2月11日の25時頃、小惑星が恒星の手前を通過して光を遮る恒星食が起きます。
小惑星による恒星食としては、今年一番の好条件なので注目の現象なんですねー
ただ、見えるのは関東地方になるようです。
骨のような形状をした小惑星
1980年4月10日にオーストリアの天文学者ヨハン・パリスによって発見された“クレオパトラ”は、小惑星帯にある12等に見える小惑星です。
古代エジプト最後の女王クレオパトラ7世にちなんで命名された小惑星“クレオパトラ”。
魅力的な名前を持っていますが、その素顔もミステリーに包まれているんですねー
それは、過去に行われたレーダーによる観測から、小惑星“クレオパトラ”の形状が骨のようだったから。
三軸方向の長さは、それぞれ217キロメートル、94キロメートル、81キロメートルで、長く伸びた形で、中央部がくびれ、両端にこぶのある形をしているそうです。
このような形状は、膨大な数の小惑星の中でもとても奇妙なものの一つになります。
小惑星による恒星食
太陽系内を運動する暗い小惑星が、明るい恒星の前を通過すると、恒星がその間だけ暗くなったように見えます。
この現象を小惑星による恒星食といいます。
小惑星“クレオパトラ”による恒星食が起こるのは、2月11日(月曜日)の1時5分頃です。
いっぽう、“クレオパトラ”に隠されるのは、いっかくじゅう座に含まれる9.45等の恒星“TYC 0152-02286-1”。
“TYC 0152-02286-1”は恒星食としてはかなり明るい対象なので、減光が起これば、恒星は最長19.8秒にわたって約1.9等級暗くなると予想されています。
目的の星を見つけることさえ出来れば、小口径の天体望遠鏡でも恒星が暗くなることを確認できるんですねー
ただ、観測が可能な範囲は限られていて、今回は関東を中心に中部や北陸エリアと予想されています。
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ただ、見えるのは関東地方になるようです。
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古代エジプト最後の女王クレオパトラ7世にちなんで命名された小惑星“クレオパトラ”。
魅力的な名前を持っていますが、その素顔もミステリーに包まれているんですねー
小惑星“クレオパトラ” |
三軸方向の長さは、それぞれ217キロメートル、94キロメートル、81キロメートルで、長く伸びた形で、中央部がくびれ、両端にこぶのある形をしているそうです。
このような形状は、膨大な数の小惑星の中でもとても奇妙なものの一つになります。
小惑星による恒星食
太陽系内を運動する暗い小惑星が、明るい恒星の前を通過すると、恒星がその間だけ暗くなったように見えます。
この現象を小惑星による恒星食といいます。
小惑星“クレオパトラ”による恒星食が起こるのは、2月11日(月曜日)の1時5分頃です。
いっぽう、“クレオパトラ”に隠されるのは、いっかくじゅう座に含まれる9.45等の恒星“TYC 0152-02286-1”。
“TYC 0152-02286-1”は恒星食としてはかなり明るい対象なので、減光が起これば、恒星は最長19.8秒にわたって約1.9等級暗くなると予想されています。
ただ、観測が可能な範囲は限られていて、今回は関東を中心に中部や北陸エリアと予想されています。
掩蔽とは、ある天体が観測者と他の天体の間を通過するときに、その天体が隠される現象。 今回は、“クレオパトラ”が観測者と恒星“TYC 0152-02286-1”の間を通過する。 緑の線で観測すれば掩蔽を正面から見れる。青は限界線、赤は誤差を考慮した限界線。 |
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