さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

続・パンダ惨禍

2008-10-29 09:28:24 | Tuesday 医療ニュース
(パンダ惨禍はこちら→パンダ惨禍・・・これがつくられたのは、2年前だったんですね・・・やっと、医療崩壊が表面化してきているような。)



15施設、研修医入れても6人以下=周産期センターの常勤産科医-厚労省緊急調査(時事通信)

 救急搬送された妊婦が8病院に受け入れを拒否され死亡した問題で、厚生労働省は28日、全国の総合周産期母子医療センター75施設に対し緊急で実施した医師数の調査結果を公表した。今回の調査では、医療法基準に照らし、週32時間以上勤務の研修医も常勤とカウントしたが、常勤産科医は東京都立墨東病院を含め15施設が6人以下。38施設が9人以下だった。

 同省は「病床数や非常勤医師数にもよるが、常勤が10人はいないと当直が回らないのではないか」としており、改めて周産期医療をめぐる医師不足の実態が浮かび上がった。 (2008年10月28日(火))


 周りでは・・・職場でも、行きつけの整体さんでも、同じ府中のキリスト集会のクリスチャン(兄弟姉妹)の間でも、中学校以来の先輩にも、大学の友人にも・・・今おめでたラッシュ。つい先日も生まれ、これからも生まれてくるだろう、この時期。
 つい先日、7病院拒否 都内の妊婦死亡 脳出血認識せず?(産経新聞)(もし、リンクがもう終了していたら、こちらに)
 というニュースがあった。
 今までとは、違う。
 それは、
 ・・・以前もしばしばニュースで流されていた「救急搬送、妊婦たらいまわし」と異なるのは・・・


 「かかりつけ医がいたのに・・・」


 ということ。

 かかりつけ医がいて、定期的にきちんと健診を受けているのならば、受け入れ先がないという事態は起こりえない、と医療従事者の知り合いの方々(いや、起こりえる、とも考える人もいたかもしれないけれど)もキャベツ自身も考えていたが、実際には、こうなっている。
 福島県立大野病院産科医逮捕事件以来、多いなぁ・・・ある皮膚科Drは、「今じゃあ、爪を切って万が一少し出血しただけでも、訴えられるから、切りたくない」と(今にも取れそうな危なそうな爪だったので、念のため病棟から依頼があったとき)断ろうとしたけれど。笑えるようなホントの話。



 一方、同じクリスチャンで、今、ザンビアで医療活動している助産師さんやNsさんがいるけれど、その病院はDr不在のため、緊急の場合、でこぼこ道を車で2時間半かけてDrがいる別の病院搬送しなければならないらしい(もっとひどいときには、飛行機で)。


 どこでも大変そう・・・。



      ******************


 入院されている方々の中には、「ベッドがないって断ったっていうけれど・・・」といぶかしげな表情もいるけれど・・・ベッドがないというのは、ホテルや民宿でベッドがない、というのとは意味が違うんですよ。たとえば、酸素が必要になったって、酸素はつけられないし・・・と心の中でモノ申す。
 そして、
 そういえば、さらにベッドを減らすと厚生省が言っていたんだっけ・・・と思い出した。



                    

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【医療news】アルコールと脳

2008-10-14 23:59:59 | Tuesday 医療ニュース
アルコール、飲むほどに脳が縮小=米研究

 [ワシントン 13日 ロイター] アルコールを飲めば飲むほど脳が縮小するという研究結果が13日、明らかになった。米マサチューセッツ州のウェルズリー大学のキャロル・アン・ポール氏が率いる研究チームが、神経学の専門誌「Archives of Neurology」で発表した。

 研究チームでは、適量のアルコールにより加齢によって進む脳容積の減少を食い止めることが可能かを検証しようとしたが、結果は不可能だったという。

 同研究によると、 生涯にわたって酒を飲まなかった人々が最も脳容積の減少が少なかった。続いて、過去に飲酒していたが今は飲まない人々、現在適度な飲酒をする人々、現在大量に飲酒する人々の順で、脳容量の減少の割合が少なかった。

 これまで、多くの研究によって適度の飲酒は心臓に良いとされてきた。
   (2008年 10月 14日  by http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-34284020081014)


 キャベツはほぼお酒飲んだことがないから、一応脳の萎縮は最小限に抑えられるのかな・・・(いや、交通事故でえらい目にあったこともあるから、ボケるかもそうなる前に、召されるといいなぁ・・・)


        *****************


 ほんじつの一言。


   “And do not be drunk with wine, in which is dissipation;
    but be filled with the Spirit,”

    (『また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩(ほうとう)があるからです。
      御霊(みたま)に満たされなさい。』)

                   (エペソ人への手紙 5章18節)



   呑む人からは、「『飲んでも飲まれるな』っていうことですね」とご理解いただいたことがあったっけ。

    (ほうほう


    ・・・・・・そうそう、御霊(みたま)っちゅうのはですね、亡くなった方の霊とか先祖の霊という意味ではありませんよ。
    神の御霊(みたま)、聖霊(not精霊)ということ。

    (なんのこっちゃいな


    え~~っと、神様という御方を表現するとき、
    父なる神、子なる神(イエス・キリスト)、聖霊、この3位で一つ(=三位一体)。
    聖霊なる神、とも言い、
    本当にクリスチャンならば、その人のうちに内在するという。


    だから、お酒に酔うことで一時しのぎの幸福を味わうのではなくて(加えて、無駄遣いにもなるし・・・)、永続する最も良いものに満たされるように、と。


                     
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福島県立大野病院産科医逮捕事件-判決

2008-08-26 23:59:59 | Tuesday 医療ニュース
 Dr不足、特に産科医離れを加速させた事件とも言える、2006年2月18日、一人の産婦人科医が逮捕された事件。

 癒着胎盤という予測困難な状態だった妊婦が、帝王切開中に死亡した。
 この産科医は限られた状況下で持てる技術を駆使して必死で妊婦を助けようとするが、力及ばなかった。そして、この医師は、業務上過失致死と医師法違反で逮捕される。
 現在、あちらこちらの病院で産科が閉鎖され、『出産難民』という現象まである状況だが、・・・・・・・・・・・・・・・できうる最善を尽くして、裁判にかけられるって、モチベーション下がるだろうなぁ(いや、そもそも医療行為それ自体行うことが難しくなる)・・・やるせないだろうなぁ・・・激務の中にいる方々にとって。

      **********

 ニュースをいくつか見比べればわかることだが、医療者と患者の家族との間の認識が違うような。

 とはいっても、医療者と、患者や患者の家族で、お互いの認識(その患者さんがどういう状態なのかという把握や、医療の妥当性についての考え)があまりに違うことは、どこでも見られる。

 たとえば、高齢で誤嚥性肺炎で入院した方の家族が、「どうして食わせない。早く食べさせて、リハビリさせて帰させろ。このままじゃ、寝たきりだ」
 とおっしゃっても・・・その方の状況を考えると、それはムリです。要望書を持ってこられても、誤嚥する確率が高い状況で・・・ゼリーでもむせこむ人に食事だなんて、・・・・「殺せ」と言っているようなものなんですってとか。

 交通事故のあと、どこまで回復が望められるのかという点についての双方の認識の違い、とか。「こんなハズじゃなかった!!」と。


 こんな誤認や理解を得られないことが、訴訟などに発展することも・・・・・・ある。

 きちんと、医療者が説明をする必要はある。
 ただ、インフォームド・コンセントをきちんと行ったとしても、受け手の家族の理解力が、もしくは聞く耳がなければ、難しい。
 理解を得る、というのは、難しい。
 知識の上では理解していても、心は受け入れられないこともある。


  だが、こんなことが続けば、別の意味で医療崩壊になるかも...。


 (知りうる情報の中では、結局、今回は、

  ・医療行為の妥当性の是非

  というよりも、

  ・医療者と患者(家族)との間の信頼関係の有無、納得できるか否か
  ・非専門職者が、専門性の高い現場に介入(乱入?)することの妥当性
  ・情報が一方的。もしくは、適正を欠く、あおりっぷりは見事なニュースの垂れ流し。
  ・もともと過酷なのに、風評により、さらに現場を支えるマンパワーのdown

  という問題とも言えるのだろうか。)




      ***************

 

帝王切開で29歳失血死、医師に無罪判決…福島地裁(読売新聞)

 2008年8月20日(水)13:59


 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性(当時29歳)が死亡した事件で、業務上過失致死と医師法(異状死の届け出義務)違反の罪に問われた産婦人科医、加藤克彦被告(40)の判決が20日、福島地裁であった。

 鈴木信行裁判長は、「標準的な医療措置で、過失は認められない」として無罪(求刑・禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。

 医療界からは、医師の逮捕に対して反発の声が上がり、元々勤務が過酷とされる産科医離れが進むなど波紋を広げたとして注目された。

 判決によると、加藤被告は04年12月17日に女性の帝王切開手術を執刀。子宮に癒着した胎盤をはがした際に大量出血が起き、女性は失血死した。子どもは無事だった。

 鈴木裁判長は、胎盤をはがしたことと死亡との因果関係を認め、「手でこれ以上胎盤をはがせないと判断した時点で、はく離を続ければ大量出血の恐れがあると予見できた」と、検察側の主張を認めた。

 だが、はく離を途中でやめて子宮摘出手術に移り、大量出血を回避すべきだったとする検察側の主張については、「最後まではがすのが標準的な医療措置」として、結果を回避する注意義務はなかったと判断。さらに、「女性は(難症例の)癒着胎盤という疾病で、過失のない診療行為でも死亡という結果は避けられなかった」として、医師法違反についても「異状死ではなく、届け出義務はない」とした。

 検察側は「胎盤の癒着は広範囲で相当深く、はがし続ければ大量出血し、生命に危険が及ぶ」と指摘。弁護側は「胎盤をはがしている最中の出血量は最大555ミリ・リットルで、大量出血の予見可能性はなかった。はがし始めたら最後まで行うのが臨床の実践。標準的な医療行為だった」と主張した。

 産科医は、04年ごろから減少が顕著となり、加藤被告の逮捕・起訴後は、医師の産科離れにさらに拍車がかかったとされる。日本産科婦人科学会は「故意や悪意のない医療行為に個人の刑事責任を問うのは疑問」とする見解を表明。国は「医療安全調査委員会(仮称)」の設置を検討している。


     ****************

 ちなみに、この事件や裁判に対して、こんなものもありました。

 『ボールペン作戦』(つよぽんの避難所)

 『ボールペン作戦メインサイト』

 『医賠責…』(某・総合医療センターコミュ経由。)

 『ある産婦人科医のひとりごと』


 (最後のブログから、一部引用-)
癒着胎盤は非常にまれで、事前の予測は不可能なことがほとんどです。正常の妊娠経過で正常の経膣分娩後であっても、児の娩出後に胎盤が剥がれず大量出血が始まれば、そこで初めて癒着胎盤を疑い、緊急で子宮摘出手術を実施しなければなりません。その際には、大量の輸血も必要ですし、手術中に大量の出血により母体死亡となる可能性も当然あり得ます。

どの癒着胎盤の症例でも、児が娩出する前には癒着胎盤を疑うことすら不可能の場合が多いです。今回報道されている事例は、帝王切開ですから、当然、手術前には癒着胎盤の診断がついてなかったと思われます。手術中に、児を娩出した後、胎盤がどうしても剥離しないで大量の出血が始まり、初めて癒着胎盤とわかったと考えられます。大量の輸血の準備をして帝王切開に臨むことは通常ありえません。また、帝王切開は腰椎麻酔で実施されることが多いですが、大量の輸血の準備もなく、腰椎麻酔のままでは、帝王切開から子宮摘出手術に移行すること自体が非常に危険です。麻酔科医がその場にいなければ、手術中に腰椎麻酔から全身麻酔に移行することも不可能です。

ですから、今回の事例では、誰が執刀していても、母体死亡となっていた可能性が非常に高かったと思われます。帝王切開をしてみたら、たまたま癒着胎盤であったケースで、母体を救命できる可能性があるのは、いつでも大量の輸血が可能で、複数の産婦人科専門医が常勤し、麻酔科医も常駐している病院だけだと思います。そういう人員・設備が整った病院であっても、帝王切開中に突然大量の出血が始まれば、全例で母体を救命できるという保障は全くありません。

今回の事例は、術前診断が非常に困難かつ非常にまれな癒着胎盤という疾患で、誰が執刀しても同じく母体死亡となった可能性が高かったのに、結果として母体死亡となった責任により執刀医が逮捕されたということであれば、今後、同じような条件の病院では、帝王切開を執刀すること自体が一切禁止されたと考えざるを得ません。

産科診療に従事していれば、母体や胎児の生命に関わる症例に遭遇することは日常茶飯事です。我々は、この生命の危機に直面した母児の命を助けるために帝王切開などの危険な緊急手術を日常的に実施していますが、手術の結果が常に患者側の期待通りにいくとは全く考えていません。産科では、予測不能の母体死亡、胎児死亡、死産は、一定頻度でいつでも誰にでも起こり得るという事実を全く無視して、結果責任だけで担当医師が逮捕される世の中になってしまえば、今後は危なくて誰も産科診療には従事できません。
今後の産科診療に非常に大きな影響を与える重大事件だと思います。



   ******************
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ニセ看護師

2008-05-20 00:59:04 | Tuesday 医療ニュース
いや・・・そんなんで“看護師長”勤められても・・・ってか、勤められません(師長のカラーで、病棟の雰囲気って、けっこう違うもんですヨ)。
 それ以上に・・・看護師長という、頭やおなかが痛くなりそうなお仕事を、よくまぁしようとお考えに・・・。


                    

ニセ看護師15年、容疑の49歳女を逮捕 千葉

看護師免許証のコピーを偽造して医療行為をしていたとして、千葉県警は9日、千葉県船橋市栄町1丁目、会社員高村令子容疑者(49)を保健師助産師看護師法違反などの疑いで逮捕した。高村容疑者は93年ごろから、無資格のまま計9病院で勤務していたといい、「生活費が必要だった。看護師にあこがれていた」などと話しているという。

 調べでは、高村容疑者は03年12月~昨年10月、同市内のセコメディック病院(292床)など3病院に、他人の看護師免許証のコピーから偽造した書類を提出して採用され、計5人の患者に点滴などをした疑い。県警は、高村容疑者が主に県内の9病院で無資格のまま勤務していたことを把握しているが、主に時効が成立していない期間について立件した。・・・(2008.05.09 朝日新聞)

   ***************

偽の看護師を逮捕 千葉、偽造免許証で採用

 千葉県内の3病院で、看護師の資格がないのに看護師長として2年余り勤めたとして、県警は9日、保健師助産師看護師法違反の疑いで同県船橋市栄町、会社員高村令子容疑者(49)を逮捕した。高村容疑者は偽造した看護師免許証のコピーを病院側に提出し、1993年から県内9病院で勤務したという。県警は時効が成立していない2年余りを立件した。(2008.05.09 共同通信)


 滋賀県で、国家試験合格後免許申請していなかった…というニュースもあるけれど、それダケならまだしも(←いや、まだしも、とは言えないけれど)、・・・看護学校にも行った事のない方がそんなことをされるのは・・・怖いことデスヮ。


                   

  そもそも・・・点滴とか医療行為云々以前に・・・(ひとりごと)

  え、いや。
  新人看護師やら慣れていないぶきっちょ看護師以上に、しっかりしたヘルパーさんはいらっしゃいますけれど、ねf(^ω^;)

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四川大地震

2008-05-13 23:59:59 | Tuesday 医療ニュース
 5月12日に中国南西部で発生した地震。いろいろ続きますね。
 救助が速やかに行われますように...。

妻子は食料は…生き埋め多数、雨が追い討ち 四川大地震

 【綿陽(中国四川省)=奥寺淳】まるで野戦病院のようだ。四川省成都から北へ約100キロ。多数の犠牲者が出ている綿陽市の綿陽中心病院には、12日夜からひっきりなしにけが人が運びこまれていた。もともと入院していた患者は中庭に張られた仮設テントに移され、新たに運びこまれた地震の被害者は、病院の1階ロビーの床の上に次々と横たえられた。

 頭部にけがをした子どもを乗せた救急車が到着した。看護師は床に布団代わりの段ボールを敷き、その上に子どもを寝かせる。さび付いた酸素ボンベのタンクを横におき、点滴を始めた。そばには全身を強く打ち、意識のない患者もいる。床には血のりが付き、ロビーを見渡しただけで、がれきの下敷きになったというけが人が150人以上横たわっている。ボランティアも参加して、患者の世話をしていた。

 (東京で、同じことが起こったら、どうなるだろ・・・とりあえず、職場に行かなきゃ、だな)

 甚大な被害が出ている北川県から運ばれた公務員の男性(41)は「会議をしているところを地震が襲い、6階建ての建物が全壊した。がれきを手でかき分けて、外に出た。妻の行方が今も分からない」と話した。

 綿陽市は全域が停電している。道ばたに布団を敷いて寝ていた女性は「家は真っ暗で水も出ない。店も閉まっていて食べ物も買えない」。まだ余震が来ると思うと怖くて、家に帰れないという。
 同様に道ばたに横たわり、家族8人で夜を明かした男性は「家は崩れる可能性があり、危ないので外に居るよう市の職員に言われた」と話した。


◆「早く食料と水を」街にあふれる人

 【都江堰(中国四川省)=小林哲】四川省都江堰市に13日未明、入った。成都市中心部から約60キロ。あちこちで建物の倒壊が相次ぎ、そのがれきの下に自動車が埋もれ、激しい揺れに襲われた跡が残っている。
 都江堰市中医病院では、6階建ての病棟が倒壊した。医師や患者ら200~300人が生き埋めになっているとみられるため、13日早朝から本格的な救助活動が始まった。がれきの中から担架で人が運び出されてくるたびに、待ち構える家族らが集まり、身内かどうか確認している。近くの路上には青いシートをかけられた遺体が放置されたままになっていた。

 商店街では、全壊した5、6階建てのビルがある。道路の両側にはたくさんの救急車やパトカーが集まっていた。近くの小学校では、校舎が倒壊し多くの児童が下敷きになっているという。

 市民の多くは余震を恐れ、雨が降る中でも街頭に出て一夜を明かした。未明から雨が強まり、肌寒く感じる。空き地などに設けられたテントや傘で雨を避けた。
 電器店経営の陳暢基さん(64)は「店の商品は地震でめちゃくちゃになった。これからどうやって生活していけばいいのか。電気が止まり、水道や電話も使えない。食料と水を早く支援してほしい」と訴えた。
 テントで雨宿りしていた女性は「9歳の子どもが学校に行ったまま連絡が取れない。どこかに避難していてくれればいいけれど」と不安そうに話した。

 午前7時過ぎから、バス停に向かって歩く人で街頭はあふれかえっている。車も渋滞している。食べ物がないため、街の外に出ようとしているという。ある女性は「みんな行くから、私も行く。バスが走っているかどうかは分からない」と話した。

 新華社通信によると、四川省気象台は現地では14日まで雷雨や降雨が続くと見ている。 (2008年05月13日 朝日新聞)




 できるだけ、多くの人が助かりますように。早く、回復されますように。
 身体だけではなく、いろんな意味で…。

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【医療news】健保

2008-04-22 23:59:59 | Tuesday 医療ニュース
給与明細を見ると、「健保」という欄があるんですよ。けっこう取られているのですが、その代わり、医療費がかかったとき補助が出るんですよね。ただ・・・今後どうなるんだろ、これ。

健保組合、過去最大の赤字に

 健康保険組合連合会(健保連)は4月21日、健保組合の今年度の経営収支が過去最大の6,322億円の赤字になるとの推計をまとめた。

 後期高齢者(長寿医療)制度の創設など制度変更に伴い、拠出金などの負担が大幅に増加。加入組合の約9割が赤字になるとみている。健保連の対馬忠明専務理事は同日の記者会見で、「(健保組合の財政は)極めて危機的な状況にある」と述べ、政府管掌健康保険(政管健保)への支援を来年度以降、継続するのは困難だとの認識を強調した。・・・(2008/04/21 キャリアブレイン)


        *****************


極論言ってしまえば、皆ず~~っと元気であれば病院なんて必要ない(医療費もかからない)。・・・が、そうも言っていられない。ふぅ。

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【医療News】ヘパリン

2008-03-18 23:43:55 | Tuesday 医療ニュース
今朝、病棟から10ccシリンジがまったくなくなったため、20ccシリンジにしこしこ生食 1)を詰めて詰めて・・・「NS」と書かれたシリンジを10数本用意する。しかし、お昼にはもうなくなりかけたため、10数本、生食入り20ccシリンジをまた準備。

 
 そして、夜、夜勤Nsが「もう10ccシリンジ、ないんですか?」と驚いたところ、
「病院内全部、欠品なのよ」
 との知らせ。

 それは、これのせいだった↓


   ***********************


 ヘパリンを自主回収 米で副作用 透析患者に影響も メーカー3社(産経新聞)

 米国で副作用とみられる症状で20人以上の死者が出た抗血液凝固剤「ヘパリンナトリウム」について厚生労働省は10日、国内メーカー3社が計17製品の自主回収を始めたと発表した。3社は原料を副作用の出た米・製薬会社から仕入れていた。同製薬会社は加工前の原料を中国から輸入していたため、米食品医薬品局(FDA)が因果関係を調査している。
 回収が始まったのは、扶桑薬品工業(大阪)、大塚製薬工場(徳島)、テルモ(東京)が製造するヘパリンナトリウム製剤。主に透析やカテーテルと呼ばれる細い管の血液凝固を防ぐために使われている。特に透析では扶桑と大塚の両社でシェアは5割を超える。厚労省は、代替品がない場合は患者に事情を説明した上で、副作用に注意して使用することを医療機関に周知するよう3社へ指示した。
 厚労省によると、同剤で米と同様の強いアレルギー症状が出る副作用報告はないという。また、3社が在庫を調査した結果、異常はなかった。

 ヘパリン製剤をめぐっては、米・バクスター社の製剤で昨年12月中旬以降、米国内で約450人の副作用報告があり、うち21人が死亡した。バ社は中国と米国内の製薬会社が製造した原料を使用。加工前の原料は、中国にある工場で豚の腸から抽出したものだった。
 FDAの調査で原料から5~20%のヘパリンに似せた不純物が検出。今月5日、日本の3社が原料をバ社と同じ製薬会社から仕入れていたことが分かったため、回収を決めた。(2008年3月11日(火))


        ***************


<自主回収>製造販売3社が抗凝固製剤を

 厚生労働省は10日、人工透析や手術時に血が固まるのを防ぐ抗凝固製剤「ヘパリンナトリウム」について、米国から原薬を輸入して製造・販売している ▽扶桑薬品工業▽大塚製薬▽テルモ――の3社が自主回収を始めたと発表した。同じ原薬を使った米バクスター社の製剤の副作用報告が米国内で多発したのを受けた措置。日本での健康被害は、今のところ報告がないという。

 回収するのは米ウィスコンシン州の「SPL社」が原薬を作った製剤で、原料となるブタ由来の成分は中国から輸入された。米国食品医薬品局によると、バクスター社の製剤は昨年12月以降で448人の副作用報告があり、うち21人が死亡。原薬にはヘパリンと似た別の物質が混入しており、同社も回収を始めている。

 今回の措置で、透析用のヘパリン製剤は流通量の半分以上が回収対象になり、3社は別の原薬による供給を急ぐ。代替品がない場合、医療機関は回収対象の製剤を使うことになるが、米国で副作用報告が出ているような短時間の大量投与は日本では通常行わず、厚労省は危険性は極めて低いとみている。(2008年3月11日(火))


        **************


 (いつも思うことだが・・・同じことなのに、切り口で印象が違ってくるよなぁ・・・)

 この「ヘパリンナトリウム」、実は、病院では、ごく自然と使っている馴染み深いものである。

 一番は、点滴の終了時。

 点滴が終わった後、そのままだと点滴の管が固まってしまうため、「ヘパフラッシュ」なるものを使う。または、点滴をつなぐとき、少々固まっているかも?というときに、ヘパフラッシュを少々流して、流れをよくしたり。
 10ccごと1本ずつ包装されていたため、ポケットにそれを入れて必要なとき、お出まし願うのだ。


 が、今は、その役割は「生食」になった。
 (回収対象を使うわけにはいくまい!)

 ・・・というわけで、朝の準備が、また一つ増えました。


       by 21時過ぎに仕事が終わった(・・・もう祈り会や学び会、終わってるよ)日勤さん


           ********************


 本日のひとこと。


   『私たちはそのことを聞いた日から、絶えずあなたがたのために祈り求めています。

    どうか、あなたがたがあらゆる霊的な 2)知恵と理解力によって、
    神のみこころに関する真の知識に満たされますように。

    また、主(しゅ) 3)にかなった歩みをして、あらゆる点で主(しゅ)に喜ばれ、あらゆる善行のうちに実を結び、神を知る知識を増し加えられますように。』


                    (新約聖書・コロサイ人への手紙1章9-10節)




知っているか否か、と問われたら、否、と答えるしかない。
 私は、同じ苦しみを味わったわけでもない。
 同じ痛みに貫かれたわけでもない。
 それでもなお、それを甘んじて受けた思いの深さも、この先に見えるものも。

 だが、求め続けよう。

  

 日々、主の目にかなった歩み・・・いや、
 そもそも、人のお世話になることのほうが多いだろ、自分。
 ご迷惑をおかけしてしまうことだって。
 ・・・せめて、
 明日は一歩前進するように。


                                



【注】
1)生食:生理食塩水。NSと略されることも。

2)霊的:英語だと「spiritual」。といっても、ちょっと前に流行った、お手軽な「スピリチュアル」・・・ではなくて、人間の根本的なところを指しています。
  聖書を読むと、人を「れい・たましい・からだ」の3つの側面で捉えていることがわかります・・・云々(興味があったら、どこかで知ってくださいな)。

3)主:神様のこと。

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インフルエンザ

2007-12-11 14:36:30 | Tuesday 医療ニュース
インフルエンザ、47週時点で全国的な流行に突入

 例年にない早い立ち上がりとなっている今年のインフルエンザは、47週時点で全国的な流行が始まった。国立感染症研究所感染症情報センターのまとめによると、2007年第47週(11月25日)現在、定点当たりの報告数は1.53となり流行の目安とされる1.0 を超えた。1987年以降では最も早い流行で、今後の推移を注意深く見守る必要がある。

 都道府県別では、47週時点で北海道が12.36(46週は7.94)となり、注意報のレベルに達した。また首都圏では、神奈川県が2.63(同1.78)、千葉県が1.76(同1.51)、東京都が1.45(同1.02)で、群馬県以外の都県がシーズン入りした。

 立ち上がりが早いからといって大流行になるとは限らないが、早めのワクチン接種をはじめ、うがいや手洗い、マスクの着用など、日ごろからの予防策を徹底すべきだろう。また、ウイルス拡散を防ぐ上で家庭内感染の予防も重要であることから、もしも家庭内で発生した場合は2 次感染を防ぐ手立てをとるべきだ。日本臨床内科医会インフルエンザ研究班副班長の廣津伸夫氏は、「特に看病に当たることの多い母親は、家庭内であってもマスクをするなどの予防が必要になる」と指摘している。(2007.11.30日経メディカル オンライン)

(fromインフルエンザ、47週時点で全国的な流行に突入


 キャベツの周りでも、「○○でも、インフルエンザが出た」とか「今日の外来で、インフルエンザが○人来た」、「どこそこの学校が学級閉鎖」という話も聞こえてきます。皆様、どうぞお元気で

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【にゅーす】病院の倒産

2007-09-25 23:59:59 | Tuesday 医療ニュース
あっと言う間に、毎日が過ぎ去っていくのですが、そんな折、このような記事もあったようで。
 確かに、
「経営」や「倒産」、「(○○は)現場が分かっていない」とか「人材がいない」とかしばしば聞かれる言葉だったりしますし、現場で働いていると、末端ながらひしひしと感じます。
 特に、―経営うんちゃらは何ともわかりませんが―看護師不足、という点で(産科医や小児科医、地方の医師等は、その分野にて切々と感じているのでしょうが…)。私の先輩も、人手が少ないから・・・と、来月から別の病棟に配属されますが―まだ教わりたかったことが仰山あるのに―、無論(むろん)、その分補充があるわけでもなく。数少ない中で、なんとかやっている状況。

 一つ上の先輩方は「この忙しさはなんだ!!(来年度には)辞める!!」と決意しているようなので、さて、今後どうしたものか、とも考えてしまうキャベツです。


                                                      

 「倒産続出」病院ビジネスに明日はない


 「病院業界は血の海、焼け野原と化す」。厚労省出身の専門家が、ただならぬ未来を警告。

医師の不足や偏在が原因で産婦人科、小児科などの診療科が閉鎖され、医療崩壊の危機が叫ばれている。これに追い討ちをかけるように病院の倒産が急増している。

信用調査会社の帝国データバンクによれば、今年に入って医療機関の倒産件数は33件(7月末現在)に及び、2001年以降で最多だった04年1年間の32件をすでに上回っている。このうち、病床数20以上の病院倒産が12件で、やはり最多の05年8件を大きく上回る。ちなみに他の医療機関別では、診療所の12件、歯科医院が9件。「明日は我が身かも」と、不安を募らせる病院関係者は少なくない。

01年から07年5月までの倒産190件の原因を帝国データが分析した結果では、「販売不振」が55件と最も多く、次いで「放漫経営」39件、「設備投資の失敗」22件と続く。販売不振は、ずばり診療報酬の減少を指す。02年から3回続いた診療報酬マイナス改定、とりわけ昨年の3.16%減が病院経営を直撃した。一方で、不足する医師の確保が人件費増につながり、医師不足が患者減少を招く、「売り上げ」減少の悪循環を引き起こしている。

看護基準の保険点数見直しも深刻な影響を与えている。看護師の労働環境改善を図る目的で、急性期一般病棟の患者7人に対し看護師1人という「7対1看護」を実施し、夜勤時間を月平均72時間以下に軽減する病院に、手厚い入院基本料を算定する新基準の導入である。その結果、大病院のなりふり構わぬ看護師集めを、慢性的な看護師不足に悩む中小の病院は、指をくわえて見ているのが現状なのだ。

患者を奪い合う公立病院

倒産件数の増加は民間病院が冬の時代を迎えた証拠だが、地方自治体が経営する自治体病院(公立病院)も存亡の危機にある。全国982の公立病院の約3分の2に当たる626病院が赤字経営に苦しんでいる。大阪府の南部にある公立忠岡病院は今年3月、56年の歴史に終止符を打ち、閉院となった。医師不足による外来・入院患者数の激減、診療報酬改定による減収が直接の原因だった。

その背景には04年度からスタートした新人医師の臨床研修制度がある。大学病院を希望する研修医が減ったため、全国の大学で派遣医師の引き揚げが始まった。大学病院からの医師派遣に依存していた公立忠岡病院の場合、前年度に9人いた常勤医が5人、3人と減り続け、昨年度は院長を含め2人だけになってしまった。医業収入も02年度の12億5800万円から、05年には6億4100万円と半減した。赤字も毎年膨らみ、悪化する忠岡町の財政事情では一般会計から補填できなかった。

閉院に至らないまでも、公立病院同士の統合はすでに始まっている。山形県酒田市内にある県立日本海病院と市立酒田病院は患者を奪い合い、慢性的な赤字経営に陥っていた。生き残り策として来年春、統合して独立行政法人に移行する。高知市でも一昨年、県立と市立の自治体病院が統合して高知医療センターが誕生したが、オリックスを代表とする企業グループが、設計・施工から設備管理・運営まで、診療業務を除く大半の業務を請け負うPFI方式として注目された。公共事業に民間資金とノウハウを活用した自治体病院再生のニューモデルでもある。

厚生労働省の「医療施設調査」によれば1990年に1万96もあった病院が07年には8883(5月末現在)に減った。それでも世界最多の病院数だが、最大の減少要因は倒産とされる。帝国データの分析では、かつては放漫経営がトップを占めていたが、前述したように近年は販売不振――診療報酬の減少に変わってきている。きちんと経営をしているにもかかわらず、収益が悪化し、倒産に追い込まれたケースだ。

恐怖の「改定デフレ・スパイラル」

診療報酬のマイナス改定が倒産を引き起こす構図を、病院経営戦略を専門とする工藤高(たかし)メディカル・マネジメント・オフィス代表は、改定デフレ・スパイラルと呼んでいる。
 「診療報酬が下がる」と「医業収入が減る」。
当然「利益が少なくなる」ので「赤字幅が大きくなる」。
その結果、「職員の給料を減らす」、「職員が辞める」、そして「病院倒産」に行き着く。
この改定デフレ・スパイラルにより、公立、私立を問わず病院の閉院や診療所化、病院間のM&A(合併・買収)、自主廃業などの動きが加速するというのが、大方の医療制度スペシャリストの見方である。

2年に1度の診療報酬改定を来年に控え、この秋から本格的な論議がスタートする。厚労省の基本的な考え方は、医療費適正化を最重要課題の一つに据え、平均入院日数を短縮するために、一般病床数を減らして療養病床への移行を進めることだ。その布石として、いわば改定デフレ・スパイラル戦略が必要になる。旧態依然たる中小病院の退場はその延長線上にある。これは総務省の管轄になるが、自治体病院の広域統廃合、民活による独立法人化も、多すぎる病院の淘汰という射程内にある。

国立病院の統廃合にはいち早く手がつけられ、独法化や民間への払い下げなどが進んだ。国立大学病院はどうだろう。地方の国立大学の中には、臨床研修医が集まらないため、派遣業務だけでなく大学病院本体の日常診療に支障を来し始めている医局が少なくない。早晩、つぶれる医局も出るだろう。

都会の大病院も安閑としてはいられない。東京都内の社会保険中央総合病院やNTT東日本関東病院といった名門病院で、診療科によっては病床稼働率の低下現象が見られるようになった。患者が東大病院や東京医科歯科大病院などに吸引されているのだ。04年の国立大学法人化に伴い、殿様商売だった国立大学病院が「営業」に力を注ぎ始めた表れでもある。いずれ、中小病院にとどまらず、名門病院の倒産も現実味を帯びてくるかもしれない。

外科医出身で厚労省技官のキャリアを持つ長谷川敏彦・日本医大教授(医療管理学)は、講演の場で「今後3~5年間は病院業界は血の海、焼け野原」と物騒な発言をし、聴衆を驚かせた。具体的な中身を紹介する。長期ケア(慢性期)の病院が1千~2千、急性期病院が数百はつぶれ、
その第1グループが自治体病院(院長に権限がなく、ビジネスセンスもない)、
第2グループは地方の国立大学病院(いずれ身売りが起きる)、
第3グループが私立の中小病院(7対1看護と医師不足にどれだけ耐えられるか)。


おぞましい時代が目前に迫っている。しかし、病院を弱肉強食の世界に委ねるべきではない。行政は病院倒産を政策誘導するのではなく、地域に必要な良質の病院を維持するためにも、全国の病院実態調査を早急に実施して結果を公開し、国民各層の判断を仰ぐ必要がある。(2007.09.25 FACTA)


 ああ、なんだ。
   どうやら、具体的な方針はなく、ただ「倒産するぞ~」という内容の記事でした。
   7対1看護を目指すこと自体は悪くはないハズですが―こちらだって、受け持っている患者数が少ないほうが、なんぼ一人一人のことを看ていられるか…さすがに日勤で14~5人を受け持った日にはキツイ。看護とは言えん―、そのために、どういうことが起こるか、ということで。
  学校を出たばかりの看護師はどちらかというと大病院に流れてしまう傾向があるのですが、日本の看護師 1)のうち、潜在看護師 2)もぼちぼちいらっしゃるハズですので、そのあたりにターゲットを絞って、「いらっしゃい」としているところも多いようですが 3)、さて、どうなっているのでしょう・・・。

  (そのほかの対応として、病床(ベッド)数を減らして、その分、患者数 対 看護師数を改善するという病院もあるようですね

   まあ、すぐに良い案が浮かべば、これほどどこも困らないってね・・・さてさて先ずは、目の前のことを一つ一つやっていこうか、自分




【注】
1)ちなみに、日本の看護師数は、20代と40代が多く、30代がその両側より少ない、Mの形をしている(平均20代後半)。・・・と言われたり、昔何かの資料でそんな図を見た記憶があるが、どうやら、今は多少違う様子。
 就業看護師数,就業場所・性・年齢階級別(平成14年度)
 

2)潜在看護師:看護師の免許は持っているが、病院等で看護師の仕事をしていない人。

3)たとえば、保育所の充実などにて。ちなみに、私の勤めているところのように、夜勤中も預かってくれたり、病児も預かってくれている(もちろん、健康な児とは一緒の部屋ではないらしい)ところは、まだまだ少ないらしい。
 子供を持って、この仕事(看護や医師など)をしつつ・・・というのはきついですよ・・・うん。周りの協力がなければ。

 いや、他の仕事でも、そうだ、と言われるかもしれないが―SEもきっついやろな~―、他のはよくわからないので、ここでは省略させていただきます。




                

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コムスン

2007-08-28 23:59:59 | Tuesday 医療ニュース
あ~~、残念。東京では曇りのち雨となり、折角(せっかく)の皆既月食(かいきげっしょく)を見れませんでした。が、久々の休みらしい休み。まったり過ごさせていただきました
 そして、D兄。おおっ、使徒行伝13章33節とローマ1章4節とが、そんなリンクをするとは
 先日まで実はず~んと落ち込んでいた分、リフレッシュとなった一日。明日からまた頑張ろう


                                                 



 さて、コムスンのその後のニュース。

 ニチイに210億円で売却 コムスンの介護施設事業

 訪問介護最大手のコムスンと介護大手のニチイ学館は28日、有料老人ホームなどコムスンの施設事業をニチイに210億円で売却することで合意したと発表した。11月1日に譲渡する。コムスンの事業譲渡先を審査する同社の第三者委員会が27日、売却相手にニチイを選んだばかりで、選定からわずか1日後のスピード合意となった。第三者委は、訪問介護など在宅事業については9月4日の次回会合で譲渡先を選定する方針。(2007.08.28Thu 共同通信)


 さて、医療介護現場、これからどうなるんでしょ・・・?

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