さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

ファイナルベンサー と 潮騒

2013-06-22 19:45:12 | Thursday 生活
(ネタバレ注意)

 今日は、「あまちゃん」を見逃した。

 キャベツは職場の休憩中に、見ていることが多いが、それにしても、周りの老若男女、あまちゃんを見ている率が高い。
一緒に見ながら、感情移入して涙を流す人もいれば、
「今週末、まとめてみるから、まだ言わないで!」というDrもいれば、
「私は週末に見るのに、旦那が見るっていうので結局見ちゃって・・・昨日までの話は大丈夫ですよ」というDrもいる。
(加えて夜、買い物に出かけると、どこかのマンションから、あまちゃんソングが流れてくる。)

 とりあえず、先々週の話だから、大丈夫なハズですが・・・


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<ちょっとした小ネタ>

 先々週のある日、あまちゃん内で「潮騒のメモリー」という(架空の)映画の話の説明中、キャベツは、

「それ、三島由紀夫の『潮騒』に似た話だな・・・」

と思ったのデシタ。

 三島由紀夫の『潮騒』。
 何を隠そう小学校3年の頃。教室のうしろにあったソレを読んで、顔を真っ赤にして、クラスメートに「なんか、Hい本がある! あんなの読んじゃだめだ!!」と言った過去があるキャベツの脳裏には、即座にそれが出てきたのデシタ。
(同様に、紀行本だと思って開いた、村上春樹「ノルウェイの森」でも、目から火花が・・・。なんて純情な青春時代だったんだろう

 すると、それを代弁したかのように、琥珀(こはく)磨きの勉(べん)さんが、

「おめえら、三島由紀夫の潮騒とごっちゃにしてね~か?」

 と言ってくれたのデシタ。キャベツは、勉(べん)さんに、「よくぞ言った、ファイナルベンサー!!」と好感を持ちました。


 その次の日、勉さんは、2009年の北鉄において最初にスマートフォンを持ったため、「すまーと勉(べん)」と呼ばれるようになったのデシタ。

(かくして、キャベツの中で、勉さんはぐぐぐと株が上がりました。)


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 挙げるとキリがないけれど、さりげなく、こういう小ネタがちりばめられて、どの世代も皆違和感なく、すっと感情移入できる脚本を創っているクドカンさん、ブラボー―――!! と心底思ふ。


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 ちなみに、来週から「東京編」になるようだけど、最初の映像はあの三陸の海のままにしてけろ。

 (あれのおかげで、「普通の海がみたい!!」と、遠出をしなくてすむのです。

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