紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2023日本ムラサキ栽培記録・長月

2023-09-02 21:16:48 | 日本ムラサキ栽培
「猛暑に負けず、繁茂する日本ムラサキ」
猛暑日が続く・・・雨は無い、それでも盛んに生育中

伸び続ける分枝には、支柱無しでは始末に負えない。

伸びゆく分枝の途中からまた新たな分枝、先端には2個の白き花。

最長は115cmに達した。兎も角伸び続ける・・・。

問題がない訳では無い、種子の熟成度である。
皆一様に見えていたが、少し注意深く見ると3粒が成育中の種はそれぞれである。


これは、漆黒の種である。完熟なのか・・はたまた完熟手前なのか?

2粒で対照的な様相である。これには困惑??一応灰色から黒に変化したと思われる。

2粒が黒で、その上下が灰色・・?生育順では下も黒であれば納得できるのだが?

灰色の種子が濃くなって行く順を見ると、茶色から褐色へ変化する種子を完熟への生育と見るべきか??
今までずっと、この様な種子の熟成過程は気付かずにいた。
この規模の栽培になって、初めて気が付いた。
種子の採取後の選別にも新たな視点が必要となるかも知れない。
それにしても、当地では例年に無い暑さである。しかも雨が無い、老体には酷な真夏である。

  「あつさぼけ たねみるまなこ めがてんに」


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