徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

土曜日午後3時

2006-09-16 05:04:10 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
チョ・ジェジン「(千葉戦は)誰かに依存することなくチーム全体としてすごく成長して良いチームになってきてるっていうのを証明できたと思います」(9月11日付け)

青山「内容も結果もついてホントに圧倒する試合ができて強いチームだと思うし、(中略)1対1でも個人でも負けないようにして、『エスパルスは強い』という印象をつけたいですね」(9月14日付け)

市川「良い状態でやれるっていうのはホントここ何年もなかったから、ピリピリとしたホントに緊張感のある中でやれるっていうのが楽しみでもありますね」(9月15日付け 以上Sの極みより)

アウエイの鹿島戦は、清水にとって痛烈な教訓を与えたゲームだった。
あの時点で清水は、強豪に対してある程度、五分に渡り合える力をつけつつあったと思う。しかしゲームコントロールはまた別の問題だ。あのゲームは老練な監督と成熟したチームに手痛いカウンターを喰らったゲームだった。だからこそその後にセックスバック、否シックスバックと揶揄された、魂の浦和戦があったわけだが、それがチームの成長にどんな影響を与えたのか、あれから約半年を過ぎた千葉戦、鹿島戦、浦和戦はチームの成長を証明するシリーズになる。つまり、なぜあの時負けたのか、なぜあの時内容よりも結果を求めたのか、その理由がより鮮明になるのが折り返しの鹿島戦、浦和戦だ。心ある東京のサッカーファンは国立へ来るべきだろう。土曜日の午後3時はフットボールの時間だしね(雨さえ降らなければ)。

花火以外は日本平同様のイベントが行なわれる予定のホーム国立。「王者の旗」を歌おう。

大きいとか小さいとか

2006-09-16 04:25:50 | LB中洲通信2004~2010
ひとまず今日は入稿前半戦。午前中から夕方にかけてゲラチェックとひたすら原稿。あーまたもや企画は手つかず…すみません。
16時からは11月号ラスト、高円寺にあるインディーズレーベル、漣レーベルを取材。照明家と並行して漣レーベルの現場担当をされている杉山哲也さんの話を伺う……つもりだったのだけれども、代表の蒲池岳さん(もちろんゴーグルエースのカマチさん)も業務中で、結局お二人に話を伺うことができた。テーマは「インディーズ=独立、そして独歩」。このテーマは連載の予定で杉山さんと漣レーベルは第一回目。まず杉山さんの舞台制作会社勤務時代から漣レーベル参加、そして現在。設立者であるカマチさんにもその辺りのことを伺いつつ、レーベル運営、ライブの現状についても聞く。

ある版元の編集者から「ここを辞めるとデカい仕事ができなくなるぞ」と言われたことがある。確かに版元の中でする仕事と外でする仕事では、役割としてのスケールの違いがあるのかもしれない。しかし、それはスピリットの問題だし、スタンスの問題だ。コトは面白いか面白くないか、楽しめるか楽しめないかでしかない。小さいけれども実は大きい、こそ正しい。
10月8日(日)、八王子RIPSにて漣レーベル所属の花団がフェスを開催する。その名も「花団の潤八Jr.チャリティーフェスティバル(JJCF)」。花団のベーシスト、秋田潤の第一子誕生を祝い、<イベント収益金の一部>は赤ちゃんのオムツ代、ミルク代として<寄付>されるという<チャリティー>フェスを開催しようというわけである。何でチャリティーなのかよくわからないが、花団を始め、ニューロティカ、ガガガSPほか30バンド近くが参加。午前10時オープン、午前11時スタート(コンセプト的に昼前から始めなければならないバンドはどうかと思うが)の本格的フェスだ。いやしかし、これこそ、スピリットだけは無駄に大きいインディーズの醍醐味ではないか。
嗚呼、馬鹿馬鹿しいことを真面目にやるって基本を忘れちゃいかんよなあ、と思ったです(そういやモト冬樹さんもそんなこと言ってたっけ)。
もうひとつ、漣レーベルではWeekday8と題して毎週水曜日20時から高円寺・CLUB ROOTSでライブ&DJイベントも定期的に開催中。こういう、続けていくことに意味のあるイベントも大事。

取材終了後神楽坂へ向かい、作業&ゲラの受け渡し。週末から入稿後半戦へ。