紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ・種子採取

2022-10-01 19:14:24 | 日本ムラサキ栽培
「神無月に入って本格的な種子採取」
最低気温は連日15℃以下になってきた。好天の続く間に種子採取を終えたいものだ。
数日後には雨予報が続く。


風で煽られた長い分枝、種子のない下部を残して切り取る。

先端部、黒褐色で輝く種子が見える。灰色、茶色、茶褐色の種子が多い。

分枝のカットは種子の無い緑の葉を残す。紫根収穫作業までは数週間かかるので
株の根元から30cm程は緑の葉を残し生育に支障が無いようにする。


切り取った分枝はビニール袋に保管して、葉を乾燥させない様にして1枝1枝手に取って
種子を容器内に落とす。


緑の種子もかなり取り落とす。先端部には緑の種子があるが、硬めの種子は
種子の選別作業中には灰色になって見分けが付かなくなる。勿論発芽可能の種である。


大まかな選別の第一段階である。まだ、小粒や虫食い種子等が一緒である。
最終的には重量比によって、選別の精度を上げる予定。


この畝の種子の収穫はほぼ終了。長い分枝が多かった。
また、種子も大き目な種子が多かった。
切り取った分枝は乾燥させずに、その日の内に枝から取り落とす。
1時間で切り取った一抱えの枝から種子を落とすのは、夜なべ作業となる。
その作業は2時間以上を要する。

種子の販売は下記
染色工房(くるでーはっと) powered by BASE

    「いたむこし やすませまいと たねみのり」
コメント
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