紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ2023・文月の生育

2023-07-01 21:25:18 | 日本ムラサキ栽培
「待ちに待った茎立ち、始まる」
いよいよ念願の茎立ちが始まった。大は大なり、小は小なりに・・・。

立派な物である。サイズはMLBエンジェレスのオオタニ級である。
本葉は既に13枚を数える。13枚目の葉が広がる頃、蕾が見えるかも知れない


これは、地中の害虫ヨトウムシ被害を受けた再生苗で小さいが本葉は10枚程である。
根だけが残り、ここまで再生してきた。5月27日以来5週間で追い付いて来た。


1週間前、手前の苗の右側2枚の葉が地面に垂れて、色も黄み掛かって気になっていた。

1週間後、茎立ちを始めたが、や々心配である。根元を掘って見るが判然としない。
だが、掘った感触では空洞がある様な感じで害虫が通った様な跡かと考えたが不明のまま伏せた。
背景の苗3本も茎立ち、共に背比べとなる。


2本立ちの苗の右側の葉の色が気になる。何のサインであろうか?

同様の2本立ちの苗、窮屈そうな生態だが根は1本なので心配は無い。
これから1ヶ月の生育は、慌てふためく状態もあろう。
共にほぼ同様な生育であれば困惑も無いが、急成長の苗が出ると支柱の世話をしなくてはならない。

苗間隔は共に支え合う想定であったので、隣が遅いと空きを作ってやらねばならない。
既に予定はズレている。

  「かぞえれば こきののこりは あとむつき」

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