「細々と続く発根」
紫草の種に潜む発根の仕組みは、単純では無い。
一定の条件で多くの種が発根して、未発根の種がわずかであれば、
残りは廃棄で終わる。
未発根の種が半分以上もあれば、捨てるのは忍びない。
種が乾いているので前夜水分補給のスプレーをする。
一晩で根がこれだけ伸びた。ちょっと驚きである。
48粒が発根した種である。種の全量は1g 約150粒(小粒)である。
10/16 3粒
10/17 1粒
10/18 10粒
10/19 12粒
10/20 8粒
10/21 6粒
10/22 5粒
10/23 3粒 (前夜 霧をスプレー)
合計 48粒 32% 残量の方が多い(期待値の逆である)
これは、浮種で未熟種も多く、腐敗種も出て廃棄した種も多い
10/6〜18まで1〜2個ので合計15個であった。
10/19から発根が止まり、10/22に水分を補給してやると翌日1粒が発根する。
種の全体量は108粒であったが、沈下種は29粒(パック内で1粒発根)
28粒を砂に播く。
10/17 10
10/18 7
10/19 2
10/20 1
合計 20粒 71% 残量は8粒 この結果は良としたい。
ただ、浮種とした種から16個が発根した事は、浮種検査方法の再検討が必要となった。
「あれこれと てとしなをかえ まよいみち」