普天間問題先送り、はじめは5月までに結論を出すといっていたが、社民の要求を入れて期限をつけなかった。そして、2014 年までに普天間の移転を完了させるという。
来年度の予算にキャンプシュワブへの移転予算をつけている。しかし、キャンプシュワブへの移転を約束していない。これから、移転先を探し5月くらいまでに移転先を決定するという。
国内で受け入れるところは無いはずだ。グワムはアメリカが承認しないでしょう。キャンプシュワブももう受け入れることは無いはずだ。そのように今まで沖縄の人にほぼ約束に近い対応をしているのだから、無理でしょう。
どんな隠し球があるのでしょう。キャンプシュワブに落ち着くまでに10数年の取り組みがあってのことで、これから新しい候補地を選び決着させるのにはまた同じような時間を必要とするかもしれないし、それよりも候補地を決めるだけでも不可能に近いはずだ。
その間、普天間はそのまま置かれることになる。沖縄の特に普天間に隣接する住民の不安の解消がまた遠のくことをどう思うのだろう。
今回の期限の延期の事情説明に岡田大臣がアメリカに行こうとしてが、アメリカに拒否された。
新聞の論調のすべてが、批判的だ。対等の立場で話し合うという。日本がそう言って同じテーブルにアメリカが着いてくれる思っているのでしょうか。とにかく、すごい決断をしているのでしょう。下手の考え休むに似たりというが、ただ時間を延ばして、ますます局面を難しくしているようにしか思えない。ただ見守るしかないけれど、5月までにどんな手が打てるのでしょう。