香港で民主化運動をしていた周庭(アグネス・チョウ)さんが当局に逮捕されました。
先日中国で制定された“国家安全維持法”によるものです。
この件で、日本でも各界から非難の声があがっています。ツイッターでは
FreeAgnes
というハッシュタグも立てられました。
国安法がいよいよ牙をむきはじめたということで、その標的はアグネスさんだけではありませんが……やはり、“雨傘運動”のスポークスパーソン的な存在として、彼女は香港民主活動の象徴のようになってはいました。彼女がカメラの前で、日本語で語るのを、私たちはこれまで何年も見てきたわけです。そのアグネスさんが逮捕連行されていく映像には、衝撃を禁じ得ません。
自由は当たり前のものではない、意識的に守らなければあっけなく失われてしまう――ということを、実感させられます。
この件ばかりは、国際社会が連帯して中国当局を批判し、状況の改善をはからなければならないでしょう。