中途半端なGWの中日なのだけれども原稿を一本、アポを2、3本取りつつ、企画を思案。
ヒストリーチャンネルで「ブラッド・ダイヤモンドの真実(原題:BLOOD DIAMONDS)」。
90年代にシエラレオネ、アンゴラ、コンゴなど西アフリカ諸国で繰り広げられた内戦の背景、9・11にも影響を与えた紛争ダイヤモンド、ブラッド・ダイヤモンドを描く。先日参加した「中村照夫と仲間たち2~エイズ・アウェアネスということ」で石弘之さんがお話された<アフリカに残る“現代の奴隷制”>の前提となる血塗られた物語。
シエラレオネの革命統一戦線(RUF)の兵士から「半袖(肘)がいいか? 長袖(手首)がいいか?」と訊かれ、敵対する政府・大統領に投票できないようにという理由だけで(それだけなわけがないだろうが)、腕を切り落とされる住民たち。鳥についばまれる死体映像。幼児の頃に誘拐されて以来、内戦が終結しても泥水に浸かりながら奴隷状態でダイヤモンドを探し続けることしかできない少年。そこに救いはない。
デ・ビアズの<A Diamond Is Forever ダイヤモンドは永遠の輝き>という名コピーによって、全世界的庶民レベルで広く深く普及し、<永遠の愛の象徴>となったダイヤモンド。こういう内容の取材でも受けて立ったデ・ビアズも、それはそれで、さすがというべきか。
泥水の中からダイヤモンドを探す日常を送る少年にとって、その永遠は終わることのない苦痛でしかない。しかし彼が<永遠>を過ごすシエラレオネは世界で最も平均寿命の短い国のひとつでもある。
続いてディスカバリー・チャンネルで「9.11世界が目撃した175便」。航空管制官、関係者の証言で構成する<9・11>。改めて観て、凄い映像。そのとき、何にも知らないでいると「アンタ、アメリカで戦争が始まったよ!」と興奮しながら話しかけてきたオバちゃんを思い出す。映像ってのは怖いものである。
ヒストリーチャンネルで「ブラッド・ダイヤモンドの真実(原題:BLOOD DIAMONDS)」。
90年代にシエラレオネ、アンゴラ、コンゴなど西アフリカ諸国で繰り広げられた内戦の背景、9・11にも影響を与えた紛争ダイヤモンド、ブラッド・ダイヤモンドを描く。先日参加した「中村照夫と仲間たち2~エイズ・アウェアネスということ」で石弘之さんがお話された<アフリカに残る“現代の奴隷制”>の前提となる血塗られた物語。
シエラレオネの革命統一戦線(RUF)の兵士から「半袖(肘)がいいか? 長袖(手首)がいいか?」と訊かれ、敵対する政府・大統領に投票できないようにという理由だけで(それだけなわけがないだろうが)、腕を切り落とされる住民たち。鳥についばまれる死体映像。幼児の頃に誘拐されて以来、内戦が終結しても泥水に浸かりながら奴隷状態でダイヤモンドを探し続けることしかできない少年。そこに救いはない。
デ・ビアズの<A Diamond Is Forever ダイヤモンドは永遠の輝き>という名コピーによって、全世界的庶民レベルで広く深く普及し、<永遠の愛の象徴>となったダイヤモンド。こういう内容の取材でも受けて立ったデ・ビアズも、それはそれで、さすがというべきか。
泥水の中からダイヤモンドを探す日常を送る少年にとって、その永遠は終わることのない苦痛でしかない。しかし彼が<永遠>を過ごすシエラレオネは世界で最も平均寿命の短い国のひとつでもある。
続いてディスカバリー・チャンネルで「9.11世界が目撃した175便」。航空管制官、関係者の証言で構成する<9・11>。改めて観て、凄い映像。そのとき、何にも知らないでいると「アンタ、アメリカで戦争が始まったよ!」と興奮しながら話しかけてきたオバちゃんを思い出す。映像ってのは怖いものである。