ドラムの日 ドラマー列伝~アメリカン・ハードロック編今日は10月10日。「ドラムの日」です。というわけで、去年にならってドラマー列伝。今年は、アメリカン・ハードロックというところにフォーカスをあてていきたいと思います。ジョーイ......
一年前の記事です。
10月10日はドラムの日ということで、アメリカンハードロック系のドラマーたちを取り上げました。
今回は、ここで取り上げたドラマーたちのそれから一年間の動向について書こうと思います。
ただ、なにぶんベテランが多いので、すでに死亡していたり特に活動していなかったりということもあり、半分ほどにはなってしまいますが。
▲ジョーイ・クレイマーは再びエアロスミスを離脱。その理由は、家族のことに注力するため、だそうです。
バンドのほうは、代理のドラマーを起用し、今夏パンデミックが始まって以来初となるツアーを開始。
しかしこれも、スティーヴン・タイラーが依存症のリハビリを受けるために三か月ほど延期した末のこと。やはり、エアロスミスの面々も、年齢的な問題を考えなければならなくなってきているようです。
▲ボン・ジョヴィは、ウクライナ支援のために動画を公開。
このブログで一度紹介した取り組みStand Up For Ukraine の一環です。
Bon Jovi Performs “We Don’t Run” for Global Citizen - Stand Up For Ukraine
一方ウクライナでは、住民がボン・ジョヴィの
It's My Life
を流しながら土嚢を作っている動画があり、バンドもそれを共有しました。
▲ポイズンは、今夏、再結成モトリー・クルーとともに北米ツアーを敢行。
デフ・レパード、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツも一緒という錚々たる組み合わせで、各バンドのキャリアにおいて最大のものになったということです。
ただし、このツアーのメインはモトリー・クルーとデフ・レパードで、ポイズンとジョーン・ジェットはサポート的な立ち位置。モトリー・クルーとデフ・レパードは今後日本公演も計画しているそうですが、そこにポイズンも加わるかはわかりません。
▲ナラダ・マイケル・ウォルデンは、ジャーニーを脱退。
元記事でも書いたように、そもそも音楽的な傾向にだいぶ違いがあります。80年代あたりのハードロックを好む相互ブロガーさんがいらっしゃるんですが、その方もウォルデンのドラムに対する違和感をブログに書いておられました。やはり、ファンの耳はごまかせないということでしょう。
どうも演奏がしっくりこないというのは本人も感じていたようで……最終的には、軽い心臓発作を起こしたことが決定打となって脱退にいたったそうです。
そして現在のジャーニーでは、かつてドラムを叩いていたディーン・カストロノヴォが復帰しています。
厳密にいうと、カストロノヴォはそれ以前から復帰しており、一時的にダブルドラマー体制になっていました。カストロノヴォ本人は一時的なサポートのつもりでいたようですが、それがいつのまにか正式に復帰という話になっていたとか……これは、ニール・ショーンの周到な計画でしょうか。
また、スティーヴ・ペリーも復帰にむけた話があったようですが……そんな噂がささやかれていた矢先に、彼が商標使用をめぐってジャーニーを訴えるという“事件”がありました。こうなると、復帰は難しいでしょう。
ちなみに、ナラダ・マイケル・ウォルデンは、つい最近ニューシングルを発表しています。
Narada Michael Walden - The Night's Not Over
よくわらかないんですが、これはナラダ本人が歌ってるんでしょうか……
ボン・ジョヴィもそんな感じなんですね……まあ、そもそもキーがかなりの高音だからというのもあるんでしょうけれど。
ナラダは、経歴はすごい人なわけですが、カストロノヴォはそのあたりのこともあまり知らなかったんだそうで……やはり、住む世界がだいぶ違う感じだったんでしょうね。
ジョン ボンジョビも高音はキツくなって来たし・・少し前のlive'n on a prayerを聞いたらサビはコーラスの人が歌ってましたし。
デフレパとモトリーのライブが日本公演やったら行きたいです。
ナラダは私もジャーニーには合わないなって思いました。カストロノヴォの方がロックしてて良いですよね。