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大証の船が止まっている釜山港国際フェリーターミナルから帰国するだけの記事となります。
今までの韓国内に比べたら内容が薄い気がしますが…
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今まで2回利用しましたが共に降りるときの利用、今回はここから乗るわけです。
ここから出る船は当然国際航路となるわけですがすべて日本行き、そのため日本語の案内がたくさんあって分かりやすいです。
ここから出ている航路はすべて日本行きの国際航路とはいえ、設定航路は非常に多く
JR九州高速船「ビートル号」 博多
未来高速「コビー号」 博多
カメリアライン「ニューカメリア号」 博多
JR九州高速船「ビートル号」 対馬(比田勝)
未来高速「コビー号」 対馬(比田勝)
ハンイル高速海運「オーロラ号」 対馬(比田勝)
大亜国際海運「オーシャンフラワー号」 対馬(比田勝)
大亜国際海運「オーシャンフラワー号」 対馬(厳原)
関釜フェリー「はまゆう号」 下関
釜関フェリー「星希号」 下関
パンスターフェリー「パンスタードリーム号」 大阪
これだけ多くの路線が設定されています。
ただ、このうち関釜フェリーと釜関フェリーは1隻づつ出し合って共同運航を実施しています。
行きに乗ってきたフェリーは釜関フェリー保有の星希号だったので共同運航の恩恵を受けられているわけです。
この他、博多と対馬(比田勝)で同じ路線を持つ高速船であるビートルとコビーが2006年から共同運航を実施していましたが、10年契約で更新をしなかったのか2016年に提携解除となっています。
さて、気づくと思います。対馬行きの航路が非常に多いんです。
対馬は日本の長崎県に位置する島なのでもちろん日本からの航路も同様に多いのですが、こんな具合に韓国からの交流も非常に盛んな島となっています。
どうやら、日本国内の航路(博多・壱岐~対馬)は厳原港、対韓国の国際航路は比田勝港を使用する例が多いみたいです。
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チケット購入は余裕を持って20分前に買いに行きましたが、ガラガラで全く並ばずに購入できました。
乗っているのは多くてもおそらく20名程度、座席は選び放題でしたので2階席の窓側にしました。
これだけガラガラで大丈夫なのか?と思いましたが、平日夕方に博多に着く便ってのが影響しているだけで連休初日の始発便などは混んでいるのかもしれません。
ビートルのサイトを見てもらうと分かるのですが、飛行機と大差ない所要時間だし並ぶ時間短いし快適だよってかなりプッシュしています。
国際フェリーターミナル内にはセブンイレブンとフードコートがあるのですが、先の画像のとおりがらっがらで誰も利用していなくてとても入りづらい…
制限区域内にそこそこの規模の免税店があるとのことなのでそちらに期待することにしました。
これだけすいているのですから出国検査場が空いてすぐに行ったものの一瞬で終了。
飛行機と違って受託手荷物もなければ重量制限もありません。当然やばいもの持ってたらだめなので金属探知機は通りますがほんとにそれだけといった感じです。
金属探知機を通って、スタンプ帳に出国を押してもらって制限区域内につくまでわずかに3分。とても快適でした。
免税店は結構な広さで、ここで追加のお土産を買うことができます。
こういった免税店は鞄や化粧品がやはり大きく主張していますがお菓子やキムチ缶詰、チョコレートやドライフルーツなどのお土産品もたくさん置かれています。
空いているため店員さんがいろいろとお勧めしてきます。試食どんどん勧められちゃうので買いすぎちゃいますよねw
ただ、お食事する場所はありませんでした。はらへった。
一応、制限区域内にカフェが1店舗あるのでコーヒーを頂きながらサンドイッチを食べることはできるみたいですがそれならビートルの船内販売を使いたいなと思い見送ることにしました。
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さて、乗り込みます。
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以前は博多湾クルーズのみに終わったビートル号、楽しみですなぁ。
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座席自体は以前見たことがありますが、やっぱ水戸岡デザインいいっすねぇ。
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全てのひじ掛けにはUSB充電口を装備。
国際航路ということで特にコンセントよりUSBの方が便利なのだと思いました。
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釜山港大橋をくぐっていざ博多へ向かいます。
さらば韓国。
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このビートル、水戸岡デザインが素敵なのですが特に気になったのがこのイラスト。
飛行機よりも検査が短くて持ち込み制限がなくて乗り場が市街地から近くてトータルの時間はそんな変わんないよと売り込むことでシェアを奪ったビートル号。
その船内になぜ、敵である飛行機のイラストがあるんでしょうか…?完全にライバルなのに…
飛行機の型式はよくわかりませんが、ジャンボジェットってことくらいは分かります。
最近もう見なくなりましたよね、かっこいいのに。
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岩みたいなところの灯台を過ぎるといよいよ陸地が遠ざかっていきます。また来ます。
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途中すれ違ったフェリー。
博多から出ているカメリアラインです。
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そしてこちらは釜山行きのビートル号。海面上に浮いた状態で翼走状態なのが確認できます。
他のフェリーとすれ違う時と違ってあっという間に過ぎ去っていきます。
相対速度は単純に計算すると約160km/h。もちろん至近距離ですれ違うわけではないのですがそれにしても速い。
高速船なのでフェリーなどと違って自由に歩き回ることはできず、飛行機に近い感じになります。
万が一急停止、急旋回を行った場合危険なのでシートベルトの着用も求められています。
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座席に座った状態で周りを観察していると、こんなものを発見しました。
分かるでしょうか?デザイン的な空間の中で後付けされたであろうカーテンレールや留め具がちょっとだけ浮いて見えます。
おそらくですが、1年ほどから前から開始した混乗便に対応させるための設備だと思われます。
ビートル号はただ博多と釜山を結ぶだけでなく、先程紹介したように対馬の比田勝へ寄る経由便も出ています。
今までは保安上の理由から、比田勝経由便は国境をまたぐ利用しかできず
釜山→比田勝(降車専用)→博多
釜山←比田勝(乗車専用)←博多
といった運用がなされていました。
「せっかく走ってるなら乗せてくれよ」と意見が出たため、国内線客と国際線客を完全に隔てることを条件に混乗便が認められるようになりました。
そういうときに壁を形成できるように後付けされたのがあのカーテンレールと留め具だったわけですね。
国内線としての利用は少なめであるため、2階席の左側座席(丁度私が乗っているところ)を専用区画として定めているようです。
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お昼を食べていないのでおなかが減りました。
クジラなどの大型海洋生物が多数出没する区間では船内販売は回ってこないのでそこを通り過ぎてからコーヒーセットを購入。
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コーヒーに巻いてある紙のビートル号マークがかわいい。
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ビートル号でのコーヒータイム。
これを見てもらうと分かるかなぁと思いますが、船内にはUSB充電設備だけでなくフリーWi-fiも用意されています。
4G電波はないもののWi-fiは非常にいい感じに入っています。
スマホが常に使えるというのは私みたいな層にはかなり評価高いです。とても快適。
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空いていて、スマホは快適に使えて、船内販売もある不自由ない航海でとても快適な移動を楽しんでいたらあっという間に博多の街が近づいてきました。
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夕陽を見つつ、いい雰囲気で船旅は終了。
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博多湾クルーズの日と同じ構図です。今回はちゃんと送り届けてくれました。
とても快適な船旅でした。いやぁこれはいいぞ。
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私がビートル号ダイバードによる博多湾クルーズを紹介したがために就航率に不安を感じるかもしれないので一応補足しておきますが、HPによると就航率は97%と非常に高い値を出しています。
むしろ前回がレアケースだったわけです。ということでみんなビートル乗るべき。
JR九州高速船 BEETLEビートル (←リンク)
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折角博多に来たわけなのでラーメンを食べました。
博多めん街道にある博多川端どさんこの味噌ラーメン。うまい。
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そこから新幹線でびゅんと帰りました。
おわり。
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LINEスタンプお願いします
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↑バスの同人誌です。
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