紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ苗・茎と根

2021-04-04 15:41:07 | 日記
「苗床・長い茎と長い根に困惑」
朝から雨の予報は外れて夕刻になっても雨は来ない。
耕作中の畑の土は白く乾燥して固くて手が出ない。期待の雨であるのだが・・・。


苗床の発芽苗のポット上げ作業をしてる。双葉を開くと根は既に3cmに達する。
多くの苗の根は土を着けているが、茎の部分には土は着かない。


右端の小さな発芽苗に注目する。
茎の最先端に2mm弱の細い根の生育を認める事ができる。


根は短からず、長からずポットへ上げるにはベストな状態である。

根・茎のどちらかが長過ぎて、ポットへ上げる作業に手間取る。

特に困るのは、茎の長い苗である。普通はあり得ない苗である。
霜柱が長く、深く割れた地中に種が落ち込み、底からの発芽苗である。
ポットへ根だけを挿してと言う訳にはいかない。茎も深々と土の中へ・・・。


更に困るのは、苗床の底に根を置いてきた苗である。
挿し芽?と言う状態である。何処からか根が出てくる事を期待するのみである。
ポットには「根ナシ」のラベル。

    「あめをまち ねのなきなえに のぞみもち」 
コメント
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