肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

240425血圧血糖値コレステロールにこたま療法レジスタントスターチin江別

2024年04月25日 | 医療講演や歌の集いの動画

240425血圧血糖値コレステロールにこたま療法レジスタントスターチin江別

①元気で長生き医療講演&肝炎ウイルス検査&脂肪肝エコー無料体験in江別

医療講演17名参加 肝炎ウイルス検査12名 脂肪肝エコー10名(脂肪肝疑い6名)
日時 令和6年4月25日(木) 午後1時半〜3時まで(受付1時50分まで)
場所 江別市民会館
前日までに申込みが必要です。
医療講演は2時頃開始 医療講演テーマ
 血圧・血糖値・コレステロールが気になる方に
 レジスタントスターチも効果的
 「にこたま療法」伝授します
演者からのメッセージ 健康雑誌でも紹介された「にこたま療法」食事の大切さ、脂肪肝や高血圧や糖尿病などの生活習慣病対策にはもちろん、ボケ防止、がんの予防、お米大好きな人には必見レジスタントスターチについても話します。
講師 肝がん検診団団長 肝臓クリニック札幌院長 川西 輝明
申込み必要です。
申し込みお問合せ先 肝がん検診団 011-728-1008
希望者多数の場合は講演会参加者優先にて先着順となることをお許し下さい。
肝がん検診団企画と一般法人社団北海道B型肝炎訴訟オレンジ基金の助成により実現しました。


MASLD(metaborlic dysfunction-associated steatotic liver disease)の診療アルゴリズム

2024年04月25日 | 学会研究会報告新聞記事など



MASLD(metaborlic dysfunction-associated steatotic liver disease)の診療アルゴリズムがわかりやすくなってきた気がします。
学会誌の図をスライドに起こしてみました。
脂肪肝からさらにNASHという病態が脂肪肝炎を起こしている状態として注目されて、この言葉が代謝的な性質を加えた名称になって、MASHとなってきました。具体的にどのような患者さんを消化器内科に紹介するといいかというアルゴリズムの検討がされてきていて、肝臓学会雑誌の肝臓に川中美和先生たちの論文があって、これだとわかりやすいかもと思えました。
ALT>30という条件とFib4>1.3と血小板数20万未満を組み合わせて絞り込むとより精度が上がるという考える方法なら浸透しやすい気がしました。
←この図を上の写真のように作ってみました。
川中美和,藤井英機,岩城慶大,他.奈良宣言(ALT over 30)のMASLD(metaborlic dysfunction-associated steatotic liver disease)における臨床的意義の検証. 肝臓 2024;65(4):186-191