き方について
 
三日食わなきゃ七割治るの本と内海聡先生のぶろぐの抜粋に書いてあったのを転記しています。ありがとうと感謝の気持ちの大切さ性格の話が書いています。
断食の効果なども、すべて実践するのは難しいかもしれませんが、とても参考になりました。

○否定的な心が体内〝毒〟を発生 182ページから
「否定的」な心理状態のとき、身体は「交感神経」優位の状態にあります。つまり、一種の緊張状態です。すると「不快」ホルモンのアドレナリン等が分泌されます。これは”怒りのホルモン”とも呼ばれます。毒蛇の”毒”の3~4倍もの毒性があるからです。それが体内をめぐったらムカつき「不快」になるのは、当たり前です。「否定的」な「心」は体内に”毒”を発生させるのです。その刺激が白血球の一種、顆粒球を増やします。それと反比例してガン細胞と闘うNK細胞は減っていく。つまり、「心」が「否定的」だと癌への抵抗力が減少します。すると、ガンは増殖していくのです。
 さらにアドレナリンは血糖値を上げます。「交感神経」の緊張とは、外的に備える状況なのです。だから、いつでも攻撃できるよう、エネルギー源の血糖を増やすのです。同じように血圧、脈拍も上昇します。瞬時に逃げる、あるいは攻撃する態勢を整えるためです。
 そして、病気の「治癒」も遅れます。

○汝の敵を愛せの深意とは
では、病気のとき、症状がつらいとき、「ありがとう」と口に出して言ってみましょう。これは一種の”魔法の言葉です”
 すると心は肯定的な状態になります。「交感神経」の緊張が解けて、「副交感神経」が優位な「体」の状態になります。それは生命力や免疫力を高めます。こうして、病気の「治癒」は順調に進みます。
矢山利彦医師(矢山クリニック院長)は、ガンなどの代替療法で高名です。彼は次のように指導しています。
①嫌なことがあったら「ありがとう」と言うこと。
②良いことがあったら「感謝します」と言うこと。

ガンの心理療法(サイコオンコロジー)研究で、ガンは性格によって大きく左右されることも解明されています。ロンドン大学名誉教授のアイゼンク博士の研究では、
「性格によってガン死亡率に77倍も大差が生じる」
「性格を変えたら、ガンは10分の1以下になる」
プラスの「気」は、①筋肉を柔らかくし、②筋力は増強、③呼吸は楽に、④血流は増大し、⑤痛みは減少するとされます。気功学の一つともいえます。

ヨガの教えに、次の教訓があります。
真理に生きるとは、まず「笑い」と「感謝」で生きることである。