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ソブリアード(5人目)の前にペガシス9(20分の1)からチャレンジした患者さん 2014年1月~ 2014.10.19追記

2014年10月19日 | インターフェロン療法について
 
65才女性の方、2014年1月からソブリアードを開始しました。
この方の場合は、以前に標準量のペガシスとコペガスで陰性化して再燃、皮膚症状が強かったので、標準量のペグイントロンとレベトールを次にチャレンジして無効だったかたでした。
でも、発がん抑制を急ぐ必要がある方だったので、今回2013年12月からソブリアードに向けてインターフェロンができるか試しましょうとペガシス9の週1回とコペガス200毎日から開始、再燃だったのに1週間でウイルス量が5.3から3.2と2LogIU/ml下がり、ソブリアードを開始、この時点ではペガシス90とコペガス200にできました。それでもペガシス半量コペガスは5分の一の量です。その後陰性化は持続。6月末に終了し。終了後一ヶ月目陰性化を持続しています。
皮膚症状が悪化したため、途中でステロイド20mgを使い漸減して5mgで維持し中止としています。終了後は体調も戻っています。脱毛は終わってからの方がはっきりしているとのこと、ソブリアードの場合は6ヶ月経ってからの脱毛が多いようです。

陰性化を経験してる患者さんで、次の治療が非常にウイルスの低下が早い方を何例も経験しています。ときどきウイルス量は戻るから意味がなかったと受け止めている患者さんや医師の話を見かけますが、やった分ウイルス量が減っていると思われる患者さんがいます。なので、あきらめないで少量で反応が出たらラッキーです。

少量からで副作用を軽減してためして、本格治療へ移行することも可能な場合があります。インターフェロン療法の工夫です。副作用を出さない用にしてみたい方はこういった工夫もあることを先生と相談してみて下さい。
2014.8.29作成
終了後3ヶ月目も陰性化が持続しています。このままSVRになって欲しいです。2014.9.25追記
終了後4ヶ月目も陰性化が持続しています。2014.10.19追記

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