肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

援助者のこころがまえ(仕事でも同じ事が) がん治癒への道より

2014年05月06日 | 健康になるために 生き方について
 
がん治癒への道の中の264ページにあります。がんに取り組んでいる患者さんへ向けての闘病者の手紙の1部で私が経験を語っている患者さんで、その妻が援助者(語っている患者さんを支える人)となっています。経験を語っている患者さんである本人は、会社の経営などばりばりやってきた実業家という背景があります。
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妻は、明らかに自分の欲求よりも、私の欲求を優先させようとしていました。妻は、私が困難な時期を乗りきれるよう援助するために自分が犠牲になる必要がある、と感じたのです。これは一件論理的の考えのようですが、私の重体の期間がどのくらい続くかを誰も予測できないという点が問題となります。入院していたとき何度か妻の体と精神がすり切れそうになっているのに気づきました。私は、妻に1,2週間自宅に戻って、バッテリーを充電してくるようにと言いました。案の定、なつかしい我が家、友人たち、慣れ親しんだ環境、ベッドなどが妻の元気を驚くほど回復させたらしく、見違えるようになって帰ってきました。そのため私と妻の関係はさらに快適なものになったのです。
 これをきっかけにして、以前、仕事中毒になりがちの工場長たちに向けて自分が行っていた忠告を思い出しました。当時、工場長たちは仕事をきちんとこなして家族を養うためには、とにかく長時間働かなければならないと思い込んでいました。私はこう指摘しました。「自分自身のことをないがしろにしていたら、仕事も家族も養うことができなくなりますよ」と。自分の欲求を満たすことは利己的な好意だと考える人達もいます。しかし、自分の欲求を満たしてやらなければ、長期間にわたる質の高い援助を他人に与えることは不可能になるでしょう。妻や夫が重病人になると、その配偶者の欲求は減少するどころか、かえって高まるようになるのです。
 援助グループのメンバーも欲求不満に陥ることがあるでしょう。生命を脅かす病気によって、家族のメンバーも、人生には終わりがあるということをはっきりと知らされるのです。これまでの人生で、自分もいつかは死ぬのだという問題に取り組んでこなかった人達にとって、このような状況はとても乗り越えがたいものとなるでしょう(これは社会の大半の人に当てはまるようです)。こうして、自分の感情がまったくコントロールできなくなり、懸命に援助している家族に悪い影響を及ぼすような行動をとってしまうこともあるのです。他人に対して肯定的な貢献を行うためには、何よりもまず自分自身を支える態勢を整えることが必要です。
 このような点に十分注意することが大切です。健全な援助者は大きな助けとなりますが、精神的に不安定な援助者は、病気という重荷に新たな負担を付け加える可能性もあるのです。あなたは自分の集中力が弱まり、エネルギーが垂れ流しにされるような状況を求めてはいけないはずです。そうであるならば、援助者がみずからの欲求を満足させる機会を認めてあげてください。もし不十分なときには、あなたのエネルギーを弱めないためにも、彼らに「自分自身の欲求を満たすように」と強く進言して下さい。

 妻の援助を受けることが、私にとって容易だったわけではありません。私は独立独歩の人間であり、だれかに援助を求めることにはもともと不慣れでした。事実、私は援助を求める行為は弱さや失敗を意味すると思い込んでいたのです。しかし、やがて健康がさらに悪化していき、選択の余地がなくなりました。だれかの援助なしには自分の欲求を満たすことができなくなったのです。私が妻やその他の援助者に自分が必要とするものを素直に頼み始めたとき、たぶん状況はだれにとっても、より心地よいものに変わっていったのです。
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この部分の意味するところは、いろいろあるかと思います。自分自身は、仕事中毒になっていた時期がありましたし、実際今も近いものがあるかもしれません。でも、意識して自分が満たされることを注意していくことでかなり以前より気持ちが楽になりました。いろんなパターンがあると思いますが、ひとつの参考になれば幸いです。

砂糖の作り方 とらない方がいい理由になりそう

2014年05月05日 | 食事療法 ダイエット
砂糖の原料は主として①サトウキビ②ビート(大根)から作られており、白砂糖は精白食品の代表食品であり、本来の砂糖は決して白色ではありません。
 白砂糖はその精製過程で様々な薬剤を使用して、とことん精製化し製造されます。
その際、大切なミネラル・ビタミン等を全て奪ってしまいます。つまり“砂糖”は食品ではなく、自然界には絶対存在しない有害な食品添加物であるということなのです。
 白砂糖を人工的に造るには、サトウキビの茎を砕き、圧縮して甘い汁を搾り取り、さらにそれを何度も加工して純粋な白い結晶になるまで精製します。
最初の精製で汁が不純物を取り除くために濾過され、その後化学物質でとことん精製処理されます。
 その化学物質とはまず苛性ソーダ(強アルカリ性)、次いで硫酸(強酸性)を用います。
これらは本来食品に使用すべきものではない危険な劇薬にもかかわらず、こうした製法が国により法的に認められていること事態が大きな問題なのです。そして粗糖が取り除かれたあとに糖蜜が残ります。
糖蜜はさらに精製の過程を経て徐々に色が薄くなります。
精製の第一段階では、焦げ茶色で湿り気がありますが、加工を重ねる毎に色がどんどん薄くなり、乾燥しそして最後に粒の細かい純白の結晶ができあがります。
 また、何となく黒砂糖や和三盆の方が白砂糖よりは良さそうだという感覚は誰でもが持っていると思いますが、三温糖というのは、白砂糖やグラニュー糖を取った残りの蜜をさらに煮詰めてカラメル化したものですので最悪の食品ということになります。
更に、このカラメルがまた問題なのです。カラメルは、体内で尿素系の化学物質を作り出し、運動機能・学習機能の低下、運動意欲・学習意欲の低下、という症状に結びついているという疑いがあちこちから指摘されています。
以上は
https://www.facebook.com/satoru.utsumi
内海 聡先生のフェイスブックからの引用をコピペしてきたものです。この先生の話は、とても参考になると思います。全部あってるかというと違うところもありそうですが、こういう考え方も必要な時代だと思われます。

ユニバーサルワクチン B型肝炎 必要と言える状態ですね

2014年05月04日 | 肝炎救済に関連して
 
2014年5月4日の道新に記事が載っていました。
こどもたちが集団で生活する時期が、以前よりも増えてきていることから、ユニバーサルワクチンとしてのB型肝炎ワクチン勧めていくべきという時代になっていますね。
他のワクチンよりはるかに安全性も確認されているワクチンと言うこともできるみたいなので、何とか無料を早期に実現してほしい。
お孫さんには、是非、ワクチンをでもいいのでみんなの意識が高まること願います。
現在の成人の慢性感染では、予防接種や母児感染が主ではありますが、現在の感染源としてあり得ることしっかり対策を進めなくてはいけないと思います。
 
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元気の出る肝臓医療講演 in 札幌 2014年4月29日 アステイ45 ビデオアップしました

2014年05月01日 | 医療講演や歌の集いの動画
先日の医療講演の内容のムービーアップいたしました。是非みてください。再度アップし直しています。
特に熊田先生の話は、C型肝炎の肝硬変の方にも明るい情報が入っています。


元気の出る肝臓医療講演 in 札幌 2014年4月29日火アステイ45で行った講演会の第一部です。気持ちの持ち方、食事療法、肝炎問題について話しています。
○肝臓を元気にするために
  日常生活での気持ちの持ち方など ギターの弾き語り付き
  講師 札幌緑愛病院 肝臓センター川西輝明医師


元気の出る肝臓医療講演 in 札幌 2014年4月29日火アステイ45で行った講演会の第二部です。
世界の最新情報のヨーロッパ肝臓学会の話もあり、ソフォスビルでの肝硬変での使用例(44分くらいから)とかびっくりな明るい話がてんこ盛りです。
○B型・C型肝炎は治る時代へ
  ウイルス性肝炎治療の未来は明るい
  講師 大垣市民病院 消化器内科 熊田卓医師
熊田先生と2人で撮った写真

FMアップル 2014.4.28 B型肝炎訴訟応援枠 北海道肝炎患者対策協議会川上代表と

2014年05月01日 | FMアップル ニュースJapan
 

2014年4月28日月 午後4時から30分
北海道肝炎患者対策協議会の会長であり函館の肝炎友の会はまなす会会長の川上博史氏と
現在行われている署名活動についてなど話せたらと思います。
B型肝炎の新しい薬が6月頃から発売になるかも、テノフォビルの紹介。

3月31日に行った札幌駅の地下歩行空間での署名用紙配りと署名活動、そのあと道庁での肝炎対策協議会の傍聴について
マスコミが取り上げてくれました。毎週のように各地で署名活動が行われ、たくさんの方に協力のお願いに回っています。

4月4日には厚別での肝臓医療講演、
4月7日には、小樽と江別で肝がん検診の助成と周知のお願い
12日は東京での医療講演
19,20日はえりも帯広の肝がん検診
24日稚内へ役所へのお願いと、稚内市立病院と勤医協の宗谷医院に検診のポスターのお願い
26日は遠軽での医療講演。

これからの予定は
29日に大垣市民病院の熊田先生の医療講演があるので是非参加してほしいことの呼びかけ。
5月17日遠軽肝がん検診、北見での医療講演、18日は北見での肝がん検診
5月27日には滝川での医療講演。

シンガーソングライターあきのギター弾き語り付きは
 めをとじるとき
 あきらめないで
 
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サラダチキン サンクスバージョン

2014年05月01日 | 食事療法 ダイエット
 
 
先日、セブンイレブンのサラダチキンを東京で手に入れてから、北海道のセブンイレブンで探しても見つからず、ネット情報ではサンクスが作っているとのことで、行ったらありました。ハーブとプレーンがあった。どちらもおいしかったです。
ローソンも作り始めているみたい。値段は250円くらいなので、セブンイレブンより50円高いけど。おにぎり2個分以上の値段だけど。これでやせれるならおいしいしいいのではと思います。是非、コンビニでお腹すいてたらこれを試してみて下さい。あ、スイーツと一緒に食べないようにね。