さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

パウル・クレー展 ~終わらないアトリエ~

2011-07-13 18:42:03 | Wednesday 芸術・スポーツ
(パウル・クレー「花ひらいて」,1934年)


 ある日、突然、半休を頂けたので、
 観てきた。
(有給をもらえるなんて…そもそも、半休なんて、
 具合が悪くて早退せざるを得なかった時以外、もらったことがない。
 と、感謝しつつ)

                        
            (PAUL KLEE「黒い記号」1938年)

 14時頃に着いたのだが、平日のせいか、それほど混んでおらず、
 久しぶりにストレスなく、見ることができた(^^)

            
           (PAUL KLEE「山への衝動」1939年)

         工夫された、味わいのある、良い展覧会だった。
         土日や、7月2日の放映後は混むだろうな・・・と感じつつ。


 そして、クレーの優しい味わいのある線描や色彩だけではなく、

      「創造=破壊」

ということを、ここでも覚えさせられ、がつんと頭をうたれた。

 

(PAUL KLEE「花ひらく木」1925年。90度回転し、拡大すること推奨・・・何かに気付くカモ。)



          ***********

パウル・クレー展― おわらないアトリエ
 PAUL KLEE: Art in the Making 1883-1940

 @東京国立近代美術館

 2011年5月31日(火)– 7月31日(日)


■展覧会趣旨

 スイス生まれの画家パウル・クレー(Paul Klee, 1879-1940)は、長らく
日本の人々に愛され、これまでにも数多くの展覧会が開催されてきました。

 「創造の物語」や「旅のシンフォニー」または「線と色彩」などの副題が示すように、
作品の物語性や制作上の理念が詩情豊かに詠われたそれら展覧会は、多くの人々に
クレー芸術の魅力を伝える大きな役割を果たしました。

 このたび、京都と東京の国立近代美術館で初めて開催されるクレー展では、今までの展覧会成果を踏まえた上で、これまでクローズアップされなかった観点、「クレー作品が物理的にどのように作られたか」について考えます。 ・・・(以下略)

             

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映画『コクリコ坂から』

2011-07-13 06:59:51 | Wednesday 芸術・スポーツ
 今朝は室温32度。これで過ごしやすい、とさえ感じる。
汗、だらだらだが。


   ********

 最近、テレビでは4週連続でジブリ作品を放映しているらしい。
 そして、今週末から『コクリコ坂から』が公開。


 監督は、宮崎駿(はやお)ではなく、宮崎吾朗。
 企画・脚本は、宮崎駿。

   ********

 一足先に、拝見す。

 舞台は、横浜、東京オリンピックの前年の1963年(昭和38年)。
(実際には、学生運動が過熱した1970年代…の様子。)
 時代背景を勉強してからなら、面白いかもしれない。

 テーマをどこに置くのかはともかく、
 ソレが些末(さまつ)なことだからなのかもしれないが、も
うちょっと丁寧に・・・と感じる展開がそこここにある。

 それゆえか、
 色々な萌芽(ほうが)はあるものの、伝わりにくい。
 入りにくい。

 ジブリ風さわかやな、ノスタルジィ。
というべきか。


   ********

 ・・・1980年代以降の私らにとって、昔のジブリ作品は思い出深く、
ちびたちにせがまれるまま、何度ビデオを観たか、わからないものだった。
セリフもいくらか覚えてしまった程だった。

「となりのトトロ」
「魔女の宅急便」
「天空の城ラピュタ」
「風の谷のナウシカ」・・・

 ダガ、コクリコ坂ハ、チョット難シイ。
 ファミリー向け、というより、50代以上向け、と感じる。


  *********

それにしても・・・懐かしい歌ですな。

「上を向いて歩こう」

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原発事故の跡

2011-07-13 06:47:57 | Tuesday 医療ニュース
 「・・・たら」「・・・れば」は意味がない。
だが、だからといって、知らないより知る方がいい(と私は思う)。
人によっては、知りたくない、という人もいるが。


一つの記録。


出荷の6頭は5都府県に セシウム検出牛、一部は販売(朝日新聞) 7月12日


           ***********


◇そういえば、こんな話もあったっけ。


3月15日、東京ではヨウ素やセシウム、テルルといった放射性物質が、1立方メートルあたり数百ベクレル(Bq)検出されていました。これは'86年のチェルノブイリ原発の事故時、日本に降った量の何百倍、何千倍という濃度です。

 しかし、このデータを公表しようとしたところ、上司から『パニックを煽る』と言われました。行政も数値は把握していたと思いますが、おそらくそうした『パニックを止めよう』という力がいろいろと働いたのだろうと思います。名前は明かせませんが、私の同僚でも、検出したデータを公表しないよう言われた人たちが何人もいます」

 これは5月23日に参議院の行政監視委員会において、参考人として招致された小出裕章・京都大学原子炉実験所助教の発言である。

 この日、同委員会には小出氏の他、地震学者の石橋克彦・神戸大名誉教授、後藤政志氏(元東芝の原子炉設計者)、孫正義・ソフトバンク社長ら、4人の「脱原発派」の識者が参考人として招致されていた。

 ところが、この注目すべき委員会の様子は、テレビ等では一切、放送されなかった。NHKも、中継したのは「原子炉への注水を止めたのは誰なのか」との議論が続いていた衆院復興特別委員会で、この「脱原発」委員会は完全に無視した。マスコミでは、翌日の朝刊で一部の新聞が短い概要を取り上げたくらいだ。・・・(続きは、こちら

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