紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2023日本ムラサキ・室内育苗の生育状況

2023-04-22 20:47:24 | 日本ムラサキ栽培
「卯月下旬の生育に戸惑う」
室内は常時21°C設定である。給水に要注意のみの管理である。
この春苗の葉の様子は?萎れた葉!いつからだろう?即給水!


成育する葉を見ながら供水する。培土が一様では無いので全ポットに給水
する事はない。葉が萎れるのに気付いての給水である。


3〜4時間もすれば萎れた葉も元気な姿となる。兎も角、給水には要注意である。
寒暖差無しで育苗するのは、初めてで定植を前に最低気温12~15°Cの外気に触れさせる必要があろう。
定植は例年5月末で、まだ1ヶ月後。外はまだ、最低気温5°C以下になる。


秋苗はポットをはみ出してしまう。大きなポットに移し替える必要がある。
同時に、そろそろ定植場所を確定して耕作作業に取り掛からなくてはなるまい。


庭先は、建築作業に伴って現状維持とは言っても強く踏み固められてしまった。
2016年に畑を離れた際に2年程、この地を栽培場所として使っている。
2016.5「庭先に紫草の栽培装置をセット」2016年5月のブログ記事一覧-紫草(日本ムラサキ)の記


当時としては、貴重な栽培経験をした場所である。当時、畑からアスパラの株を移したので
その根が縦横に伸びている。硬い地を割ってあちこちにアスパラが出てきた。


畝は幅60cm長さ3m、60本の定植には窮屈か?4m取れればOKか?
まだ、栽培を続けるつもりになった。一時、ムラサキ栽培から完全に身を引くつもりであった。
今までとは、異なった日々を送りたいとも思っていたが・・・・。

ボンヤリの日がやって来た・・・。
残された苗を見て、老いた身には掛け外の無い存在である事に気付いた。
ムラサキを野に放って、どうするのか。無意味な事に気が付いた。

 「みずからを のにおきかえて なえそだて」
コメント (3)
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