『渡り終わると、エリヤはエリシャに言った。
「私はあなたのために何をしようか。
私があなたのところから取り去られる前に、求めなさい。」
すると、エリシャは、
「では、あなたの霊の、二つの分け前が私のものになりますように。」
と言った。』
(旧約聖書・列王記Ⅱ 2章9節)
「私はあなたのために何をしようか。
私があなたのところから取り去られる前に、求めなさい。」
すると、エリシャは、
「では、あなたの霊の、二つの分け前が私のものになりますように。」
と言った。』
(旧約聖書・列王記Ⅱ 2章9節)
エリヤが天に召される。
そのとき、後に残されるエリシャは、それを望んだ。二つの分け前(長子の、2倍の分け前)が、具体的に、どのようなものか、よくわかっていないが、
似た心境を覚えた。
10年前にも、
18年前にも、
6年前にも、5年前にも。
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だから、なのだろうか。
ある日のこと。聖餐式の前に、年配の方から、恐ろしいジョークを言われた。
「そろそろ、キャベツに『外套』 1)を渡さなきゃな」
(・・・め、滅相もない。とんでもないことになります。)
ですが、おこぼれ 2)はください。
【注】
1)旧約聖書・列王記第一 19:16, 19:19 大預言者エリヤがエリシャに外套をかける場面。
2)新約聖書・マタイ15:26-27
イエスが「子のパンを犬に与えることはできない」と言った際の、カナン人の女の返答。