(パンダ惨禍はこちら→パンダ惨禍・・・これがつくられたのは、2年前だったんですね・・・やっと、医療崩壊が表面化してきているような。)
15施設、研修医入れても6人以下=周産期センターの常勤産科医-厚労省緊急調査(時事通信)
救急搬送された妊婦が8病院に受け入れを拒否され死亡した問題で、厚生労働省は28日、全国の総合周産期母子医療センター75施設に対し緊急で実施した医師数の調査結果を公表した。今回の調査では、医療法基準に照らし、週32時間以上勤務の研修医も常勤とカウントしたが、常勤産科医は東京都立墨東病院を含め15施設が6人以下。38施設が9人以下だった。
同省は「病床数や非常勤医師数にもよるが、常勤が10人はいないと当直が回らないのではないか」としており、改めて周産期医療をめぐる医師不足の実態が浮かび上がった。 (2008年10月28日(火))
周りでは・・・職場でも、行きつけの整体さんでも、同じ府中のキリスト集会のクリスチャン(兄弟姉妹)の間でも、中学校以来の先輩にも、大学の友人にも・・・今おめでたラッシュ。つい先日も生まれ、これからも生まれてくるだろう、この時期。
つい先日、7病院拒否 都内の妊婦死亡 脳出血認識せず?(産経新聞)(もし、リンクがもう終了していたら、こちらに)
というニュースがあった。
今までとは、違う。
それは、
・・・以前もしばしばニュースで流されていた「救急搬送、妊婦たらいまわし」と異なるのは・・・
「かかりつけ医がいたのに・・・」
ということ。
かかりつけ医がいて、定期的にきちんと健診を受けているのならば、受け入れ先がないという事態は起こりえない、と医療従事者の知り合いの方々(いや、起こりえる、とも考える人もいたかもしれないけれど)もキャベツ自身も考えていたが、実際には、こうなっている。
福島県立大野病院産科医逮捕事件以来、多いなぁ・・・ある皮膚科Drは、「今じゃあ、爪を切って万が一少し出血しただけでも、訴えられるから、切りたくない」と(今にも取れそうな危なそうな爪だったので、念のため病棟から依頼があったとき)断ろうとしたけれど。笑えるようなホントの話。
一方、同じクリスチャンで、今、ザンビアで医療活動している助産師さんやNsさんがいるけれど、その病院はDr不在のため、緊急の場合、でこぼこ道を車で2時間半かけてDrがいる別の病院搬送しなければならないらしい(もっとひどいときには、飛行機で)。
どこでも大変そう・・・。
******************
入院されている方々の中には、「ベッドがないって断ったっていうけれど・・・」といぶかしげな表情もいるけれど・・・ベッドがないというのは、ホテルや民宿でベッドがない、というのとは意味が違うんですよ。たとえば、酸素が必要になったって、酸素はつけられないし・・・と心の中でモノ申す。
そして、
そういえば、さらにベッドを減らすと厚生省が言っていたんだっけ・・・と思い出した。
15施設、研修医入れても6人以下=周産期センターの常勤産科医-厚労省緊急調査(時事通信)
救急搬送された妊婦が8病院に受け入れを拒否され死亡した問題で、厚生労働省は28日、全国の総合周産期母子医療センター75施設に対し緊急で実施した医師数の調査結果を公表した。今回の調査では、医療法基準に照らし、週32時間以上勤務の研修医も常勤とカウントしたが、常勤産科医は東京都立墨東病院を含め15施設が6人以下。38施設が9人以下だった。
同省は「病床数や非常勤医師数にもよるが、常勤が10人はいないと当直が回らないのではないか」としており、改めて周産期医療をめぐる医師不足の実態が浮かび上がった。 (2008年10月28日(火))
周りでは・・・職場でも、行きつけの整体さんでも、同じ府中のキリスト集会のクリスチャン(兄弟姉妹)の間でも、中学校以来の先輩にも、大学の友人にも・・・今おめでたラッシュ。つい先日も生まれ、これからも生まれてくるだろう、この時期。
つい先日、7病院拒否 都内の妊婦死亡 脳出血認識せず?(産経新聞)(もし、リンクがもう終了していたら、こちらに)
というニュースがあった。
今までとは、違う。
それは、
・・・以前もしばしばニュースで流されていた「救急搬送、妊婦たらいまわし」と異なるのは・・・
「かかりつけ医がいたのに・・・」
ということ。
かかりつけ医がいて、定期的にきちんと健診を受けているのならば、受け入れ先がないという事態は起こりえない、と医療従事者の知り合いの方々(いや、起こりえる、とも考える人もいたかもしれないけれど)もキャベツ自身も考えていたが、実際には、こうなっている。
福島県立大野病院産科医逮捕事件以来、多いなぁ・・・ある皮膚科Drは、「今じゃあ、爪を切って万が一少し出血しただけでも、訴えられるから、切りたくない」と(今にも取れそうな危なそうな爪だったので、念のため病棟から依頼があったとき)断ろうとしたけれど。笑えるようなホントの話。
一方、同じクリスチャンで、今、ザンビアで医療活動している助産師さんやNsさんがいるけれど、その病院はDr不在のため、緊急の場合、でこぼこ道を車で2時間半かけてDrがいる別の病院搬送しなければならないらしい(もっとひどいときには、飛行機で)。
どこでも大変そう・・・。
******************
入院されている方々の中には、「ベッドがないって断ったっていうけれど・・・」といぶかしげな表情もいるけれど・・・ベッドがないというのは、ホテルや民宿でベッドがない、というのとは意味が違うんですよ。たとえば、酸素が必要になったって、酸素はつけられないし・・・と心の中でモノ申す。
そして、
そういえば、さらにベッドを減らすと厚生省が言っていたんだっけ・・・と思い出した。