いよいよハーボニーC型肝炎の1型への治療 早くて9月1日遅くても9月4日にはつかえるらしい
薬価収載が8月31日に決定、では使えるのはいつからかって問合せをしてみたところ。
早ければ1日、遅くても4日ではないかとのこと。しっかり価格間違っていました。治しました。
その後情報が来て、9月1日発売が濃厚だとのこと、確実になりますように。
高額療養費の申請をして待っている患者さんもいますから、少しでも早く使えるようになって欲しいですね。
ソバルディと同じく、28日ボトル処方となるのは間違いないです。でも、2週に1回のチェックが必要です。
副作用がほとんど無いと言われていますが、ゼロではないので、しっかりと診察を受ける予定で準備しましょう。
1錠が8万171円、12週間なので84錠飲むことになります。トータル673万4364円、3割負担で202万、月60万超えは必要って、やっぱりすごい値段です。。。助成制度が来るまでは高額療養費でしのいでいくのがいいと思われます。
写真の下は作用機序のイラスト、こう言うのが綺麗に作られる時代なんだよなあ。薬がここに効くのでよく働くんですよーってことで見てくれたらともいます。ここに働くことでウイルスが自分を複製できなくなるってイメージなんです。そして、それ以上に排除する働きもあると思っていきましょう。
また、アミノレバンやリーバクトなどのアミノ酸製剤、ラクツロースなどを使っていると非代償期(腹水や脳症が有る時期)と見なされるため、使わないで済む方は、休んでも大丈夫な状態であるかを主治医によく確認しましょう。最終手的には飲んでいても大丈夫な薬になるはずですが、最初は状態のいいかたしか保険が通らない縛りがあるので注意が必要です。本当はNOMIながら治療できる方が肝臓にはいいんですけどね。まだまだ、適応がせまいです。。。
また腎不全のある方にはお勧めではない治療薬になっている点は注意をして下さい。腎不全の方には耐性ウイルスがいないのであればダクルインザとスンベプラが適していると言われています。