アオイスミレ(葵菫)スミレ科
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/43/a7ccab27515fa6f4770a0152bdca7e3e.jpg)
山林中に生える。
もっとも花期の早いスミレの一つ。
清楚な花を恥ずかしそうに咲かせていました。
和名は葉の形がフタバアオイに似てるところから・・・
「あっ!スミレが」って教えていただいたとき、花柄(茎)は短く、ちょっと見地面にへばりついてるようでした。
カテンソウ(花点草) イラクサ科
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/1a/42d7af09d4b196541a15bec5700f4e76.jpg)
山の木かげなどに生える小さな多年草。
図鑑で調べますと、雌雄同株と載ってます。
5本のピュンと突き出たモンはどうも雄しべらしい、と言うより、雄しべである。
じゃ、雌花はどこに??あるん?
ミヤマカタバミ (深山傍食) カタバミ科
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/66/a22d29db4302b349d788f1cfa450f3f4.jpg)
山の森かげに生える多年草。
庭に咲いてるカタバミに比べたら、大きいです。
庭の方は1㎝未満、こちらは2㎝ほどあります。
この辺りのミヤマカタバミは、ほとんどうつむいて咲いてました、
いじらしく可愛く思えました。
ヤマネコノメソウ(山猫の目草)ユキノシタ科
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b6/8b39c9c349331b912c8a56f9a0938c48.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/a0/a34dae82bc52f9bd7830b03ce36d7e39.jpg)
山の木かげに生える小型の多年草
果実は果。
縦に裂開し、褐色で楕円形の種子が多数できる。
と、図鑑に載ってました、その種子が猫の目に見えるの?
ユキワリイチゲ(雪割一華)キンポウゲ科
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ae/1612de9b58c76bc725acdf23f4b41b21.jpg)
ユキワリイチゲは落葉樹林の林床に咲くスプリング・ エフェメラルの1種で“春の妖精”とも呼ばれています。
この日は15個のお花を数えることができました。
その二日前に会いに行ったときは、お日様が出てなくてお花が開いてなくて残念な思いだったんで嬉しかったです。
「はんなり 花あかり」 白川 淑
はんなり 花あかり
どこらに
ここらに
うちの うちらに
はんなり 花あかり
どなたに
おうちに
うちの ほむらを
↑ 道草さんよりいただきました。
アオイスミレ、カテンソウ、ミヤマカタバミ、ヤマネコノメソウ、ユキワリイチゲたちは、山や森の中で出合うお花たちのようです。
でも、わんちゃんが出合ったのは木津川の河川敷なんですよ。
その昔、木津川の氾濫を防ぐために竹を植栽した所が何か所かあります。
上流の山で棲むお花たちの種が運ばれて河川敷の竹藪に棲みついた?みたいです。
結構貴重なお花たちがほったらかしの竹藪に棲みついてるなんてちょっと可哀想、なんで、今、この竹藪をちょこっとでも整備しようやおまへんか・・・と、動き始めてます。
【おまけ】
フラサバソウ ゴマノハグサ科
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/73/deb8f956ff399719fc5a62256e63eb88.jpg)
オオイヌノフグリに似てるけど、お花の大きさは、とても小さくて4~5mm
この毛深さは肉眼では気が付きませんでした、PCで見てみてビックリ・・・
この毛深さがフラサバソウの特徴だそうです
《日本名の由来》
明治初年長崎で採集との記事がフランスで出版された「日本植物目録」にあるのに、その後採った者がなく、疑問視されていたが、1937年奥山春樹氏が明治末期の長崎産標本を発見、上の目録の著者Franchet(フランセ)、Savatier(サバチェ)両氏の名の頭の二文字づつをとり、フラサバソウと名付けた。
いまは日本中に広がっている。⇒検索入門野草図鑑⑦より
3月のとある日
「今日の植物観察会は、いろんな珍しいお花たちに出合えてよかったです。blogで紹介してもいいでしょうか?」
「プログでの紹介どうぞかまへんよ~、場所も特定できてもよいと思うよ~~。
もしマニアが採集しても仕方ないのとちゃいますかなぁ・・・
山野草業者がごっそりは困りますけどな」
「blogで紹介するのはかまわないけど、この子たちが居るところは公表しないでね、心無い人たちが、別の場所に移してしまったら、そこでは生きていくことができないのよ、ここのこの場所だからこの子たちは生きていけるのよ、可愛いお花ほど山野草の業者に狙われるんよね」
「ちょっと困ることがあるんよね、他のところから植物を持ってきて植えるということがね、
これは生態系の破壊につながると思うからです。
引き抜くことは感心できないけど、よそから持ってくるよりはましかなと思うわけなんですよ」
う~~ん ・・・・・
「木津川の河川敷ででも、こんな可愛いお花たちに出合えますよ」ということにしましょうか。
カテンソウ・・早い咲き具合ですね。
こちらでは2日ほど前見に参りましたがまだまだ状態。
アップで良いの撮れてますねェ~~。
どのお花も、丁寧に撮れてます事♪
別嬪さんて、セクハラ言葉かな?ではないですよね?
いや~、バッチリと美しいです。
いつの日にか、この場所に連れて行ってほしいな!
ダメ元で!
今日の山火事、そちらの方面ではないかと気がかりになっていますが、大丈夫でしょうか。
可愛いお花さん見せていただきました~
どのお花も、丁寧に撮れてます事♪
アリガトウです。
この辺り観察する場所はあんまり広くないので
ゆっくり撮ることができました。
モデルになったお花を引き立たせようと
皆さんが周りのモノをどけて下さったり
ご協力のおかげなんですよ。
カテンソウのパチッとした雄しべがとても可愛いですね、ビックリしました。
脚がつっぱるくらい・・・みたいな姿勢もあり・・・
で、結構楽しく撮れてました。
腐って折れた竹の下に埋もれてしまってるお花たちが可愛そうでした。
いくらでも、案内OKですよ。
対岸の火事
まさにその通り・・・
木津川をはさんで向こうの山の方なんです
燃えてる様子が分かっててもどうしようもできないのがつらいところです
周辺に燃え広がらないように夜通しの警戒・・・
放水の準備をしている消防団員120名・・・
付近に民家が無くけが人も出ていないというのがせめてもの救いでしょうか。
緑の財産が失われるのは惜しいことです。
この山に可愛いお花たちが芽吹くことを祈らずにはおれません。
ちひろさんコメントアリガトウございます。
木々に咲く花ばかりに目が移って、足元の可憐な花たちを見過ごしがちです。素敵な春の花の数々を有り難うございました。
「はんなり 花あかり」 白川 淑
はんなり 花あかり
どこらに
ここらに
うちの うちらに
はんなり 花あかり
どなたに
おうちに
うちの ほむらを
そっと保存しておきたい人のお気持ちもわかります。
カタバミにもミヤマがつくのがあるんですね。
はじめミスミソウとかニリンソウとかを思い浮かべました。
たくましいカタバミとは対照的で消え入らんばかりに見えます。でも葉はやはりカタバミそっくりだからうちの庭に来たら抜かれてしまいそうです。
可愛いお花たちに出合えます。
忙しくなります。
足元ばっかり見ているわんちゃんです。
たまには頭上の木々のお花たちにも・・・ですね。
お使いに行ったとき遠回りしてでも通る道があります。
ハナミズキの並木とその足元にドウダンツツジ
ステキな街並み・・・
来月の今頃かな?
抜かないでおきましょう・・・ってキモチになるくらい清らかなイメージですよ。
お花はムラサキカタバミを一回り小さくしたようなカンジ、
葉っぱもムラサキカタバミとよく似た大きさですが、緑が濃くテカリ気味なような気がしました(ここのが特に)
お花はバァ~ンと開いてなくてうつむき加減が何とも可憐です
えらいミヤマカタバミを贔屓してしまいました
金剛山で初めて出合ったときカンゲキでした。
近くにニリンソウが群生してます
お花はまだまだ咲いてませんが
今、すっごく楽しみにしてるんですよ。
ご覧いただきアリガトウです。