
道央地区札幌肝がん検診2019終了しました。
70名の方が受診してくれました。幸い肝がんの方はいなかったのですが、膵臓腫瘍疑いの方が3名医療機関の受診を勧めました。
今回も、道新さんの告知の協力もあり、また10年以上前の過去の受診者の方新たな受診者の方が20名近くありました。所見の精査が必要な方が含まれていました。脂肪肝の方も多く食事療法の指導を継続して行いました。C型肝炎の抗ウイルス治療を受けていない方が2名いらしたので、できるだけ可能な範囲で治療を受けられるよう勧めました。
今回の多くの検査技師さんが参加してくれて、研修的な部分も機器の体験など肝がん検診が果たす役割が出来たかと思います。
肝臓がんを早期発見治療へ結びつける検診から肝がんの予防を達成する目標へと進んできているのをいつもながら実感します。そして、膵臓などの腹部臓器の疾患も膵がんなどの増加と共に腹部エコー検診の有用性を見いだしていける感じがします。安心して過ごしていただけるよう、一人でもがんのない生活へつながっていけるよう、これからも頑張っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
札幌地区では2月と8月に肝がん検診を受けられるように準備継続中です。理想的には年2回のエコーチェックで治療可能な肝がんを見つけることが出来るよう頑張っていきたいと思います。