紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

彼岸前、ムラサキの発芽

2015-03-18 21:00:26 | ムラサキの栽培
彼岸前、ムラサキの発芽

播種(3/10)後 1週間目に発芽あり!



双葉が開かないから、まだ発芽の兆しという所か?




左の列は3/14に発芽後2週間目を迎えた苗である。

右側2列に播種したが赤玉土を掛けてあるので、発芽種がちょっと見えにくい。

今回は発根後、やはり川砂より軽く殻を持ち上げて芽を出した様子があった。発芽には水分が欠かせない。砂は水を吸うと固く絞まって重くなる、赤玉土はその点隙間だらけで、割合と殻付きの芽を軽く出しているように見える。

この事に気付いたきっかけは、あたかも砂に殻を押さえられたかのように、根を空中に伸ばして、上手く発芽出来ない種を数個確認してからの事である。2/13投稿


奥の列の苗である。元気に双葉から本葉の成長が始まっているが、やはりマイペースでゆっくりタイプがいるものだ。2週間後に発芽を始める種がある。
昨年は播種後10日目でポツポツと発芽の兆しが出て、2週間ではまだ双葉を開く芽は少なかった。

これはやはり前稿紹介した発芽抑制物質の処理をした結果と思われる。


奥に向かって四列はほとんどが発芽して本葉の成長が始まっている。白っぽく病気の様に見えるが砂の色である。葉には霧を吹いて水滴が付いていてハッキリ見えないが発芽後の生育は元気である。日差しもたっぷり与えている。3/20には手前に2列播種予定である。種の準備は既に出来ている。


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