徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

アウェアネス

2008-04-18 23:23:58 | LB中洲通信2004~2010
木曜日。
早朝に東京へ戻り、原稿と取材準備。

夕方からカメラを持って、新橋にある世界銀行東京事務所で開催された「中村照夫と仲間たち2~エイズ・アウェアネスということ」に参加。内容については前回の中村照夫さんの取材で知ったことが多かったけれども、石弘之さんの伝えるアフリカの現状、澤田滋正さんが示した新宿のラブホテルを対象に行われた疫学調査は少々ショッキングなものだった。

19時からは場所をPIC東京へ移し、「中村照夫と仲間たち2~エイズ・アウェアネスということ」第二部、中村照夫トリオのライブ。ドラムは村上寛さんだったのでご挨拶。ライブは大盛況でした。
20時30分を過ぎたあたりで会場を後にして帰宅。さらに原稿。



この雰囲気/ナビスコカップ予選グループB第3節東京ヴェルディ戦

2008-04-18 23:04:47 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
原「でもホントみんな集まって分かち合ったのと、『この雰囲気だ』と思いながら(笑)。やっぱああいうときは自然と勝てるんだなと思いました」(Sの極み 4月16日付)

水曜日。
ぎりぎりまで原稿を送り続け……結局新幹線に飛び乗ったのは17時過ぎ。前半はほとんど諦めつつナビスコカップ予選グループB第3節・東京ヴェルディ戦が行われている日本平へ向かう。気分はほとんど去年のナビスコカップ予選最終節の大宮戦(ナビスコカップ予選リーグ最終節 熱い45分間、そして6346人の幸福)である。
19時30分頃には清水駅に着いたもののタクシーは一台もおらずかなり焦ったが、何とか前半40分あたりに到着。スタンドの階段を駆け上がり、恐る恐るスコアを確認すると……2-0!!!!!!!! 怪我の和道に代わって岩下、疲労の児玉に代わって山西、何だかわからないけど(嘘)ヤジに代わって原、スタメンは事前の健太の宣言どおり、フレッシュになった。そして東スタンドを観てまた驚いた。ヴェルディサポの少なさだ。いくらなんでもこれは少なすぎるだろう。

名古屋戦には行けなかったので比較のしようがないのだけれども、ご近所さんが言うにはまったくスタジアムの雰囲気が違うという。あと1点、あと1勝で“空気”は変わるはずと思い続けてきただけに、それもまた当然だと思う。
前半終了直前にエダ、後半には西澤(!)、岩下(!!)のゴールも決まり、5-0の圧勝に終わった。2-0や3-0で終わっていたら遅れたことを後悔しただろうが、見逃したゴール数よりも観たゴール数の方が多かったので、とりあえずよしとする(何で贅沢なんだろうか)。出場停止のフッキは仕方がないが、中盤以下のスタメン級が揃っていなかったというヴェルディの信じられない状況があったとはいえ、清水は(ポテンシャルは別として)川崎やガンバではないのだ。そう簡単に5-0というスコアは取れるものではない。
これで一年前とはまったく逆の状況でナビスコカップは勝ち点7でグループ1位。予選突破にまた一歩近づいた。そう、考えてみればリーグ戦の好調さと裏腹に去年のナビスコカップ予選も今年のリーグ戦のように異常なほどの不調だったのだ(←これは何かの予兆かもしれない…)。

それにしても、この日はこの男に尽きた。



ヤジと共にこれからも順調に成長していっていただきたいものだ。

次はリーグ戦のマリノス戦。昨年は、ナビスコカップ大宮戦で最高に魂のこもったゲームを魅せながら、次のゲームであまりに不甲斐ないゲームを見せてしまっただけに、明日こそは日産スタジアムで本当の力を証明しよう。
次が本番、そんなことはみんなわかっていることだろうけれども。

健太「(ヴェルディ戦のような)気持ちで臨めばどのチームとも対等以上戦えるチームだと思っているので、掴みかけた自信というのを本当の自信というか確信に変えるような戦いをしたい」(Sの極み 4月18日付)