紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草の栽培、珍事

2016-07-18 19:27:13 | 薬草栽培

 [栽培装置で蝉が脱皮」

 紫草の栽培装置の4隅には
 支柱を支える為の柱が付けてある。





 その1本に孵化して既に羽も整った蝉が日の出を待っている。



 みんみん蝉であろう。
 昔,子供と脱皮を観察してカメラに収めた事を思い出した。
 
 思いも由らぬ所から地上への道を辿った様だ。




 径13cm の筒道を選んだ訳ではなかろう。
 地上への道に、たまたま栽培装置の筒があったのだろう。
 この苗は昨年晩秋に発芽した、新芽苗で移植後の
 生育が遅れている苗の1つで、多分根には被害はないと思われる。





 因に、この栽培装置で最も生育が早い苗である。
 この筒でなくて良かった。あの大きな穴では根への被害は免れまい。
 草丈は17~8cm に達し、葉が大きいのが特徴である。




 反対に生育の遅い苗で、中央の苗が昨年秋に発芽した新芽苗。
 枯れるかと思ったが、何とか生命は維持している。
 両脇の2本は未発芽種が、この筒で6/23に発芽した苗である。
 
 移植苗の先を危ぶみ,そのままにしてある。
 困った結果になりそうであるが、そのままにして置く。

 朝食後、部屋の窓越にみんみん蝉が飛び立つのを見る。
 1メートル先のブロック塀の蔦の葉陰に飛び移った。
 

   「むらさきを そだてついでに せみとばし」



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