ジメンシーと言う薬、製造販売承認取得日2016年12月19日で、すでに使えるようになっているのですが、ハーボニーが効かなかった患者さんに使える薬として、期待しています。ただ、副作用は、ダクルインザ・スンベプラ併用療法の時と同じようなのも出てくるので、注意が必要です。
以下、製薬会社のページからのデータです。
ジェノタイプ 1 の未治療患者、IFN 既治療患者いずれにおいても、C 型慢性肝炎患者及び C 型代償性肝硬変患者におけるSVR12 達成割合は同程度であり、未治療患者ではそれぞれ 96.0%(121/126 例、うちジェノタイプ 1a:3/3 例)及び 96.2%(25/26 例)、IFN 既治療患者ではそれぞれ 95.6%(43/45 例、うちジェノタイプ 1a:0/1 例)及び 95.0%(19/20 例)でした。また、ジェノタイプ 1b の未治療患者及び IFN既治療患者において、年齢、性別、体重及び BMI の部分集団でSVR12 達成割合はいずれも高く、これらの特性によって有効性に大きな違いはありませんでした。NS5A 薬剤耐性遺伝子変異を有する患者に対しては、Y93、L31 に耐性関連変異が検出されたそれぞれ 91.4%(32/35 例)、100%(4/4 例)の患者で SVR12を達成しました。また、Y93 又は L31 のいずれかに耐性関連変異が検出された 92.3%(36/39例)の患者でSVR12を達成しました。ジェノタイプ1aに対する効果は4例中3例がSVR12を達成しており、海外第 3 相試験では 85.3 ~ 90.4% でした。
耐性ウイルスがいる患者さんでも、9割前後の著効が期待できるという点が、上手くきいてくれることを祈ります。2017.6.15開始 2018.1.27更新
2017年6月15日処方としたが薬すぐ来ず 16日から開始、9月7日終了
1例目 耐性ウイルス ダクルとスンベ、ハーボニーで再燃 L31、Y93、Q54耐性ウイルス全て有り
2017.7.11陰性化確認 前回黄疸でたが今回は大丈夫だった。
2017.10.5終了後4週で再燃。HCVRNA 5.6LogIU/ml 次の治療へ備える
AST、ALTは陰性化の時期は10台や一桁だったのが、20前後と少しあがっている。正常値範囲内でも炎症があることがわかる。