稚内での大会参加のことは置いておいて、今回の旅行記を少し書いて見ます。27日、9時に手稲区民センター前から私たち15名にはもったいない大型バスで出発しました。石狩の市役所横の交差点で市橋さんを乗せる。厚田の手前で、9時にやはり出発しているはずの稲穂吟友会の一向が先か後か一寸確認しようと藤村先生に携帯で電話してみた。どうやら我々より少し先を走っているみたい。浜益でトイレタイムを予定していて、入ろうとしたらマイクロバスが一台先に入った。我々の車は道路に止めることになる。何と先に入った車が稲穂吟友会の車だった。ここで私たちの車が先に行くことに為り、小平の鰊番屋で止めないで羽幌まで直行することにした。羽幌の手前で、又藤村先生に電話を入れたら、稲穂は番屋に止めたという。私たちは羽幌の道ノ駅で昼食、お寿司を積み込んでいたので、それを食べ記念写真を撮ったりして12時40分に出発した。手塩に13時40分に到着して20分休憩する。ここで稚内総合文化センタへーに電話を入れて、釜石先生にこれから真っ直ぐ会館に行きリハーサルをやらせてもらえるかどうか確認したらOKでした。手塩からはサロベツ原野を右に、左の海の向こうに利尻富士が見え始める。この道路はオロロンラインといわれ、全く信号も無く快適に車は走る。道路の両側には蝦夷かんぞうの黄色い花がびっしり咲いていて、綺麗だ。利尻富士は頂上に雲が帽子のようにかかって。車の中から何枚か写真を撮りましたが、どんな写真になっているかわからない。昔、車で走ったときは、この道路が無かったはずだ。手塩から稚内まで1時間でした。
真っ直ぐ文化会館に行き、リハーサルをやらせていただきました。終わって16時、すぐ宗谷岬に行くことにしました。私は自分の車で二度行っているのですが、二度とも国道を真っ直ぐ行った。しかし、バスの運転手さんは、途中から山に登り山の上の道路を走ってくれました。驚きました。山の上は、一面牧場なのです。黒毛和牛が沢山草を食べています。遠くには自衛隊のレーダ基地も見えます.素晴らしい眺めでした。宗谷岬の上、大韓航空機の慰霊塔のある広場を見学し、そこから今まで二度来ている場所に下りました。新しく、間宮林蔵の銅像が立てられていました。その見学を終わる頃から霧が迫ってきた。
宗谷岬の見学を終え、稚内市内に向かう。途中、今回のバスから宿から食事から会計まで総て切り盛りしてくれた大野先生が、ホテルや夕食の食事処へ電話で時間の予定を告げていらっしゃった。かなり予定の時間も迫っていたし、このままホテル着かと思っていたら、稚内公園にゆくという。かの有名な氷雪の門の建つ公園です。稚内に入ったときから気になっていた山の上の塔(百年記念塔)、そのすぐ下に公園が有りました。道路が狭く勾配は急で、普通の運転手はしり込みしそうなところでした。有名な氷雪の門を写真に収め、稚内の市街、港を眺め、もつと天気がよければサハリンも見えるのかもしれませんが、残念ながら沖は霧に鎖されていました。
今日は、ここまでにしておきます。この続きは明日。