さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

モーセよりも偉大なイエス?

2015-12-10 16:17:54 | Sunday 聖書


『家を造る者が家そのものよりもさらに尊ばれるように、

彼(イエス)は、モーセ以上に、大いなる光栄を受けるにふさわしい者とされた』


(新約聖書・へブル人への手紙 3章3節,口語訳)



 あるとき、友人から、

「そもそも、もし本当に、イエスが『神』であるならば、

 人と比較すること自体が愚かなことではないか?

 それなのに、『モーセよりもすぐれたイエス』などとクリスチャンが言うのは、

 クリスチャン自身が、『神』を自分たちの位置まで貶(おとし)めていないか?」

という貴重なご意見を頂いた。



 ここでいう、モーセと言うのは、いわゆる十戒(じゅっかい)を神から頂いたり、

エジプトから奴隷とされていたイスラエル民族をカナンの地に導いた人で、

ユダヤ教においても、イスラム教においても、キリスト教においても、

有名な預言者である。



 人は、自分たちが知っていることでたとえを言ったり、比較をするわけだが、

なるほど、「モーセ=すごい」という共通観念(前提)がない状態で考えると、

「そもそも、神様を、人と比べて『すごい』」というのは、失礼である」と感じるのも当たり前なことだ。

 いや、そんな前提があろうがなかろうが、

そのように感じてしかるべきではないか、とおしかりを受けるかもしれない。

(それを言ったら、へブル書・・・ごにょごにょごにょ



 さて、それについて、どう考えるべきか示されるのを待っていたところ、

あるとき、面白い(=興味深い)人に会った。

 そこで、この問いについて、聞いてみた。

 すると、その人を通して、こんな答えが返ってきた。

「その通り。

 主(しゅ)と比較して言うのは、(ぞう)と(あり)とを比較するような

 ばかばかしいものだ。



 だが、モーセは律法(りっぽう)を代表する者であり、

 律法は裁(さば)きを意味する。

 その点で、「裁き」より「(イエスによる)赦(ゆる)し」「恵みのほうがはるかに大きい、

 という点で、それを言うことは可能である」。




 なるほど、なるほど、そのように理解することができるのだな、と

新たに勉強になった。

 確かに、『律法はモーセによって与えられ、

恵みとまことはイエス・キリストによって実現した』
(ヨハネ 1章17節)とあり、そして、

 『私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、

 恵みの上にさらに恵みを受けた』
(同上 1章18節)ともある。


(「で?」「だから?」「それを受けて、さらに何かないの?」 と問われると、

「う~~む。マルコ伝12章に出てくるような賢いお返事は、今の私には無理じゃ~!」 と言うしかないf(^^;) )


(故に、このあたりで。そろそろ…)








 勝手ながら、またどうぞよろしくお願いします。



『…確かに、今は恵みの時、今は救いの日です。』

(新約聖書・コリント第2 6章2節)


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エッフェル塔 と 平和の壁

2015-12-10 06:31:33 | ところ変われば

 その日は、16区でルームシェアさせて頂いた日だった。

 ご夫婦が夕方まで不在ということで、地図を見ながら、てくてくと歩いた。

 すると、道すがら、

 コーヒーをがぶ飲みしつつ執筆したバルザックの 博物館があったり、

 ゲルネル橋を渡るとき、元祖・自由の女神像が見えた。

 そのまま

 ロダン美術館に向かう途中、

 シャン・ド・マルス公園を横切るとき、

 不思議なものがあった。


 (2009年撮影)


 冬の寒空の下、半袖短パンで走るおじちゃんが…ではなく、

 各言語で「平和」と描かれた大きなモニュメントが、あった。




(日本語では、「平和」と「和平」の二つの文字が、ガラスに描かれている)


 ところが、そのときの地図には何も書いておらず、

 それが、『世界の平和を祈る壁 Le Mur pour la Paix』というモニュメントだと知ったのは

 かなりあとになってからだった。



 …仲睦まじいカップルと、元気な鳩と 物乞いとが 多かった 一日の ひとコマである。

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古くて新しい橋

2015-12-10 05:31:33 | ところ変われば
 (2009年3月撮影 Paris)


 ポン・ヌフ(Pont Neuf)。

 フランス語で「新しい橋」という名のこの橋は、

 現存するパリの橋で、最も古い橋である。


(位置は、緑の留めピンのあるところ。セーヌ川にかかっている橋)




 10区でルームシェアさせていただいた頃だが、
 どんなふうにここに来たか、覚えていない。

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