5月20日
春にノイバラの群生地を木津川の河川敷で見つけました。
径2~3cmほどの5弁の純白の花、ほのかな香りがしていた記憶が・・・
ノイバラ~野茨~(バラ科)
「ノイバラの実も可愛いですよ。是非秋になったら撮ってみて」ってブログ友が教えてくれはりました。
花びらが散ると丸い緑の実が成って今、深紅色です。
10月20日
クズ~葛~(マメ科)
9月22日
つる性多年草で秋の七草の一つ。
10月20日
ちょっと前にはクズの花がはらはらと舞い散っていました。
今朝見ると大きなえんどうまめみたいな実になっていました。
クコ~枸杞~(ナス科)
10月7日(どちらも・・)
古くから民間薬として利用されてますよね・・・
果実(枸杞子クコシ)→血行をよくするベタインやゼアキサンチン
葉(枸杞葉クコヨウ)→毛細血管などの血管壁を丈夫にして動脈硬化を防ぐビタミンC
根の皮(地骨皮ジコッビ)→ベタイン、リノール酸が含まれている
ヘクソカズラ~屁糞蔓~(アカネ科)
7月7日
見るからに清楚な美しさを感じさせる釣り鐘状の花を咲かせるのに・・・・
10月14日
この果実を手でもみ、臭いをかぐと、見た目からは想像もできないような強烈な悪臭がするという。
何でも試したがる私ですが、ヘッキーの実だけは、試してみる気はさらさら無い。
クソカズラは万葉の頃の呼び名で、糞カズラの意。
その後さらにその上に屁の字をのせて、最高の悪臭をただよわせるような屁糞カズラになっていった。
あのカワイイ花にはあまりにもかわいそうだから私的にはヘッキーと呼ぼう・・・
【おまけ】
ノイバラ
乾燥した実(偽果)を生薬名で営実(えいじつ)と呼び、薬用にしている。
採取法は実が深紅色に熟する一歩手前の、多少青みがかったのもあるころに採取し日干しにする。
利尿、下剤、おでき、にきび、はれものに効能あり・・・・
クズ
根は葛根湯の原料として大事な生薬。
根から作ったクズデンプン(くず粉)で和菓子の材料や葛湯にする。
昔はクズの蔓で葛布を織り着物にしたそうです。
別名、ウマノオコワ(群馬)ウマノボタモチ(千葉)これらは馬が葛の葉っぱが好きだから・・・
ヘッキーの実
なんと、しもやけ、あかぎれ、ひびに効くという。
生の果実をきれいに水で洗って水けをよくふきとってから、できるだけこまかくつぶし、果実1に対し、市販のハンドクリーム5ぐらいの割合でよく練り合わせ、患部に厚く塗る。
上からガーゼを当てて軽く包帯をしておく。
朝夕2回ぐらいとりかえるとよい。
「ちょっと待ったァ!!臭いは??」
花の本にはいろいろと興味あることが載っていました・・・・
一人くすくす笑いながら読ませていただきました。
そして参考になりました。
うちの表玄関にもヘクソカズラ咲いていました。元は山なのでいろんな木の葉が出来ています。
深く掘り下げて凄く感心して拝読させていただいて居りますわ~
ありがとう。
まっさらで本棚に並んでいた花の本たちが
今、日の目を見ることになり、さぞかし満足であろう
と、思う次第なのであります。
60年以上生きてきて、こんなかわいい花たちがごくごく身近に咲いていたなんて全然気がつかなかったんです。アホやなぁ~~と、思う今日この頃。
わんちゃんのこのシリーズ面白いしためになりますね。
へくそかずらの実がそんなに臭いなんて知らなかった・・
どうしてこんな名前にと思っていましたが、納得しました。
ノイバラの実も可愛いでしょう~
もう少し赤くなりますよ。
クコの実は田舎に居たころ、母が薬用酒に作っていました。
何が好きってノイバラの香りが大好き
刺はありますが庭に植えたいくらい
ローズヒップティーってハーブティーもあります
日本のノイバラの実で作れるのか
定かじゃありませんが酸味があって爽やか
じゃんじゃん発見の旅続けてください
柔軟な好奇心をお手本にさせてもらいます
せつにせつに願う私であります。
クコの実は確かに血行をよくするとあります。
ちょこっと飲めば健康食品ってワケですね・・・・
クコの若葉は、てんぷらに、
ゆでて、おひたし、胡麻和え、からしあえ、白あえ、
煮びたし、油いためや佃煮に・・・・・
クコの木は丸裸・・・・
「野バラの実」がローズヒップと解かりました。
他のハーブとブレンドするのもあるらしい・・・・
酸味があって爽やか・・・・
ティー派の私には一度試してみる価値ありですね。
何時も勉強させて頂いてます。
散歩に出かけられて 撮り貯めして辞書で調べて教えて頂くの 楽しみです。
本当に その気にならないと,このような 発表が出来ませんね。
有難うごだいます。
私は花の名前あんまり多くは知っておりません。
ちょっと花を摘ましてもらって友達の家に一目散・・
スラスラスラ~~と教えてくれはります。
そして花の本をひっくり返して、あたかも私が知ってるように・・・・なんて発表してます。
ちょこっとズルイですね・・・
御口直しに、9月の和菓子「こぼれ萩」の句をどうぞ
幾筋の風の径(こみち)にこぼれ萩
万葉びとは散りゆく櫻と同様に散り際の萩を愛でたようです。興に乗り、
咲いて見せ零れて魅せる萩の庭
病む話多き散歩やこぼれ萩
きょうまでの雨で金木犀の香りも台無しになっちゃいました
最近、香りの感覚がだいぶんと鈍くなり困ったモンです。
何か、ちょっと損したみたいな気分です。