紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2022神無月の日本ムラサキ

2022-10-08 17:10:59 | 日本ムラサキ栽培
「発芽後14ヶ月目・2022産の種子採取」
神無月・種子採取終了。種子の付いた分枝の総量は膨大なものである。
1本から10本、10本から100本、100本から1000本。この倍の数量である。
1本を手に取って、種子のみを落とす作業は不可能で終了とす。


畑にて、ビニールシートを広げて分枝全体を乾燥させる方法に転換。

1株からの分枝は、株にもよるが10本以上になる。
30〜60cmもあり、分枝から別の分枝が伸びて倍々の量となる。


生憎、曇り空から雨が落ちてきた。葉を濡らしてしまったら、後々種子に巻き付く恐れあり。

急遽、切り取った分枝を新聞紙で包み、湿気を吸収して雨避けとする。

日は暮れて、忙しく今夜半の雨予報に備えてブルーシートを纏める。

夜半の雨は小降りで、難なく凌いだ。翌日から、新聞紙の上に分枝を広げる。

畝全体的に、株元の緑を残し(30cm程)種子付き分枝の切り取り作業終了。
1株1株から分枝を切り出す作業は中腰から、しゃがみ腰、膝付き腰となる。
1畝を2〜3日掛けてなんとか終了出来た。
その後、雨の日が続きシートの中を見ていない。

急に冬に近い寒気となり、刈り取った分枝からの種子の収穫は不明となってしまった。
種子落としには、気温上昇か陽射しが欲しい。

「たねとりも やっとのおもい おもいこし」

コメント
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