紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本むらさき、定植終了

2018-06-11 19:44:39 | 染料栽培
「畑の温室苗を耕作放棄地へ定植して定植作業を終了」
春の気温上昇が例年に無く早く、ムラサキの定植も10日程早く始まった。
No.1〜 No.5 箱型栽培装置 5/21〜6/4 まで掛かった。
通常の畝栽培でなく、タキロン波板を埋め込んでの作業である。
思ったより装置作りに手間を取られた。
最後に耕作放棄地への畝作りは通常の畝であったが、予期せぬ出来事に会う。


残り苗の数を未確認で、畝幅を広げなくてはならなくなったのである。
困った事に大きな石が出てきて、大変な作業となってしまった。
2列から3列千鳥で植えなくては、まだまだ残り苗が出そうである。


苗は既に開花直前になってる。
定植地からの移植作業になってしまった。


未だ先は長い。しかし移植の手順での作業は不明である。
取り敢えず頭頂部を切り落とす。


これはこれで、仕方がない。目的は紫根の収穫である。
また全てが同じ生育過程にある訳ではない。
移植後に負担があれば、更に短くカットしなくてはなるまい。


小さな苗がある。野菜苗と違って間引く事などしない。
小さい程、定植には心配もなく活着率は高い。
6ヶ月も経てばそれなりに大きな紫根に生育する。


前日に水を撒いてダンボールでカバーをして置いた畝である。
定植作業は簡単に済むが、問題は苗間隔である。苗の大小でバラバラになる。
手前南側には小さな苗を植え、3列目には大きな苗になる様に植える。


敷き藁を根元に伏せて乾燥を防ぐ。風除けも考える。
風の強い所で、午後3:00 過ぎには定刻でゴーゴーと吹き荒れる。


この苗と同じに生育した苗を別の場所に定植してある。
自宅温室の苗とは格段の違いで生育中である。


「いまがあり ☘️このいまをいき🍀あきをまつ」



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