二段ベッド、そのほかの家具を納品に行きました。
火曜日。
翌日に雪の予報が出ていたので製品を積み込むことにする。
かなりの量になるので、何からどのように積めばよいのかよく考えてからかかる。
平らになるものは下に。段を作ってしまうと上に物が載せづらくなる。
傷つけないようにすることが第一。
かなりの量の工具も持ってゆくので、それをどこに載せるかも考えて考えて。
水曜日。
幸いに、雪は5センチほど積もって雨になり、昼過ぎには止んだ。
工具類を積む。
現場での組み立てがあるので、クランプを何十本と持ってゆく。
丸鋸、電気ドリル、ドミノ、トリマーなどの電動工具。
鉋、鑿、鋸、スケール、玄能などの手道具。
糊、養生シート、テープ、などの副資材。
金具、ネジ、ドミノチップ、細かい部材。
どうやって作業を進めるのか、頭の中で何度もシュミレーションして、
持ってゆくものに漏れがないか考える。
なにか予定外の作業があった時に必要なものは何かも考え積み込む。どうせ車で運ぶんだから。
何しろ工房を離れて作業することが怖い。
こんなにハイエースに積んだことはない、くらいの荷物になる。
木曜日。
5時に起きて出発。
前日に雪のち雨で、路面がツルツルかと思いきや、山道も凍っておらず、まことに安堵。
10時前に現場に到着。
お客様にご挨拶して、打ち合わせをして搬入開始。
ひとりで行ったので、お客様にもお手伝いいただいての作業。
まず廊下や階段を養生する。
今回の現場は一階と三階。
それぞれの部屋に部材を運び込み、クランプや工具も運ぶ。
ベッドの部材は大きいので、階段では運べず窓から吊り上げることになるかもという杞憂があったが、
階段で上げられることがわかって安心する。
組み立てて圧着して一晩置くので、クランプはそれぞれに必要な分を配置。
そのほかの工具はもちろん一組だけ。
工具が必要になるたび一階と三階を上り下りする。
二つのお部屋にそれぞれ二段ベッドと机・本棚のユニットを組み立てる作業がはじまります。
机は一面の壁を埋めるもので、現場で寸法を測って仕込む段取り。
お部屋を測って、少し長めに作ってあったものを切る。
壁と床の間にある幅木の分を掻き込んだり、寸法の最終調整に鉋をかけたり、
間柱を探して金具を付けたり。
正直、このような作業はあまり得意ではない。建築のことが勉強不足なので。
いろいろすることがあって、組み立てができるように準備ができたのが夜8時ごろ。
ここでちょっと、全体の組み立て工程の話。
ベッドは部屋で組み立てるともう出すことはできない。
もちろん中で組まなくてはならない。
部屋は広くはない、上下2段を平らに置いて組み立てるのにやっとの程。
さらに机は脚を付ける組み立てがあり、これも同じ室内で組まなくてはならない。
机はと何とか廊下には出すことができる大きさ。
組み立て工程は、
まずベッドを上下2段分をそれぞれ組み立てる。
そのベッドの上で机に脚を付ける組み立てをする。
ここで一晩置く。
翌日、まず机を廊下に出す。出さないとベッドが組めないから。
そしてベッドの上下を組み立てる。
ベッドを部屋の隅に寄せて、机をまた部屋に戻して机のユニットを組む。
これはまるでパズルだ!パズルや知恵の輪が好きでよかった。
パズルの本は経費に認められるべきだ。仕事の役に立ってるから(笑)。
さて、予定していた組み立て作業が終わったのは夜中の11時前。
食事をして宿にたどり着いてお風呂に入ってばたんキュー。
金曜日。
都会のカラスに起こされ、9時には現場に出勤。
クランプを外し、工具やその他もう使わないものを片づけて、最後の組み立てに備える。
ここでちょっとしたミスが発覚。
ベッドの上下の組み立ては、横倒しにして組んでから90度転がすつもりなのだが、
組み立てて置いておく位置が左右反対だった。位置を入れ替えねばならない。(眠かったからなー)
簡単にたとえて言うなら、靴箱の中で左右反対の靴を直すような感じ。
これはすぐに解決。それぞれのベッドを縦長に立てて、位置を入れ替えて、また寝かすだけ。
ベッドが部屋で縦に立つ大きさでよかった。
ベッドを横倒しに置いて梯子を付ける。
ベッドを起こす時に上下が外れると危険なので、お客様にお願いして助っ人を頼んだ。
陽気な青年がやってきてくれて、楽しく作業が進む。
ベッドの組み立てが無事終り、すのこや収納引き出しを付けてベッドは終了。(祝)
机を廊下から部屋に戻し、本棚も運び込む。
机・本棚のユニットの仕込みは前日に済んでいたので、それほど時間も掛からず終了。
工具やいろいろ片づけ、車に積む。簡単に掃除をする。
5時。終わった。
いろいろお手伝いして頂いたお客様、本当にありがとうございました!
本来なら業者である私が全てしなくてはならないのですが。
ここまで字だけブログを読んでくださった方、ありがとうございます。
作業中の写真はありません。そんな余裕はなかった。
出来たものの写真だけ。↓
火曜日。
翌日に雪の予報が出ていたので製品を積み込むことにする。
かなりの量になるので、何からどのように積めばよいのかよく考えてからかかる。
平らになるものは下に。段を作ってしまうと上に物が載せづらくなる。
傷つけないようにすることが第一。
かなりの量の工具も持ってゆくので、それをどこに載せるかも考えて考えて。
水曜日。
幸いに、雪は5センチほど積もって雨になり、昼過ぎには止んだ。
工具類を積む。
現場での組み立てがあるので、クランプを何十本と持ってゆく。
丸鋸、電気ドリル、ドミノ、トリマーなどの電動工具。
鉋、鑿、鋸、スケール、玄能などの手道具。
糊、養生シート、テープ、などの副資材。
金具、ネジ、ドミノチップ、細かい部材。
どうやって作業を進めるのか、頭の中で何度もシュミレーションして、
持ってゆくものに漏れがないか考える。
なにか予定外の作業があった時に必要なものは何かも考え積み込む。どうせ車で運ぶんだから。
何しろ工房を離れて作業することが怖い。
こんなにハイエースに積んだことはない、くらいの荷物になる。
木曜日。
5時に起きて出発。
前日に雪のち雨で、路面がツルツルかと思いきや、山道も凍っておらず、まことに安堵。
10時前に現場に到着。
お客様にご挨拶して、打ち合わせをして搬入開始。
ひとりで行ったので、お客様にもお手伝いいただいての作業。
まず廊下や階段を養生する。
今回の現場は一階と三階。
それぞれの部屋に部材を運び込み、クランプや工具も運ぶ。
ベッドの部材は大きいので、階段では運べず窓から吊り上げることになるかもという杞憂があったが、
階段で上げられることがわかって安心する。
組み立てて圧着して一晩置くので、クランプはそれぞれに必要な分を配置。
そのほかの工具はもちろん一組だけ。
工具が必要になるたび一階と三階を上り下りする。
二つのお部屋にそれぞれ二段ベッドと机・本棚のユニットを組み立てる作業がはじまります。
机は一面の壁を埋めるもので、現場で寸法を測って仕込む段取り。
お部屋を測って、少し長めに作ってあったものを切る。
壁と床の間にある幅木の分を掻き込んだり、寸法の最終調整に鉋をかけたり、
間柱を探して金具を付けたり。
正直、このような作業はあまり得意ではない。建築のことが勉強不足なので。
いろいろすることがあって、組み立てができるように準備ができたのが夜8時ごろ。
ここでちょっと、全体の組み立て工程の話。
ベッドは部屋で組み立てるともう出すことはできない。
もちろん中で組まなくてはならない。
部屋は広くはない、上下2段を平らに置いて組み立てるのにやっとの程。
さらに机は脚を付ける組み立てがあり、これも同じ室内で組まなくてはならない。
机はと何とか廊下には出すことができる大きさ。
組み立て工程は、
まずベッドを上下2段分をそれぞれ組み立てる。
そのベッドの上で机に脚を付ける組み立てをする。
ここで一晩置く。
翌日、まず机を廊下に出す。出さないとベッドが組めないから。
そしてベッドの上下を組み立てる。
ベッドを部屋の隅に寄せて、机をまた部屋に戻して机のユニットを組む。
これはまるでパズルだ!パズルや知恵の輪が好きでよかった。
パズルの本は経費に認められるべきだ。仕事の役に立ってるから(笑)。
さて、予定していた組み立て作業が終わったのは夜中の11時前。
食事をして宿にたどり着いてお風呂に入ってばたんキュー。
金曜日。
都会のカラスに起こされ、9時には現場に出勤。
クランプを外し、工具やその他もう使わないものを片づけて、最後の組み立てに備える。
ここでちょっとしたミスが発覚。
ベッドの上下の組み立ては、横倒しにして組んでから90度転がすつもりなのだが、
組み立てて置いておく位置が左右反対だった。位置を入れ替えねばならない。(眠かったからなー)
簡単にたとえて言うなら、靴箱の中で左右反対の靴を直すような感じ。
これはすぐに解決。それぞれのベッドを縦長に立てて、位置を入れ替えて、また寝かすだけ。
ベッドが部屋で縦に立つ大きさでよかった。
ベッドを横倒しに置いて梯子を付ける。
ベッドを起こす時に上下が外れると危険なので、お客様にお願いして助っ人を頼んだ。
陽気な青年がやってきてくれて、楽しく作業が進む。
ベッドの組み立てが無事終り、すのこや収納引き出しを付けてベッドは終了。(祝)
机を廊下から部屋に戻し、本棚も運び込む。
机・本棚のユニットの仕込みは前日に済んでいたので、それほど時間も掛からず終了。
工具やいろいろ片づけ、車に積む。簡単に掃除をする。
5時。終わった。
いろいろお手伝いして頂いたお客様、本当にありがとうございました!
本来なら業者である私が全てしなくてはならないのですが。
ここまで字だけブログを読んでくださった方、ありがとうございます。
作業中の写真はありません。そんな余裕はなかった。
出来たものの写真だけ。↓