紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・栽培畝作り

2022-04-16 19:26:08 | 日記
「早春の畑で畝作りに集中・先週の記録」
今週は予報通りの雨の日が続いている。気温も三月に逆戻りの様相。
先週は暖かい春の日が続いた。畝作りも急ピッチで進行。


地表面から深く土を起こしての作業である。幸いにも大きな石は無かった。
この畝の下にもう1畝を作る予定なのだが・・・5mもの高い土手際になる。


昨年までは、畑には不似合いな塩ビの波板を使って栽培畝を作っていた。
紫根の収穫に余程、手こずった記憶が残っていた故だろう。
今年から全て、この畑の物で間に合わせ不都合な物は持ち込まないつもりである。


地表面から50cmまで掘り起こすのは、一重に紫根の収穫で最先端の細根まで収穫したいが故である。
表土10cmが腐葉土である。これ故に、この畑での栽培に踏み切った。


小石から段々と大きな石、握り拳程の石が出てくる。
紫根は石を抱き込んでしまうので、栽培には向いていない畑とも言える。


春先の草が一面に広がる長閑な風景である。およそ、300坪以上の畑。
しかし、この中に3mを越すブタクサの芽が隠れて、ギシギシも葉を広げて生育中である。
盛夏の頃は、身の丈を越す草で先へ進めない耕作放棄地へと変貌する。


定植を待つ秋苗。根は15cmを越えたであろうか。
かつて、花が咲いてしまった苗を定植した事がある。焦る事はない。
五月初旬に霜が来る様な土地柄である。
しかし、予定ラインまでまでは早く到達したいものである。

    「きはせくが ねころびやすむ はこべくさ」
コメント
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