さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

考える○

2007-04-05 23:23:39 | Thursday 生活



考えるキャベツ。



 今日のことだ。

 ベッドに座っているある93歳のおばあさん、
 おなかが少々張っている感じを受ける。
 確かに、以前から便秘がちのお方。
 耳が遠いので、耳元で大きな声で、ゆっくりと話す。
 「おなか。苦しくないですか~」

 おばあさん、
 目を見開いて、こちらに身を乗り出し、
 こう言った。
 「あぁ~~? た・な・か?」

 もう一度、ゆっくり大きく答える。
 「違いますよ。たなかじゃなくて、お~な~か~! おなか、張っている感じはありませんか?」


 両者、瞳を見つめ合う。


 おばあさん、目を大きく見開き、なにやらうなずきつつ、
 「の~な~か? のなか?」
 と、いつも病棟に響く大きな声を、さらに大きくして返答する。

        両者、互いを見つめ合う。

 キャベツ、おばあさんのお腹をぽんぽんと触れつつ、
 「ち~が~い~ま~す~よ(苦笑)
  ここ! おなか。
  おなかの具合はいかが?」



 このとき、おばあさん、耳に手を添え、こちらにもっと寄せつつ聞いてくれたのだ。
 そして、こうおっしゃった。

 「よなか? よなかに何があるの? どこかへ連れてってくれる?」




 ・・・・・コミュニケーションとは、かくも 1)難しい...



【注】
1)かくも:このように

○写真は、オーギュスト・ロダン(François-Auguste-René Rodin:1840~1917年)の「考える人」



むろん、一抹の笑いを添えて。 
 

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ウルトラ

2007-04-02 22:45:50 | Monday ゆかいな言葉たち
 こんばんは! こちら、地元に里帰りしていたキャベツです。

 そういえば、
 中学校にしろ、高校にしろ、その地域ごとに略称や愛称がありますね。
 たとえば、北東北では、
 ハチ高(渋谷のハチ公に非ず…八戸高校)、
 セイ高(青高=青森高校)、
 ヒロタカ(ヒロ高とは地元民は言わないらしい。)
    …あれ、青森東高はなんだろ…、
 シュウ高(秋田高校)、
 モリイチ(盛岡第一高校)

              などなど。

 もちろん、略称のみならず、色んなイメージや思いれもあるもの。

 そんなわけで、今回、久々に八戸に戻ったところ、同じキリスト集会 1)のクリスチャンホーム 2)のお子さんがウ○スラ高校に進学と聞き、不思議な感じを受けたものです。
 私の認識では、ウ○スラといえば女子校の代名詞のようなもの。すぐ隣の男子校同然の高専 3)の男子の武勇伝が時折(ときおり)耳に入っていたり、文化祭の話も聞こえてきましたが、とにかく「女子Only」でした。
 共学になったんだなぁ…と感慨深い。

 して、この数日ほほえましくも目まぐるしい日々ののちに、ふとその話が出たとき、キャベツの口から、

       「ウルトラ高校」

 という名がぽろりと出てきました。

                  m(._.)m    ん?



     ウ○スラがウルトラ…???


 えぇと、ウルトラ○○となりますと、「三分間で終了、自分の星に帰りましょう」。
   清楚(せいそ)で可憐(かれん)な女子校が、パワフル高校に早変わりです。

 たった一文字違いが・・・・・・・・・・・大きい







【今日、トイレにかかっていたみことば】


   主(しゅ) 4)よ。
   まことにあなたはいつくしみ深く、
   赦(ゆる)しに富み、
   あなたを呼び求めるすべての者に、
   恵(めぐ)み豊かであられます。

            (旧約聖書・詩篇86篇5節)




    じんわりと感じつつ・・・おやすみなさい。



【注】
1)キリスト集会:

2)クリスチャンホーム:両親がどちらもクリスチャンの家庭のこと。

3)高専:

4)主:聖書に書かれている天地万物をお造りになった神様のこと。



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