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モバライダー mobarider

“アイソン彗星”太陽最接近まで45日

2013年10月16日 | 流星群/彗星を見よう
太陽に最も接近するまで、あと45日となった“アイソン彗星”。
以前の予測よりも遅めの増光ペースなんですが、着実に明るさを増していて、尾も伸びてきているんですねー

“マーズ・リコナサンス・オービター”が撮影した、1300万キロ離れた“アイソン彗星”(9月29日)

現在“アイソン彗星”は11月29日の太陽最接近に向け、火星軌道の内側まで入ってきています。

ちょうど火星も軌道上で接近しているので、
NASAの“マーズ・リコナサンス・オービター”やヨーロッパ宇宙機関の“マーズ・エクスプレス”など、
火星で稼働中の探査機でも観測は行われるんですねー

地球からも、未明の東の空で“アイソン彗星”は火星のすぐそばに見ることができます。
明るさは現在11等前後で、当社の予測より暗いのでやや心配なんですが、確実に明るさを増してきているようです。

“アイソン彗星”と火星は並走するように“しし座”を移動し、昨夜は“しし座”の1等星“レグルス”にも接近していたんですねー
“アイソン彗星”がもっと明るければ、双眼鏡で一度に見ることができるのですが、見るのには双眼鏡が必要だそうです。

それでも1.6等の火星と1.4等の“レグルス”が並ぶさまは良い目印になるので、望遠レンズでの撮影のチャンスだったようです。


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