紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草、正月に発芽の苗の花

2016-10-01 19:24:26 | 薬草栽培

 「今年の正月、元旦に発芽した苗の花」


 2016、正月に発芽した苗を10本、自宅庭の栽培装置に移植しておいた。
 生憎、装置の設置場所が紫草の生育には不適当であった。
 狭い庭で何とか1㎡程を確保したのだが、生育環境までは考慮できなかった。
 10本の内4本が、何とか開花までこぎ着けた。



 2本は既に分枝を伸ばして開花中だが9月末日から10月1日に、もう2本が開花する。
 雨と曇り日続きで、結実出来るか危ぶまれる。
 葉も大きくて、好天気が続けば良いのだが、日が射さない日が多くなってしまった。
 あだ花になりそうである。
 残りの6本は草丈が伸びず、蕾を付けるまでに生育していない。
 
 この秋の紫根の収穫は止めて、好条件の場所へ移動して、来春後の生育を待って
 収穫する事にしている。
 多年草である故、こんな事も可能である。
 しかし、筒型栽培装置の越冬の方法を考えないとならない。
 当地での厳寒期には、このままで春を待つ訳にはいかないと考える。


    「のぞみあり なんだいおおし あきのくれ」 
コメント
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