今日の福祉センター詩吟

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」立秋になるとすぐこの歌が浮かぶ。

　今年の立秋は秋とはいえない夏一番の暑さだった。そして今日も。

　この暑さ、きっと参加者が少ないだろうと覚悟して出かけた。教室はやはり少ない。こんなこともあると思い先週やった「山中幽人と対酌す」の歌謡吟「まず一献」を持参していった。それでも始めるときには17名になっていましたからまずまずなのです。

　とにかく、折角用意したのですから、やりました。歌の入った方を二回聞いていただき、カラオケで二回やってみました。二回目には結構皆さん乗ってくれました。

　これで時間を少し使いましたので、独吟、丁度よい時間で終われました。１０分休んで、新しく持参した「汪倫に贈る」を、これは解説をしましたので時間が丁度よくなりました。

　現在男性が６人なのですが、彼らはほとんど休むことはありません。前月の最後の時いらっしゃった、昔、岳心流でやっていたという方、今日改めて私のところへ来て、続けてやりたいと思いますので宜しくお願いしますと挨拶してくれた。

　５月から新入りされたお二人も休まず来てくれる。しばらく新人が増えなかったのに三人新しいメンバーが出来ています。

　福祉センターの詩吟の講師をさせていただいて、もう２１年目の筈です。いろいろの方との出会いがありました。お亡くなりになった方も多い。当時からの方は永井さん一人になっているのだと思います。永井さんと一緒だった村山さん、素晴らしい方でした。最後、日舞に移られましたが、ご主人が病気になられその看病で苦労されている話を聞いていました。そして、ご主人がお亡くなりになって、しばらくしてから、永井さんとお二人で出ていらっしゃった。あの時はうれしかった。また村山さんの素晴らしい吟を聞けると思ったのです。でも、それが最後になりました。直ぐ倒れられ、あっという間にお亡くなりになったのでした。

　北詩連に加盟して、村山さんのことを話したら知っている方がたくさんいらっしゃいました。
　
　　この２０年間に、多くの指導者が、それなりの目算もあってでしょうがいらっしゃった。しかし、それらの先生の所へ引かれていつた方はごく少数で、皆様私を支えてくださいました。

内閣支持率18% 菅さんまだまだ頑張るのだ

アンケートの結果なんて何の意味もない。実績を見てくれ!!!といわんばかりの菅さんの態度だ。いろいろ実績を並べ立てているけれど、国民は認めていないのだ。

　震災復興に一定の目途がついたら問いっているが、何がその目途なのかわからない。赤字国債発行が認められた時点と野党も与党もみとめているみたいだが、菅さんが公言していないのだ。今、花道作りに与野党が一生懸命なのだ。花道を歩いてくれればいいのだけれど。

　昨日証人喚問を提起された、平和の会がらみのお金の問題、是は大変なことだと思う。まず拉致問題は菅内閣ではまったく進まないでしょう。金の問題は無いのかと思っていたけれど、とんでもない、出てきました。先の外国人からの献金問題は返したということで、抑えたかに見えたけれど、その裏にある事実は、民主党の主要幹部何人にも関連するもんだいらしい。

　この災害復興は、大連立で、総動員体制で加速してほしい。何か地方にまかせっきりでスピード感のない復興事業。やらなければならないことが多すぎることもあるけれど、国は何をしているのかわからないような状況でもう５ケ月になる。まだ避難所にいる方も多いのだ。

　産業が海に依存するこの地域の港湾整備、さらには沿岸の地盤沈下に対応しての大変な工事も有る。生活の基盤作り。放射能汚染の除去・・・・私たちには想像も出来ない多くの問題があるのでしょう。だからこそ、国の積極的な対策が待たれる。菅さんが居座るだけ遅れていることになっている。野党が協力しないからと開き直ることは許されない。潔く辞めて、復興を急いでくれと言ったのなら今後の道もあるかもしれないけれど、これですべてを失っているだろう。